ドラマ「ワンダーマン」、ショーランナーが制作の完了を報告─アベンジャーズ古参メンバーを描く物語

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダーマン」のショーランナーを務めるアンドリュー・ゲストさんが、本作のポストプロダクション作業が終了した事を報告しました。

ゲストさんはデスティン・ダニエル・クレットン監督と卓球に興じる写真と共に、編集作業が終了した事を次のように報告。

「私はあまり仕事の写真を投稿しませんが、これは共有しなければなりませんでした。 Skywalker Ranch(ルーカスフィルム本社が入っているスタジオ)で最終ミックスのプレイバックを直接行うのはとても楽しかったです。デスティンが卓球で私の尻を蹴ったにもかかわらず。」

ただしこれを報じた TheCineGeek は「ワンダーマン」がこれで制作完了にも関わらず、配信が 2026年 になるとも伝えています。

今春の決算会見でディズニーのボブ・アイガーCEOは「MCUドラマは年2本程度にしたい」と発言しており、2025年には「デアデビル:ボーン・アゲイン」と「アイアンハート」が控えている事で、言葉通りに取るのであれば「ワンダーマン」を配信する枠は 2026年 までないと言えそうですが、実際にいつ配信されるかは公式発表待ちとなります。

本作は「エコー」と同じマーベル・スポットライトのブランドとなり、他作品を見ていなくとも楽しめる作りになっていると報じられている他、全10話になるとも報道されています。先日は一部出演俳優の役なども判明した事が報じられていました。

コミックではアベンジャーズ古参メンバーであるワンダーマンがどのような形でMCUに登場し、その後どうなっていくのか期待されています。

ドラマ「ワンダーマン」はディズニープラスで配信予定です。

【噂話】ドラマ「ワンダーマン」は全10話で確定か

マーベル・スタジオがドラマ「エコー」に続く2つ目の「スポットライト」として制作中とされているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダーマン」が、全10話の連続ドラマスタイルになると、海外メディア Deadline が報じました。

ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世さんが主演を務める本作は、過去の噂に遡って「ウェアウルフ・バイ・ナイト」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデースペシャル」のような「マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション」として開発されていると報じられていた時期もありましたが、2024年1月には全10話になるとも報じられていました。

今回、大手メディアが同様に報じたことで、本作がホリデースペシャルのような単発ドラマ作品ではなく、連続ドラマである事が確定したと考えて差し支えないようです。

「ワンダーマン」はコミックのアベンジャーズの古参メンバーのひとり、ワンダーマンことサイモン・ウィリアムズを描く作品ですが、「スポットライト」として制作中だとされていることから他作品とのクロスオーバーはあまり期待出来ないかもしれません。

ただし、サイモンが俳優という職業の関係か、「アイアンマン3」や「シャン・チー/テン・リングスの伝説」で俳優のトレヴァー・スラッタリーを演じたベン・キングズレーさんが撮影現場で目撃されていました。配信までにこれらの作品をチェックしておくのもいいかもしれません。

ワンダーマンは「ワンダヴィジョン」の制作室の壁にアートが貼られており、かつてはそこでの登場が検討されていたと考えられます。これもサイモン・ウィリアムズが俳優である事と、「ワンダヴィジョン」はワンダがウェストビューの住人に劇を演じさせていた事が関係しているのかもしれません。

「ワンダーマン」はディズニーやマーベル・スタジオからの発表がない作品ですが、プロデューサーとしてシャン・チーのデスティン・ダニエル・クレットン監督が参加しており、クレットン監督から進捗状況が報告されると言った状況となっていました。

2024年4月時点では撮影も終えて編集作業に入っており、公式に未発表のこのドラマは制作スケジュール的には年内に配信準備が整うと見られていますが、ディズニーの配信スケジュールとしてどこに配置されるかは今後の続報待ちと言った状態になっています。

ソース:Yahya Abdul-Mateen ll To Star & EP Netflix’s ‘Man On Fire’ TV Adaptation; Steven Caple Jr. To Direct

ドラマ「エコー」のバイオレンスな予告が公開、米配信は1日前倒しに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「エコー」より、新たなトレーラーが公開されました。「Rampage」と題された1分の予告では、登場キャラクターたちがタイトルどおり暴れまわる様子が紹介されています。

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動画には最初のトレーラーにも含まれていたキングピンの残虐なシーンなどに加えて、主人公であるエコーの格闘シーンやデアデビルとの対決シーンの新たな映像まで、様々なバイオレンスなシーンが含まれています。

前回同様、デアデビルはコミックの伝統的な赤いスーツを着用しており、黄色いスーツだったドラマ「シーハルク」との前後関係や、赤に変更された経緯も気になる所ですが、これらが「エコー」でわかるのか「デアデビル:ボーン・アゲイン」まで持ち越されるのかは不明です。

「エコー」はMCUの「スポットライト」ブランドの第1弾と設定され、過去作を見ていなくても楽しめる作りになっているとの事。これを見て気に入れば過去作を見ていくというスタイルを公式に推奨する番組となっています。

また、本作はマーベル・スタジオ初のTV-MA指定(成人向けに制作されており17歳以下の子供には不適切とされるレーティング、映画のR指定のようなもの)となっており、予告でもわかるような刺激的なシーンが含まれています。

そしてディズニープラスだけではなく、米Huluでも同時配信される事が発表されていますが、Huluの場合は 2024年4月9日 までの期間限定配信です。今回のトレーラーでは配信が1日早くなる事が明らかになりましたが、米Huluでの終了日も早くなっているのかは不明です。

日本のディズニープラスは先月の時点で日米同時配信としていましたが、今回のスケジュール変更にどう対応するかは記事執筆時点で明らかになっていません。

ドラマ「エコー」は 2024年1月9日 より全5話が一挙配信です。

【ネタバレ注意】ドラマ「エコー」の結末が判明か

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「エコー」の内容の一部が報じられました。物語がどのように始まって、どのように結末を迎え、エコーが次にどこへ向かうのか、ざっくりとした内容が報告されています。

※これより先は「エコー」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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スクーパーの @Cryptic4KQual 氏が投稿した内容によると、「故郷に戻ったエコーは、過去の犯罪を隠しながら、自身のネイティブ・アメリカンのルーツを再発見する。その最中にキングピンに見つかり、、さらに以前の所属組織であるブラック・ナイフ・カルテルが彼らを狙っていることを明らかになった時、過去の因縁が甦る。エコーとキングピンは現状の関係を保留して、生き残るために団結しなければならない。」と導入部を説明しています。

そして結末部分に関して「フィナーレは、エコーがニューヨーク市の私立探偵として事務所を立ち上げ、新たな章に乗り出すところから展開する。最後のシーンは、デアデビルが彼女に新たな事件を持ちかけ、彼女の旅の次の段階への道を切り開き、『デアデビル:ボーン・アゲイン』の物語にシームレスに移行します。」と報告しています。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」にはエコーの登場が噂されていましたが、こういった流れでの再登場が期待されるようです。私立探偵と言えばルーク・ケイジやジェシカ・ジョーンズといったキャラクターとの関係性も気になる所で、「エコー」は「マーベル スポットライト」シリーズとして他作品を見ていなくても楽しめる作品として位置づけられていますが、ラストはしっかりとマーベルの大きな流れに接続されていくようです。

配信スタートまで約一ヶ月、まだ編集可能な時間が残されているため、現時点での真偽とは関係なくこれらの内容が変更される可能性も含んでいますのでご注意ください。

ドラマ「エコー」は 2024年1月10日 に 日米ディズニープラスと米Huluにて全話一挙配信です。

MCUの新ブランド「マーベル スポットライト」発表、第1弾はドラマ「エコー」

マーベル・エンターテイメントがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の新ブランド「Marvel Spotlight」を発表しました。「ワンショット」、「アッセンブル」、「スペシャルプレゼンテーション」に続くこのブランドは、オクラホマ州デュラントで開催されたチョクトーネイションにて初公開となりました。

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イベントにはシドニー・フリーランド監督が登場し、自身の最新作となる「エコー」の最初の2話が現地で上映されたと言います。

監督は主人公マヤ・ロペスがチョクトー族である事を強調し、「『エコー』を初公開できるのはとてもエキサイティングだし、チョクトー・ネイションでこの上映会を行うことは私にとって非常に意味のあることです。私たちが最も興奮していることの 1 つは、本格的でエキサイティングな方法でチョクトー文化を描写できることです。」と語りました。

また、このイベントで「エコー」が「マーベル スポットライト」の第1弾となる事が発表。

ストリーミング部門の責任者ブラッド・ウィンダーバウム氏は、このブランドはコミックのスポットライトシリーズと同様に、他作品を見る必要なく楽しめるものだと説明しました。

「エコー」の場合は 、より大きな MCU の継続性よりもストリートレベルの物語に焦点を当てています。コミックファンが『ゴーストライダー スポットライト』のコミックを楽しむために『アベンジャーズ』や『ファンタスティック・フォー』を読む必要がなかったのと同じように、MCUの視聴者もマヤの物語で何が起こっているのかを理解するために他のマーベルシリーズを見ておく必要はありません。

すべてのタイトルに関連性があるのが売りのひとつだったMCUですが、映画とドラマをあわせて50作品を超えるシリーズになった今、その特徴自体が新規ファンが増えにくくなったり、いわゆるスーパーヒーロー疲れの要因ともなっていました。

今後は「マーベル スポットライト」がつけられた作品はそれ単体で楽しめる作品である事が事前にわかるようになり、その第1弾が「エコー」となるようです。

ドラマ「エコー」は 2024年1月10日 に 米ディズニープラスと米Huluにて全話一挙配信です。