マッツ・ミケルセンさんが出演作の中で「ドクター・ストレンジが一番楽しかった」─MCU復帰に意欲を示す

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ」でヴィランのカエシリウスを演じたマッツ・ミケルセンさんが、海外メディア Business Insider とのインタビューで、MCU復帰の意思がある事を認めました。

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ロバート・ダウニー・ジュニアさんやマーク・ラファロさんらが「マーベルの脚本を理解するのに苦労する事があった」とコメントをしていた事を受けて、「ドクター・ストレンジ」の苦労話について質問されたミケルセンさんは次のように語りました。

「ドクター・ストレンジ」でも、ある程度はそうでした。というのも、これはサイケデリックなグラフィック・ノベルから生まれた作品だからです。だから、ある次元から別の次元に行くということは、私たちが頭を働かせなければならないことでした。幸運なことに、壁に美しいイメージやグラフィックが描かれていたので、そのイメージをつかむことができました。

映画の内容に関しては、迷いはなかったと思います。とてもしっかりした脚本でしたが、最近の作品を観ると、観客として「うわっ。あれは誰だ?どこから来たんだ?」となります。

続いて「あなたはマーベル、インディ・ジョーンズ、スター・ウォーズ、ジェームズ・ボンドなど、史上最高額の10億ドル映画シリーズのほとんどに出演しています。撮影現場で最も楽しかったのはどれですか?最も楽しかったものはどれですか?」と質問されると、ドクター・ストレンジが一番であると回答しました。

全部好き。一番楽しかったのは「ドクター・ストレンジ」に違いありません。なぜなら、魔法とカンフーという、大好きな 2 つのことをすることができたからです。

さらにこれらのフランチャイズのどれに戻りたいか質問されると、「ドクター・ストレンジに戻りたいですね。でも私はどの作品でも死ぬ傾向にあるので、難しいでしょうね」とコメントしました。

マッツ・ミケルセンさんは今回のインタビューで「ドクター・ストレンジ」とカエシリウスに対する愛着を見せていましたが、2023年後半には「ファンタスティック・フォー」で別の役を交渉中だとも報じられていました。

MCUで新たな役に挑戦する事になるのか、それともカエシリウスが変異体としてマルチバースを経由して再登場する事になるのか、そもそもそのような計画が実在するのかと言ったことも含めて、続報に期待となっています。

ソース:Mads Mikkelsen loves to be your villain

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の削除シーンのコンセプトアートが公開

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオによるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の新たなコンセプトアートが公開されました。アーティストのジョシュ・ニッツィさんが自身の Instagram にて公開しています。

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ニッツィさんは「ノー・ウェイ・ホームでのマルチバースチェイスのギャグの可能性だったひとつ」と称して、「アメイジング・スパイダーマン2」の世界で起こる予定だったシーンのアートを公開。

アンドリュー・ガーフィールドさんのスパイダーマンとエレクトラの戦いの脇でドクター・ストレンジが大道芸人と間違われるシーンが考案されていたようです。

「ノー・ウェイ・ホーム」ではトビー・マグワイアさんとアンドリュー・ガーフィールドさんが演じるスパイダーマンがトム・ホランドさんのピーターがいる神聖時間軸に来訪してきましたが、もともとはドクター・ストレンジたちが向こうへ行く計画だった事が以前に明かされています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-nwh-new-art-revealed/”]

本作は新型コロナウイルスのパンデミックの多大な影響を被った作品で、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」との映画公開の順番が入れ替わった事も影響し、多くの変更を受ける事となりました。

これまでにも没になったアートが多数公開されてきましたが、まだまだファンが知らない世界が眠っているのかもしれません。

【噂話】「ミッドナイト・サンズ」実写化計画は依然として進行中

マーベル・スタジオがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)として「ミッドナイト・サンズ」の実写化を計画しているという噂が現在も進行中であると、海外メディア Cosmic Circus が報じました。最初の噂は2021年に報じられ、その後はゲーム化などもあったチームですが、実写化の話はほとんど表面化していませんでした。

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[nlink url=”https://mavesoku.com/rumor-mcu-midnight-sons/”]

記事によると、マーベルは今後の数フェーズで超自然的な世界の探求を熱心に開発する世界のひとつとしているとの事で、「ミッドナイト・サンズ」の関連プロジェクトとして次のような作品が重要なコンポーネントになっているとしています。

  • ブレイド
  • アイアンハート
  • マーベル・ゾンビーズ
  • ムーンナイト シーズン2
  • ウェアウルフ・バイ・ナイト 続編
  • その他未発表プロジェクト

これらのプロジェクトは人類に対する未知の世界の重大な脅威に対するスーパーナチュラル・ヒーローチームとしてミッドナイト・サンズを誕生させる事を目的としているようです。

現状でミッドナイト・サンズはリリスまたはメフィストを最初のボスとして設定しているとの事で、チームリーダーとしてはブレイドまたは現ソーサラー・スプリームのウォンが検討されていると報告しています。

以前の報告ではコミックと同様にドクター・ストレンジが中心となるとも報じられていましたが、2023年の現時点ではそうではなくウォンに比重が大きく傾いているようです。

実写版「ミッドナイト・サンズ」の時期については不明ですが、ドクター・ストレンジは「ドクター・ストレンジ3」でインカージョン阻止のために再度マルチバースやダークディメンションへと旅に出かける事が想定されており、ストレンジとウォンがそれぞれ分かれて別の問題に対処していくという事なのでしょうか。

いずれにしても今回、ミッドナイト・サンズの関連プロジェクトとして紹介された作品は何一つ劇場公開、あるいはディズニープラス配信されていないものであり、その片鱗を垣間見る事さえ出来ていません。実際にチームがスクリーン上に揃うまでにはまだまだ時間がかかると考えられそうです。

ムーンナイトを演じたオスカー・アイザックさんは「アベンジャーズよりもミッドナイト・サンズに興味がある」と発言しており、「ムーンナイト」シーズン2でチーム結成に向けた何かが展開していく事に期待です。

ソース:Exclusive: Marvel Studios’ Next Story Arcs

マーベル、スパイダーマンとドクター・ストレンジの権利を巡る法廷闘争が和解へ

マーベルが、スパイダーマンとドクター・ストレンジのフランチャイズキャラクターの権利をめぐる法廷闘争で和解合意に達したと、海外メディア Comicbook.com が報じています。 この訴訟に関する新たな報道の中で、マーベルは今週、コミック原作者スティーブ・ディッコ氏の会社および財産を代表する弁護士らと合意に達し、2021年に遡る広範な法的異議申し立てに終止符が打たれることになりました。

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この争いはマーベルとディッコ氏の遺族との間で、アイアンマン、スパイダーマン、デアデビル、キャプテン・アメリカ、ソー、ブラックウィドウ、ハルク、ドクター・ストレンジなどの権利の争奪戦となっていました。 

今年6月、ディッコ氏の財産に関する部分を除いて、訴訟のほとんどが和解していました。法的異議申し立ての最後の部分は継続され、それぞれの代理人弁護士が議論を続けていました。

今回の和解により、マーベルはキャラクターの権利に関する問題をようやく完全に解決したと言います。ディッコ氏の財産は、それぞれスパイダーマンとドクター・ストレンジの初登場となった2つの漫画タイトルである「アメイジング・ファンタジー」と「ストレンジ・テイルズ」の出版権をめぐって保留。マーベルとディッコ氏の遺産管理団体が合意した条件については何も語られておらず、それは「友好的な和解」であり、「偏見を伴う解雇の条項が今後数週間以内に提出されることが期待できる」とだけ述べられています。 

この問題は実写映画化やアニメ化などのプロジェクトが登場する以前のコミック全盛期時代の古い契約に基づいていた事が原因で、似たような問題として、ストリーミング時代に配信上での売上が古いクリエイターたちにまったく還元されていない事などが、今年の WGA や SAG-AFTRA のストライキの問題の一つとして争点となっていました。

ソース:Marvel Settles Legal Battle For Spider-Man & Doctor Strange Rights

「ファンタスティック・フォー」ドクター・ドゥーム役の新たな候補にマッツ・ミケルセンさんの名が報じられる

マーベル・スタジオが開発中の映画「ファンタスティック・フォー」への登場が期待されているドクター・ドゥーム役に、マッツ・ミケルセンさんが交渉の席についていると、評論家のジョン・カンペア氏が報告しています。

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氏によると実際に話し合いが行われているという事で、ドゥーム役の有力候補の一人としてマッツ・ミケルセンさんが加わるようです。

ミケルセンさんは2017年の映画「ドクター・ストレンジ」でヴィランのカエシリウス役としてMCUには出演済み。

ミケルセンさんの申し分のない演技に加えて、カエシリウスは顔に奇妙なペイントしていた事と、ドクター・ドゥームは基本的にマスクを着用している事を理由にダブルキャストは気にならないだろうと、この噂のキャスティングを歓迎するファンも多いようです。

一方で 1965年生まれの彼とドクター・ドゥームの年齢イメージとが離れすぎている事を不安視するファンもいます。

「ファンタスティック・フォー」でのドクター・ドゥームの役割は小さいとも噂されていますが、チームメンバーの正式なキャスティング発表とともに続報に期待です。

映画「ファンタスティック・フォー」は 2025年5月2日 米国にて劇場公開予定です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」デザイナーがとある矛盾点を明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のプロダクション・デザイナーを務めるチャールズ・ウッドさんが、この続編映画と前作「ドクター・ストレンジ」の間にある矛盾があった事を明かしました。

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先月9月にアメリカでリリースされた書籍「The Art of the Movie : Doctor Strange In the Multiverse of Madness」の中でウッドさんはカマータージについて、同じ建物でありながら場所が移動していると説明しています。

私達は実際に場所を変えました。前作では、カトマンズの街の中にひっそりと佇んでいたんですが、この映画では、建物にもっとステータスを与えたかった。だから、ヒマラヤ山脈を背にした高台に建てたんです。だから、このバージョンのカマータージは、より映画的な要素が強く、屋上のセットにいるとき、背後に山を感じ、街の屋上を見渡せるようにしました。

確かに1作目の前半で紹介されたカマータージは完全に街中に存在していましたが、2作目のカマータージは木々に囲まれ、すぐ後ろにはヒマラヤの雪山が見えるような街外れに位置していました。

©MARVEL,Disney

なぜ、このような変更に至ったか、ウッドさんは次のように語りました。

その理由は、スカーレットウィッチが嵐とうねる雲を抜けて到着すると、大きくて広くて印象的な景色が見られるからです。そしてこの映画では、建物内部をさらに探求しました。できるだけ神秘的なものにしたかったんです。私たちは、世界のこの特定の地域の建築の形式についてさらに多くの研究を行いました。ネパールの建築は信じられないほど洗練されており、私たちはそれらのスキルと美しさのすべてをセットに取り入れようと努めました。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の時系列ではアベンジャーズがサノスに勝利したことで世界中にヒーローの存在がより知られるようになっており、ウォン率いる魔術師軍団が現実世界では考えられないような魔法の引っ越しをしたとしても、特におかしい事ではないのかもしれません。

結局のところ、その後のスカーレットウィッチの攻撃は当初ファンが予想していたよりもかなり激しいものであり、カマータージが前作同様カトマンズの街中に存在していれば、より多くの犠牲が出ていたおそれがあります。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のラストでは新キャラクターのアメリカ・チャベスがカマータージで魔術師としての修行を始めていた事から、今後のシリーズ作でもこの場所は登場すると考えられます。その時、カマータージの立地について再び注目してみるのも面白いかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ」、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、ジェームズ・ガン監督がディズニープラスのミスを指摘

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のジェームズ・ガン監督が、ディズニープラスで配信中の本作のサムネイル画像が正しくないと自身の Threads で指摘しました。

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ファンから「vol.3」の配信ページに掲載されているサムネイル画像が正しくないのではと指摘されたジェームズ・ガン監督は、IMAXバージョンとして紹介されているサムネイル画像がワイドスクリーン版のサムネイルを引き伸ばしただけであり、正しくない事を確認。実際の映像は上下の黒い部分にワイドスクリーン版にはない映像があると主張しました。

この件に関してマーベル・スタジオのVFXスーパーバイザー、ステファン・セレッティさんもX(旧Twitter)を通じて、サムネイルが間違っているとディズニープラスの間違いを指摘。

また、「ディズニープラスの内情は知りませんが、フォトショップが苦手なグラフィストにサムネイルを任せるべきでは有りません。ジェームズがこの映画をハイブリッドフォーマット用に特別にデザインしたのは事実です。」と監督のフォローをしました。

このやり取りのあと、ディズニープラス上での画像修正が確認されています。

image from the Direct ©MARVEL,Disney

ジェームズ・ガン監督は「Vol.3」を自宅で視聴する際に、広い画面のIMAX版よりも黒帯が入るワイドスクリーン版をおすすめ。この理由について「特定のポイントで異なるアスペクト比を楽しめる」と意図的に制作している事を明かしています。

ディズニープラスは顧客獲得のためのサービスのひとつとして、2021年からIMAXによる配信オプションを設けていますが、以前には「ドクター・ストレンジ」のスコット・デリクソン監督がこのオプションについてコメント。

2017年公開のこの作品の制作当時、家庭でこの解像度で視聴される事は想定して作っていないとコメントし、このオプションによって監督の意図とは異なる見えてはいけないものが見えてしまう可能性について言及しました。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」、映画「ドクター・ストレンジ」はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」の削除されたドクター・ストレンジの役割が明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」では当初ドクター・ストレンジの登場が計画されていましたが、最終的にそのプランは採用されませんでした。今回、その削除された計画の一部が明らかになりました。

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Twitter ユーザーの @ScarletWitchUpd 氏と @hannaeeliz 氏はディズニープラスで配信中のドキュメンタリ番組「MPower」(邦題:エム・パワー)の中で、「ワンダヴィジョン」の作家の部屋が映された際、その背後にある付箋にドクター・ストレンジに関するアイデアが掲載されていると言います。

拡大された画像によると、「アガサは双子と同じ音を聞き、クローゼットの中のミラー・ディメンションを開くと、ドクター・ストレンジが閉じ込められているのが見える!」と付箋には書かれているようで、何者かに捕まって助けを呼ぶドクター・ストレンジが登場するといったアイデアが考えられていたようです。

「ワンダヴィジョン」配信当初、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はインタビューでドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチさんの出演契約を取りまとめていた事を明かし、短いカメオを計画していたと明らかにしました。

また、脚本を担当したジャック・シェイファーさんも削除されたいくつかのアイデアをインタビューで明らかにしています。

「ワンダヴィジョン」では劇中のCMを通じてドクター・ストレンジがワンダに助けを求めるといったプランもあったそうですが、ドクター・ストレンジに関するアイデアがまとまらなかった事と、ドクター・ストレンジを取り入れることでワンダの物語がブレることを避けたいという狙いから、このカメオ計画は幻となりました。

もしも「ワンダヴィジョン」にドクター・ストレンジが登場していたら、作品の結末や「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」」にはどのような影響を及ぼしていたのでしょうか。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで配信中です。

ドクター・ストレンジは来年撮影開始?ベネディクト・カンバーバッチさんが報告

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」などでドクター・ストレンジを演じている俳優のベネディクト・カンバーバッチさんが、JW3 Speaker Series のゲストとして登場し、これまでの様々な作品について語る中で同役とその将来についても言及しました。

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カンバーバッチさんは対談の中で、「来年はマーベルの企画がいくつか準備されているよ。」と撮影が控えていることを報告。サプライズな発表となりました。

これが主演作となる「ドクター・ストレンジ3」か、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」、「ファンタスティック・フォー」等へのゲスト出演、「ホワット・イフ」や「マーベルゾンビーズ」などアニメ作品への出演、いずれであるかについては不明ですが、公式発表上は動きがなかったドクター・ストレンジが水面下でしっかりと動いている事が判明しました。

マーベル・スタジオは7月開催のコミコンへの出展が見送られており、9月開催予定の D23 Expo 2023 などのイベントで正式な発表があるのか、注目となっています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

映画「ドクター・ストレンジ」、妹ドナ・ストレンジ役ルル・ウィルソンさんは再演を望んでいる

2016年公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ」で主人公の妹ドナ・ストレンジを演じたルル・ウィルソンさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューで作品からカットされた事に対して言及し、もう一度ドナを演じたいという姿勢を見せました。

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ルル・ウィルソンさんはドナ・ストレンジとして11歳の頃に「ドクター・ストレンジ」に参加し、実際に撮影も済ませましたが、劇場公開バージョンに含まれる事はありませんでした。

ウィジャ」や「アナベル」、「ベッキー」などホラーやスリラー映画を得意とするウィルソンさんは「ドクター・ストレンジ3」出演のチャンスがあれば再演するかどうか質問された際に「ええ、もちろん!もちろんです!そうでない人はいないでしょう?あの時、私は小学5年生で、本当に、本当に若かったんです。私が撮影現場にいたのはほんの2、3日で、何をしたかは言えないわ」とドナ役に再び挑む気持ちがある事を明かしました。

さらに、「私が死んで、それが全体の流れでした。ドナ・ストレンジが死んで、ドクター・ストレンジは『妹が死んでしまった!』って感じです。それは良い瞬間で、私にとっても良いことでしたから、削除されてちょっと腹が立ったのを覚えています(笑)」と語りました。

一作目では、ドナとドクター・ストレンジの象徴的な宿敵であるナイトメアの両方が登場する予定でしたが、どちらも製作終了までに削除されました。

「ケヴィン(・ファイギ)は非常に説得力のあるケースを作りました。」とスコット・デリクソン監督は映画公開当時に Empire とのインタビューで話しています。「ナイトメアから始まるトラブルは、”ドリーム・ディメンション “が別の次元であるという考えを伝える事でした。しかし、この映画は十分に挑戦的で、すでに説明の多い映画でした。最終的にドルマムゥが最も理にかなっていたんです。コミックでは最も存在感のある悪役ですしね。」

「悪夢そのものが次元であるという考えを紹介しようとするのは、少し複雑なアイデアなので、それはしないことにしました。この先のどこかで、それを探求することができたらいいなと思っています。それはとてもクールなコンセプトだと思うからです。」

そして2作目で再びナイトメアに関する映画の制作が始められ、コンセプトアート(art1art2)などもいくつか制作されるなどの進展が有りましたが、最終的に監督と脚本家が交代となり、またもやナイトメアが登場する機会が失われてしまいました。

しかしドナに関しては「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のシニスター・ストレンジのセリフで紹介され、1作目で削除された物語について少しだけ判明する運びとなりました。

ドナ・ストレンジは故人ですが、死すら超越したマーベルの世界で再登場する事はさほど難しいことでは有りません。「ドクター・ストレンジ3」はインカージョン阻止のために再び様々な世界を移動するであろう事が予測されており、別のマルチバースでドナがドクター・ストレンジとしてソーサラー・スプリームになっている世界があったとしても不思議ではありません。「ドクター・ストレンジ」撮影当時から成長し、大人になったルル・ウィルソンさんでは回想シーンによる再登場の方が難しいとも言えるでしょう。

現在、「ドクター・ストレンジ3」についてほとんど何も発表がありませんが、ウィルソンさんは希望通りドナを再演出来るのか、そしてどのような物語になるのか今後の情報に期待です。

映画「ドクター・ストレンジ」、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Doctor Strange: Lulu Wilson Details Her Cut Scene as MCU’s Donna Strange (Exclusive)