映画「サンダーボルツ*」、初期の脚本家が「タスクマスターの話は当初と全然違う」、さらに没になったPCSについて明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」あるいは「*ニュー・アベンジャーズ」の初期の脚本を担当したエリック・ピアソンさんが、海外メディア Polygon とのインタビューの中で、タスクマスターの物語が大きく変更された事について言及しました。

※これより先は「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

ピアソンさんは「タスクマスターが死ぬとは知らなかった。」と前置きした上で、彼が書いた脚本ではタスクマスターとゴーストが大きなサブプロットとして準備されており、二人が絆を深めていくものであったと明かしました。

「研究所で育ち、上からそのように支配されてきた人間同士、二人は非常に容易かつ自然に友情を育むだろうと感じていました。」とピアソンさんは説明しています。

過去作で研究の事故による能力を手に入れたエイヴァはその後、S.H.I.E.L.D.の暗殺任務を遂行するエージェントに。一方でアントニアは事故のあと父親に改造され、レッドルームで暗殺者として訓練され、任務についていた事が描かれていました。

「エイヴァはタスクマスターよりも早く自立を勝ち取ったため、いわば姉御肌で、タスクマスターに『自由になって自分らしく生きるにはどうすればいいか』を教えるような存在でした。」と語り、タスクマスターがチームに加わることで、他のキャラクターたちのメロドラマや自己憐憫に時折寄り添うことができるのも気に入っていたと明かしました。

「金庫室にいる全員が、とてつもない悲劇を経験してきたんです。でも、彼女(タスクマスター)はまさに究極の悲劇でした。昔の悲劇ランキングでは、彼女はトップに君臨していて、他の人物たちは、誰もその列から外れることはできませんでした。『私の方があなたよりひどい目に遭った』なんて言えなかったからです」

ピアソンさんはタスクマスターをグループの中で最も非論理的で、暴走する人物として描いていたとも。彼は、タスクマスターがジョン・ウォーカーを殺そうとし、ヴァレンティーナによって金庫室に送られたことを皆が悟った後もなお彼を殺そうとし続けるという、繰り返し登場するジョークを書いたと言います。

彼女の記憶喪失と並外れた能力を考えると、オリジナルのアベンジャーズではハルクに似た役割を与えていたようですが、結局タスクマスターの物語は友人となったボブが最後に悪役になるというメインプロットと似ていたため削除されたのではないかと、ピアソンさんは推測しています。

「それが彼女を映画から外したもう一つの理由かもしれません。ボブも明らかに記憶障害を抱えており、それが彼のキャラクターの大きな部分を占めていたのですから。」

今回の報道は、スクーパーの以前の主張がほとんど実際にそうだったことを認めているようでもあります。

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また、ScreenRant とのインタビューでは当初計画していたポストクレジットシーンについて言及。

「かなり前に書かれたバージョンでは、黒幕が設定されていました。バロン・ジモが刑務所か何かから糸を引いていると明かすポストクレジットシーンがありました。想像していただけかもしれないけど、ジモが脱獄して誰かと場所が入れ替わって――もしかしたらヴァレンティーナの助手とか――ウィドウのマスクを被って動いているというバージョンもあったような気がします。」

メルが投獄されて代わりにジモが出てくるプランも検討されていたようです。

「でも、あのアイデアは一度だけ試してみて、消えてしまったんだと思います。わざと方向転換していると思われることもあるけど、『いや、ジモは別のストーリーバージョンにも欠かせない存在だということは分かっている』って感じでした。彼はストーリーをまとめる上で重要な役割を果たしているのに、私たちの設定自体が、その必要性を否定してしまったんです」

「でも、私たちはいつもコミックのことを思い出します。『もしバロン・ジモをうまく登場させる方法があるなら、絶対に登場させるべきだ』という議論が常にありました。でも、私たちが伝えたい、そして愛したこの物語では、エレーナが中心人物で、登場人物全員がエレーナを通して道を見つけていくんです。それにボブも登場させる予定だったので、ボブとジモは合わないんです。ただの羽のある魚にはしたくなかったんです。」とジモを断念した理由について語りました。

ジモは「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で再びラフトに収監されたあと、音沙汰がない状態が続いています。

サンダーボルツが実際にはニュー・アベンジャーズである事が発表されたあと、コミックのサンダーボルツのリーダーを務めた経歴のあるジモとサディアス・ロスの二人が同時期にラフトにいる事に。彼らが次のサンダーボルツとして刑務所から出てくる可能性があるのか、今後の展開に注目です。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年5月2日 より劇場公開中です。

ソース:Thunderbolts*’ writer didn’t know Marvel cut his Taskmaster arc until he saw the movie , Baron Zemo Was Originally In Thunderbolts* – MCU Writer Reveals Why The Marvel Character Wasn’t In The Movie

映画「サンダーボルツ*」、脚本家が削除されたメンバーについて明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」の初期の脚本を手掛けたエリック・ピアソンさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューで、初期バージョンの脚本内容について言及し、実現しなかった要素を明かしました。

エリック・ピアソンさんはサンダーボルツのチームメンバーについて、「私が頼んだのに実現しなかったキャラはほとんどいないと思います。レッドハルクを悪役にしたいと思った時もありましたが、これは(マーベル・スタジオに)『ダメだ』と言われました。」と明かしました。

もちろんこれは「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のヴィランに設定されていたからで、連続して同じヴィランが別作品に出る展開を用意することは出来なかったようです。

「最初はイライラしましたが、今は嬉しいです。セントリーは(悪役に)まさにうってつけです。自分がうまくやれると思ったのに、できないと言われると、イライラしてしまいますからね。」と、レッドハルクの代わりとなったヴィランの登場を称賛しました。

また、「バッキーが関与しなかったドラフトが1、2回あったし、ビル・フォスターが関与したドラフトも1、2回ありました。」と言います。

「ビルはエイヴァ(ゴースト)の養父として、カメオ出演以上の大きな役割で登場し、ゴライアスのような瞬間を迎え、終盤でチームに加わる展開でした。」とコミックを再現するシーンを予定していた事を明かし、「二人の老人(ビルとアレクセイ)には何か特別な何かがあったと思います。彼らは父親というわけではないのですが、父親のような振る舞いをしていました。」とアレクセイとエレーナ、ビルとエイヴァのふたつの偽の父娘が描かれる予定だった事を明かしました。

「なぜそれがカットされたのかは忘れてしまいましたが、おそらくビルは他の登場人物たちと同じようなトラウマを抱えていなかったからでしょう。それが共通のテーマだったのです」

2024年になってすぐ、出演者情報としてビル・フォスターを演じるローレンス・フィッシュバーンさんの名前が報道されていましたが、結局これはその当時の脚本内容に基づいて正しい情報だったという事になるようです。

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さらに、「ジェイク(監督)はマンシングの導入にとても乗り気でした。もう1人はジモでした。『ジモをそこに入れよう』と。私たちはそのことについて何度も話し合いました。『観客にあのキャラクターを登場させないとか、監督が使いたいと思っていたあのキャラクターを登場させないとか』とは考えませんでした。むしろ『話し合って、私たちが伝えようとしている物語を壊さない方法を見つけよう』という感じでした」と、マンシング登場については以前に監督自身が話していましたが、コミックのサンダーボルツのリーダーであるバロン・ジモを登場させるプランもあった事を認めました。

彼もMCUにおいてヴィランを務めていますが、ビル・フォスターとは違って意味で、最終的なチームメンバーとは異なる色を持つキャラクターでした。

「私にとって非常に重要だったのは、DCの『スーサイド・スクワッド』の焼き直しではないストーリーを見つけられたことです。最近『スーサイド・スクワッド』の映画が2本公開されましたが、『さあ、チームを組むぞ』なんて展開にはしたくなかったんです。ストーリーが悪いという意味ではなく、観客が馴染み過ぎたストーリーだからです。観客は『ああ、このストーリーの流れはよく知ってる』と言うんです。」

マンシングは、ヴァレンティーナが処分しようとしていたエージェントか証拠か… 彼は本当に予測不可能な生き物です。どうにも腑に落ちなくて、納得のいく展開が思いつかなかったんです。マンシングを見ると、『一体何だ?』って思うでしょう。ボブも『一体何だ?』って感じでした。ボブを演じるとなると、なぜこの普通の男と沼の怪物が一緒にいるんだろう? ボブではなく沼の怪物に多くの時間を費やすことになります。ボブが目を覚ましてから、自分が宇宙最強の存在だと悟るまでの時間を有効活用するために、ボブには多くの注目を集める必要がありました。」

マンシングの投入は単純にいい設定が思い浮かばなかった事と、未知のモンスターと成り果てた彼の説明を要する事になり、その分ボブに割く時間が減少せざるを得なくなるというシンプルな問題が原因で計画は断念されたようです。

いずれも興味をそそるようなキャラクタープランでしたが、映画が現在高評価を獲得している事を考えると、結果的にこのバージョンで良かったと言えるのかもしれません。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 より劇場公開中です。

ソース:Thunderbolts* Nearly Included Zemo, Goliath, and Red Hulk (Exclusive)

映画「サンダーボルツ*」、ジモの不在について監督が語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」のジェイク・シュライアー監督が、コミックでチームリーダーを務めるバロン・ジモの不在について、海外メディア Dexerto とのインタビューで語っています。

シュライアー監督は「私が最初に読んだ草稿の段階から、そのような記述は一切ありませんでした。それ以降、登場人物に多少の変化はありましたが、それほど大きな変化ではありません。バロン・ジモはずっと登場していませんでした。」と、最初からMCU版のサンダーボルツには含まれていなかった事を明かしました。

「インターネットの一部では、このことにあまり満足していない人がいることは承知しています。」と監督は言います。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で再び逮捕されたバロン・ジモをコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌが釈放し、チームのリーダーに据えるのではないかとも考えられていましたが、映画の公開直前になって、ジモの不在が公式に認められる形となりました。

「ネット上には、悪役がヒーローのふりをする『サンダーボルツ』の初期のコミック版のような展開を望んでいる人がいると知っています。私たちの映画は、ある意味ではその考えを尊重しつつも、別の角度からアプローチすることを意図していると思います。」と監督は説明しました。

コミックのサンダーボルツはヒーローに偽装したヴィランチームとして始まり、バロン・ジモがリーダーを務めていました。シビル・ウォーに際してグリーン・ゴブリン/ノーマン・オズボーンがリーダーになった際のチームメンバーにはブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフ、タスクマスター、ゴーストが参加しており、これがMCU版に最も近いメンバーに見えますがタスクマスターとゴーストはそもそもコミックとは全く違うキャラクターになっています。

その後もリーダー、メンバーともに総入れ替えを繰り返しながら何度も生まれ変わりました。キングピン/ウィルソン・フィスクがニューヨークで自警活動を禁止した際に、それを取り締まるために結成したのもサンダーボルツで、ライノやクレイヴン・ザ・ハンター、ドクター・オクトパスなどのヴィランが起用されました。MCUの「デアデビル:ボーン・アゲイン」ではサンダーボルツの代わりにA.V.T.F.(アンチ・ヴィジランテ・タスク・フォース)と言う名の不良警官の寄せ集めチームとなりました。

ジモがチームリーダーの役を獲得出来なかった事で、彼の物語はどこへ続いていく事になるのでしょうか。

MCUでジモを演じてきたダニエル・ブリュールさんは 2023年12月 のインタビューで「サンダーボルツ*」のオファーが来ていない事を明かしつつ、再演の意欲があると語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-daniel-brhl-addresses-baron-zemo-rumor/”]

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

ソース:Thunderbolts director breaks silence on Baron Zemo’s absence in Marvel movie

ダニエル・ブリュールさんがバロン・ジモ再演について「まだ死んでません」と語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」やドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でバロン・ジモを演じたダニエル・ブリュールさんが、海外メディア ScreenRant とのインタビューで、今後のMCU再登場の可能性について語りました。

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ジモ再演について質問されたダニエル・ブリュールさんは次のように述べています。

私にとっては問題ありません。待てますから。(笑)私はとても我慢強い男です。いや、そうじゃないけど、面白いんですよね。待っている間に『ザ・フランチャイズ』というドラマを撮り終えたんですが、これはスーパーヒーローの世界を風刺した作品なんです。だから、言ってみれば立場を変えて楽しむことができました。でも、マーベルのことを考えると、彼らはユーモアのセンスがあるので、私と同じようにそれを面白がってくれると思います。そして、どうなるか分かりませんが、私はまだ死んでいませんし、自分がMCUに戻る事にとても自信があります。

コミックのバロン・ジモを考えるとサンダーボルツは大きな関連があるチームですが、MCUのジモはコミックから多くのことが改変されているため、現状では映画「サンダーボルツ*」に登場する可能性はあまり高くないと見られています。

しかし先月、「サンダーボルツ*」の撮影現場で監獄の一部と見られるセットが判明し、ジモと関係があるのではないかと考えるファンもいます。

なお、ブリュールさんは昨年末のインタビューで再演の意思がある事を認めつつ、「サンダーボルツ*」への出演依頼はないと語っていました。

ジモのキャラクター的には「キャプテン・アメリカ」シリーズや「サンダーボルツ*」のような作品がフィットしそうですが、次の登場はいったいどの作品となるのでしょうか。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」はディズニープラスで配信中です。

ソース:“I’m Still Not Dead”: Captain America Actor Is Very Confident His Villain Will Return Despite Phase 5 Absence

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映画「サンダーボルツ」でのバロン・ジモ再登場の噂にダニエル・ブリュールさんが言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」や映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でジモを演じたダニエル・ブリュールさんが、海外メディア ScreenRant とのインタビューで、現在開発中の映画「サンダーボルツ」での再登場の噂について言及しました。

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「サンダーボルツ」でのジモ再演の噂について質問されたダニエル・ブリュールさんは、「まだ彼らは私を探していないようですよ。」とオファーが来ていない事を明かしつつ、「しかしユーモアのセンスがある人がいるとしたら、それはマーベルであり、ケヴィン・ファイギでしょうね。」と「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」や「シビル・ウォー」を振り返ってスタジオを称賛しました。

そして自身が演じたジモについて、「ドラマでは意外な一面もあってよかったと思います。2回目のジモではキャラクターのユーモアのセンスを探求するよう言われていたのですが、それはとても楽しい事でした。繰り返しますが、ドラマ出演はサプライズでした。私は人々を驚かせるよう招待されました。だから、もし彼が再び現れたら、この頭の悪い男が今回何をしようとしているのか、よく考えてみる必要があると思います。ですから、もし適切な機会が来たら、私は当然ノーとは言いません。」と噂は否定しつつも再演については意欲がある事を示しました。

コミックのサンダーボルツはバロン・ジモがチームを率いるバージョンが存在する事から、MCU版の「サンダーボルツ」の発表直後からジモの復活について、ダニエル・ブリュールさんはインタビューを受けていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-zemo-daniel-bruhl-interview/”]

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に出演し、「サンダーボルツ」にも出演するジョン・ウォーカー役のワイアット・ラッセルさんは最近のインタビューで新作映画について「これまでのマーベル映画とは一線を画す」と評していますが、どのような物語となるのか、ジモの登場の余地があるのかどうか、続報を待つ必要があります。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」はディズニープラスで配信中、映画「サンダーボルツ」は 2025年7月25日 米国にて劇場公開予定です。

ソース:Marvel Actor Discusses Making TV Show That Mocks The MCU & Predicts Kevin Feige’s Reaction

ジモ不在の映画「サンダーボルツ」について、ダニエル・ブリュールさんは「僕は死んでいない」と語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」が先日開催された D23 Expo 2022 で発表され、メインキャラのアートが公開されましたが、コミックで鍵を握っているキャラクターであるジモが含まれていませんでした。MCUでジモを演じているダニエル・ブリュールさんが海外メディア RadioTimes とのインタビューに応じ、この事について言及しました。

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キャストリストに含まれていなかった事について説明できますかという質問に対し、ダニエル・ブリュールさんは「出来たとしても・・・・言えません」と答えました。そして、「唯一言える事は、みなさんご存知だと思いますが、僕は死んではいません!」と付け加えました。

ジモは映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」に登場し、家族を失ったことをアベンジャーズのせいだとして復讐劇を繰り広げました。その後は、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に再登場し、超人血清及び超人の排除を試みていました。ドラマ終盤ではアヨたちドーラ・ミラージュに捕らえられラフト刑務所に移送されましたが、獄中から執事のエズニックを使ってフラッグスマッシャーズたちの後始末を果たしました。

ジモがサンダーボルツに加入するためには次のような問題点があります。

MCU版のジモは超人嫌いという要素が追加されているため、スーパーヒーローやスーパーヴィランと手を組むためには相応の理由が必要になってきます。「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でのジモは超人血清を始末するという目論見を持っていたため一時的に行動を共にしていましたが、今のところサンダーボルツの結成理由や行動理念、目的等がはっきりとしておらず、それに伴ってジモがチームに入る理由も考えられない状態にあるようです。

ただし、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でジモはウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズの事を認め始めていたため、バッキーの説得に応じる可能性は残されているようです。

一方でチームメンバーとしてではなく、ヴィランや第3勢力としての登場の可能性は大いに残されていると言えそうです。

現状ではMCUのお決まり通り、「何も言えない」ということですが、果たしてジモは映画に登場するのでしょうか?

映画「サンダーボルツ」は 2024年7月26日 米国公開予定です。

ソース:Marvel’s Daniel Brühl on Thunderbolts absence: ‘Zemo’s not dead’

ヴィランチームを描く映画「サンダーボルツ」の監督の名前が報じられる

マーベル・スタジオが計画中とされている噂のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」の監督が決まったと、海外メディア Deadline が報じました。本作は公式の制作発表のないタイトルですが、MCUにはメンバーとなり得るキャラクターが揃い始めており、少しずつ現実味を帯び始めているようです。

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記事によると、ジェイク・シュライアー監督がこの数週間の間に行ったプレゼンがスタジオ幹部に衝撃を与え、起用が決まったと伝えています。また、脚本として映画「ブラックウィドウ」(2021年)のエリック・ピアソンさんの名前も挙げています。

サンダーボルツはコミックにおいてメンバー入れ替えの激しいチームでありながら、さらに同名チームがあるという非常にややこしいチーム。

ひとつはバロン・ジモ率いるサンダーボルツで、ヴィランチームのマスター・オブ・イービルを母体として、ジモが市民を信用させるために偽りのヒーロー活動を行っていました。しかしながら活動中にメンバーの数名が実際にヒーローを目指すようになり、ジモは追い出されました。

もうひとつはサディアス・”サンダーボルト”・ロス将軍が率いるサンダーボルツ。更生余地のないターゲットを無慈悲に排除するチームで、エージェント・ヴェノム、デッドプール、エレクトラ、パニッシャーなどが処刑人として参加していました。

その後もウィンター・ソルジャー率いる新たなサンダーボルツや、現行コミックではホークアイがリーダーとなり、モニカ・ランボーやアメリカ・チャベスを率いたニューヨーク公認のヒーローチームとなったサンダーボルツが描かれています。

DeadlineはMCU版のサンダーボルツとして、バロン・ジモ、エレーナ・ベロワ、ゴースト、タスクマスター、アボミネーション、U.S.エージェント、ウィンター・ソルジャーがメンバーとなる可能性を指摘しています。

MCUでは長年ロス将軍(後に長官)を演じていたウィリアム・ハートさんが2022年3月に逝去されたため、ロス将軍のサンダーボルツを描くという選択肢はほぼ残されていないようです。

コンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがメンバーを集めていたのはやはりサンダーボルツという事になるのでしょうか?

今後の情報には要注目です。

ソース:Marvel’s ‘Thunderbolts’ Movie Taps Jake Schreier As Director

マーベルがドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のジモのダンスのロングバージョンを公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のエピソード3で行われたジモのダンスシーンのロングバージョンの動画が、マーベル公式Youtubeチャンネルにて公開されました。

配信直後からネットを中心に話題となったジモのダンスシーンについて、俳優のダニエル・ブリュールさんは EW との先日のインタビューで「アドリブで踊りましたが100%カットされると思っていました。ダンスシーンはもっとありました」と回答して以来、ネット上では更に加熱し、#ReleaseTheZemoCut のハッシュタグが用いられてもっと見たいというファンの声が上がっていました。

今回はマーベルがファンの声に応じた形で1時間の耐久動画として公開される事になり、動画公開から記事執筆時点で24時間経っていませんが45万再生と7.5万いいねを超えて来ています。

コミカルな一面を見せてくれたジモですが、物語的には少なくとも元ヴィランであり、本作でも既にネイゲル博士を撃った要注意人物。まだまだ彼の行動から目を離すことは出来ません。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第4話は 2021年4月9日(金)16時より ディズニープラスで配信です。

映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」よりバロン・ジモの未使用コンセプトアートが公開

映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016年)から「ヘルムート・ジモ」の未使用に終わったコンセプトアートが公開されました。マーベル・スタジオのビジュアル開発責任者であるアンディ・パークさんがInstagramにて公開し、コミックでの姿を想定された紫のマスクが特徴的となっています。

パークさんは投稿にて「これは映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のために私が描いたバロン・ジモの別のコンセプトデザインです」とコメントを添えています。

コミックのバロン・ヘルムート・ジモは父親である初代バロン・ジモことハインリヒと2代に渡るキャプテン・アメリカのヴィランでした。

ヘルムート・ジモはディズニープラスで配信予定のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に再登場することがわかっており、コミック同様の紫のマスクを装着すると言われています。