ヘイリー・スタインフェルドさんがケイト・ビショップの今後とMCUの醍醐味について語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」でケイト・ビショップを演じたヘイリー・スタインフェルドさんが、今後のMCUと再演などについて展望を語りました。

最新作「Sinner」のプロモーション中、海外メディア Collider とのインタビューで MCU でのケイト・ビショップの今後について質問されたヘイリー・スタインフェルドさんは「もう!こういう質問は困ります!」と冗談めかして前置きした上で次のように述べています。

マーベル・シネマティック・ユニバースに参加する最大の醍醐味の一つは、自分自身もその旅路を共に歩むことができることだと思います。そして、このキャラクターも私が心から愛し、理解しているキャラクターです。ケイトがこれほど広く愛されているキャラクターであることに、心から感謝しています。ファンとして、彼女がこれからどこへ向かうのか、そして彼女の前に待ち受けているあらゆる出来事に、私自身も関われることを、とても楽しみにしています。

そして、「ホークアイ」で共演したフローレンス・ピューさんについて振り返り、彼女の振る舞いを称賛しました。

彼女は現場にやって来ました。ディキンソンの時もそうだったが、基礎を築き、毎日現場にいて、スタッフとのやり取りもしっかりできている状態で、そのエピソードにレギュラーやゲスト出演として誰かが入ってくるのは、決して簡単なことではありません。そして、2つのプロジェクトの途中だったり、別のプロジェクトを終えたばかりだったり、どんな状況でも、誰かがやって来て、自分の主張をしっかりと持ち、自分の立場を貫く。フローレンスにとって、それは何の問題にもならなかったし、これまでも、そしてこれからもないと思います。彼女は本当に大きな力を持っています。

そして再共演について「彼女は素晴らしい。フローレンスともっと一緒に仕事ができたらどんなことでもするわ。特にケイトとエレナの世界で。きっとすごく楽しい時間を過ごせると思います。」と語り、ケイトとエレーナのタッグを再現する意欲を見せました。

ケイト・ビショップは映画「ザ・マーベルズ」のラストでミズ・マーベルにチーム結成の要請を受けた所で終わっており、次の登場予定は明らかになっていません。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に登場するだろうと多くのファンが予想していますが、「ドゥームズデイ」の 最初の公式発表されたキャストリスト にはヘイリー・スタインフェルドさんの名前はありませんでした。

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一方で、エレーナ・ベロワ役のフローレンス・ピューさんは来月公開の映画「サンダーボルツ*」に続いて「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」への出演が発表されています。

ケイトとエレーナが再会するのはどの作品になるのか、続報にも注目です。

ドラマ「ホークアイ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Collider

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、シーズン1の最終話に【ネタバレ】が登場しなかった理由について監督が語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1の最終話が配信され、その結末にはファンの様々なリアクションがSNS上に現れています。「ムーンナイト」と「ロキ」にも関わったジャスティン・ベンソン監督とアーロン・ムーアヘッド監督がオンラインインタビューでこの最終話について語りました。

最終話にジェシカ・ジョーンズなどディフェンダーズのメンバーが登場しなかった事について質問されたジャスティン・ベンソン監督は次のように語っています。

このシーズンのドラマチックな美しさ、そして悲劇の美しさ、そしてあの結末の奇妙なほどに感情的に満足感を与えてくれるのは、善人たちが負けたという事です。マット・マードックは敗れ、フィスクが勝ちました。しかし、最後の瞬間、その事実にもかかわらず…あの部屋でコスチュームを着ているのは(デアデビル)ただ一人だということを、観客は十分に理解するでしょう。彼らが『ああ、負けた。希望は多くないけれど、『くそくらえ』と言って、前に進むだけの勇気がある』と言っている姿には、何か美しいものがあると思います。そこには、とても満足感がある。

もし他のスーパーヒーローがたくさん登場していたら、希望を与えすぎてしまうところだったでしょう。もはや、根性や不確実性、そして負けそうでも果敢に挑むことだけがテーマではありません。これは素晴らしい結末で、英雄的です。そこにいるのは彼と、そこにいる人々、人間だけです。彼らは正しいことをするからこそ、進み続けるのです。

スーパーヒーローたちが集ってもう一度立ち上がる姿は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のラストから「アベンジャーズ/エンドゲーム」の冒頭で描いた事であり、本作ではデアデビルとその周囲にいる正義の一般人と共に再起する姿を描く事になりました。

また、ムーアヘッド監督はシーズン2について期待できる事について話しました。

二人ともマスクを脱ぎ捨てました。彼らは自分自身に戻ったのです。だからシーズン2が始まると、彼らが完全に自己実現した時の様子がどんなものかを見ることができるしょう。彼らは限界まで挑戦し、自分の心と体が一体化している。マットはおそらく、フィスクの悪党たちをぶちのめせる時が一番幸せだと思います。抑制したり、システムの枠にとらわれたりする必要がない時、彼は幸せなんです。そして、それは暗い。それは闇であり、病的なのです。

シーズン2は、全てが順調な状態でスタートするわけではありません。マットが毎日、一日中デアデビルでいるのは無理でしょう。キングピン市長が常に暴君でいるのも同様に無理でしょう。シーズン1のスタート地点とは真逆の場所にいても、彼らは決して満足しないでしょう。

そしてムーアヘッド監督はウィルソン・フィスクの身体が回を追う事に大きくなっていることに言及。

「本当に重要なのは、彼が市長になるために極端に軽食を取っているということです。でも、市長になってからは…第1話で、彼が市長選への立候補を表明する時に『時が来た』というセリフがありました。でも、今回は『成長する時だ』というテイクを入れました」

「我々は、彼が犯罪組織の外で成長するという二重の意味を持たせようとしたのですが、彼は文字通りそれを言ったのです。彼はアメーバのように、ブロブのように吸収し吸収し、どんどん大きくなっていく必要があるのです。」と監督は付け加えました。「一つ重要なのは、アダムが地下牢にいることを知った時、彼がそこへ行き、食事をし、成長するということです。彼が自分のイド(無意識の欲望)を解放する場所でもあるのです。」

「ボーン・アゲイン」が作り直される以前の脚本ではカレン・ペイジは登場しておらず、パニッシャーの出番はあったもののジョン・バーンサルさんは出演を拒否していたことをかんがえると、この最終回は大幅に変更されている事が予想されます。

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もとの脚本内容は今のところ不明ですが、シーズン2ではさらに異なる方向に向かっていくことになりそうです。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

クリステン・リッターさんがドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2への関与を再びほのめかす

Netflixのマーベルドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」や「ディフェンダーズ」でジェシカ・ジョーンズを演じたクリステン・リッターさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2への出演をほのめかしているのではないかと話題になっています。

クリステン・リッターさんは自身の Instagram を通じて下のような画像を共有。

チャーリー・コックスさんがクリステン・リッターさんが書いた新しい本を読んでいる画像で、二人が最近同じ空間にいた事を示しているようです。

クリステン・リッターさんは先月のインタビューでも「頼まれたら準備は出来ている」といつでも再演出来ると語っていました。

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「ボーン・アゲイン」のシーズン2ではディフェンダーズのメンバーたちが再登場すると噂されており、この画像はクリステン・リッターさんが撮影に参加している事を証明するものなのでしょうか?

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続報があり次第、またお知らせする事になります。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中、今週、最終話が配信予定です。

【ネタバレ注意】ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」S2、新たな戦闘シーンがヴィランとの複雑な関係を描く

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の撮影現場より、新たな戦闘シーンのビデオがSNS上に登場しました。ヘルズキッチンのフォグウェルズ・ジムを舞台にした因縁のヴィランとの戦いが目撃されていますが、あるいはそうではないのかもしれません。

※これより先は「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

ジムの窓を破る形でデアデビルとブルズアイが飛び出した後、二人は同じ方向へと走り去り、その後、建物からフィスクの特殊部隊 A.V.T.F.(アンチ・ヴィジランテ・タスク・フォース)がぞろぞろと出てきています。

この後、二人は特殊部隊を相手に共闘する事になるのか、三つ巴の戦いになっていくのか、ファンの意見は分かれています。

シーズン1の8話ではブルズアイが市長暗殺未遂で終わっており、このシーンの時点でブルズアイがまだフィスクの命を狙っているのかどうか、それとも別の雇い主が登場しているのかどうか、今回のビデオだけではまだ判断材料が足りないようです。

以下はビデオよりコスチュームが見やすくなっている静止画です。

シーズン2の撮影現場にはミューズのスタントマンがいることも確認されており、もともと18話構成で考えられていたこともあって、シーズン1のヴィランたちが引き続きデアデビルを悩ませていく事になりそうです。

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「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

マイケル・ジアッチーノさんが「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の新コミックのライターに、MCU続編にも言及

マーベル・スタジオ・スペシャルプレゼンテーションとしてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ウェアウルフ・バイ・ナイト」を制作、監督デビューした(スパイダーマンなどの)作曲家のマイケル・ジアッキーノ(マイケル・ジアッチーノ)さんが、7月の新刊「ウェアウルフ・バイ・ナイト:ブラッドムーン・ライズ」のライターを務める事が発表されました。

海外メディア EW とのインタビューで「ある意味、オリジナル版では失われた物語と言えるかもしれません」と監督は説明。「コミック版でドラキュラと共演した時の復讐を果たすために、ドラキュラが彼を追い詰めているんです。ジャック・ラッセルとその伝説に興味がある人にとっては、きっと面白い展開になると思います。」と新作の内容について予告しました。

また、このコミックにはもう1人のサプライズキャラクターが登場すると付け加え、その名前は明かさなかったものの、ファンにとっては「おそらく驚きではないでしょう。」と予想できうる人物である事を約束しました。

監督は「私はモンスターの物語が好きです。世間一般では恐ろしい生き物、いや、モンスターとして描かれる生き物を、人間として描いているところが気に入っています。私はモンスターをそんな風に見たことはありませんでした。いつも、助けが必要な何らかの問題を抱えた人間として見ていました。いつも彼らに同情していました。本当にそうでした。だから、モンスターの物語には感情的な愛着があり、それは今でも私の中に残っています。」と語っています。

また、MCUの「ウェアウルフ・バイ・ナイト」についても「何よりも『ウェアウルフ・バイ・ナイト』(スペシャル)をもう一度やりたいですね。今のところそれが何であれ、業界が新しいスタンダードに落ち着くのを待ってから、そこで何をすべきか考えていくつもりです。」と実写作品の続編のタイミングを待っている事を明かしました。

配信当初も続編についてスタジオと話し合いをしていると語っていた監督ですが、今のところ続編に関する発表はありません。

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このインタビューから2年の間には、MCUのドラマ展開の縮小などのディズニーの方針転換などもありましたが、これが「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の続編にどの程度影響を与えているかは不明です。

現状でジャック・ラッセルとマンシングの物語は映画「ミッドナイト・サンズ」に繋がっていくのではと予想されていますが、これは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の後だと予想。まだ当分は気長に待つ必要がありそうです。

ドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」はディズニープラスで配信中、コミック「ウェアウルフ・バイ・ナイト:ブラッドムーン・ライズ」は 2025年7月 に米国でリリース予定です。

ソース:公式

米Netflixが「アクロス・ザ・スパイダーバース」配信終了へ、ディズニープラスに引っ越しか

ソニー・ピクチャーズ制作のアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」の配信状況に関するアップデートが報じられました。近々、配信場所がディズニープラスに変わる可能性があると海外メディアが報じています。

本作は2023年6月2日に劇場公開され、8月8日にデジタル配信が開始され、10月31日にNetflixで配信開始となりました。

ストリーミング配信は、ソニー・ピクチャーズとNetflixが2021年4月に締結した契約に基づき実現、この契約は、2022年公開分からソニー・ピクチャーズの映画をNetflixで配信するというものです。

この契約は、劇場公開とデジタル配信を終えた映画の最初の18ヶ月間をストリーミング配信期間とする「Pay-1 Window」期間を対象としています。

その後まもなく、ソニー・ピクチャーズはスパイダーマン映画をディズニープラスで配信する契約を締結しました。これにより、2022年の作品から、他のマーベル作品のほとんどがディズニープラスで配信されることになります。

これはPost-Pay-1 Window(ポスト・ペイ・ワン・ウィンドウ)をカバーするもので、Netflixでの18ヶ月間の配信終了後にディズニープラスで配信されることを意味します。

この流れは映画公開当時の予想とほぼ同じ展開となりました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/sony-spider-verse-2-online-release-date-rumors/”]

これまでのところ、この契約の恩恵を受けた唯一の映画は「モービウス」で、Netflixでの18か月間の配信が2024年2月28日に終了し、その直後の2024年3月1日にディズニープラスでデビューしました。※日本では配信されていません。

現在、Netflixは「アクロス・ザ・スパイダーバース」が2023年に米国で公開されてから18か月以上経過した5月1日木曜日にNetflix米国版の配信を終了することを公式に発表しました。

海外メディア The Direct は、ソニー・ピクチャーズのストリーミング契約と「モービウス」の展開を踏まえると、 「アクロス・ザ・スパイダーバース」は2025年5月1日か2日に待望のディズニープラスデビューを果たすはずだと言います。

配信に関する権利は国ごとに細分化されて複雑になっており、アメリカで実現した事が日本でも実現するとは限りません。ゆえに「モービウス」も未だに日本のディズニープラスでは視聴出来ません。

逆に日本ではサム・ライミ版のスパイダーマンやアメイジング・スパイダーマンはアメリカよりも早くディズニープラスに実装されており、日本版が劣っているというような単純な問題ではない事には注意が必要です。

ソース:The Direct

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、監督がバイオレンスなシーズンフィナーレを予告

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のジャスティン・ベンソンさんとアーロン・ムーアヘッドさんの監督コンビがシーズン1の最終回について予告しました。

海外メディア TVLine とのインタビューでベンソン監督は「最終話には、実写作品としては非常にショッキングで、非常に暴力的なシーンがあります。しかし同時に、映画製作者としては信じられないほどエキサイティングな瞬間でもあります。」と語り、「観ていただければ私が何を言っているのかお分かりいただけると思います。そして、私の目に輝きが宿っている理由を、皆さんに理解していただくのが待ちきれません。」と付け加えました。

また、ムーアヘッド監督は「(最終回は)残酷で悲劇的です……。 クレイジーな映像の宝庫ですよ。」と予告しました。

本作は制作段階からマーベル作品の中でもかなり過激な内容になると発表されており、これまでに配信されたエピソードも所々で目を背けたくなるようなシーンが含まれていました。

ほとんどのマーベル作品がファミリー向けに展開される中で本作は独自の色を出すことに成功しており、近年のMCUの問題ともされてきたCGIを多用したアクションシーンに対してもクラシックな手法で対応して来ました。

物語は来週で一旦決着が着くことになりますが、現在はシーズン2の撮影中。こちらは 2026年 の配信が予定されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-s2-ep-confirms-2026-release/”]

どのようなシーズンフィナーレを迎え、シーズン2へつながっていくことになるのか注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:TVLine

「デアデビル:ボーン・アゲイン」が生まれ変わったのはケヴィン・ファイギのおかげ、ヴィンセント・ドノフリオさんが語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」でキングピン/ウィルソン・フィスクを演じるヴィンセント・ドノフリオさんが、ポッドキャスト Happy Sad Confused に出演し、本作が大幅に作り直される事になった経緯についてケヴィン・ファイギ社長を称賛しました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」がリニューアルされた事についてドノフリオさんは、「ええ、(デアデビル役の)チャーリーと私の共同のアイデアでした。」とし、「最初の脚本家たちは素晴らしいアイデアを持っていたと言わざるを得ません。そのアイデアは確かに良いものでした。でも残念ながら、元の番組(Netflix版)から切り離していたので、成功する可能性はなかったと思います。」と述べています。

「チャーリーと私は、自分たちが置かれた環境の中で、みんなが愛するこれらのキャラクターをどう演じればいいのか理解できなかったんです。だから、ずっと壁にぶつかり続けました。幸運なことに、私たちにはケヴィン・ファイギというボスがいました。」

「彼は何でも聞いて、何でも見ています。クルーの誰とでも同じように話せます。とても率直な人です。彼の立場を考えると、完全にユニークな人だと思います。」

「40年間の俳優生活で、彼は私にとって、彼が置かれている立場という点で、まったくユニークな存在です。彼は非常によく耳を傾け、真相を突き止めるために一生懸命努力し、そして、結局はああいう結果になったのです。チャーリーと私は積極的にコミュニケーションを取り、最初の脚本家たちと毎日絶えず話をする必要がありました。彼らのアイデアは素晴らしいと感じていましたが、少しでも軌道修正しなければ、結局は失敗するだろうと感じていました」

配信中のエピソードの中でもっとも評価が低いのがユスフ・カーンと銀行強盗を描いた第5話「With Interest」(邦題:マスクの力)で、これが唯一、リニューアルチームが手を加えなかったエピソードとされています。

非常にMCUらしいエピソードでもありましたが、あのペースで18話続いていたと考えると、ドノフリオさんが指摘するように失敗していた可能性は高いようです。

シーズン1は残す所あと2話となり、現在はシーズン2の撮影中。それ以降も続くものにしたいとショーランナーは語っていましたが、MCUのニューヨークがどのようになっていくのか注目です。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は 2025年3月4日(日本時間で3月5日)よりディズニープラスで配信中です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1、第7話のチェックポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1のエピソード7「Art for Art’s Sake」(邦題:芸術のための芸術)のイースターエッグを中心に、原作設定、考察、今後の予想などをご紹介。

デアデビルの帰還

前回のエピソードでアンジェラ・デル・トロを救ったことで、デアデビルとして活動再開した事がウィルソン・フィスクの耳に入る事に。

ダニエルは二人の関係を知らない事もあって終始へらへらとしていますが、バック・キャッシュマンはこの展開を深刻にとらえているようです。

十字架のネックレス

MCUではわりと珍しい男女のシャワーシーンでは、マット・マードックの胸元に十字架のネックレスが見えます。暗がりでよくは見えないのですが、Netflixのシーズン3で母親のシスター・マギーから贈られたものと同一なのでしょうか。

©MARVEL,Netflix

10年のビジネス

ウィルソン・フィスクは10年かけて築いた裏社会のビジネスをデアデビル一人に潰されたと説明しています。この事はNetflixの「デアデビル」の簡単な説明であり、シーズン3でフィスクが逮捕された後もデアデビルは活動を続け、さらにはサノスの指パッチンで社会が混乱していた最中にも継続していた事が「エコー」で描かれていました。

フィスクの口から「法を犯すものは許さない」と出るのはツッコミどころ満載ですが、デアデビルに対する相当な恨みがあるのは間違いありません。

冒頭の報告シーンでもダニエルとは対象的に深刻な面持ちのバック・キャッシュマンでしたが、彼がもともと「別の世界にいた」と、裏社会の人間だった事がほのめかされました。

2話のイースターエッグでも少し取り上げましたが、バック・キャッシュマンはコミックではヴィランでありいくつかの特殊なパワーも持っています。

殺人鬼ミューズの正体

ミューズの正体は以前からクレジットで判明していた通り、ハンター・ドゥーハンさんが演じていたバスティアンでした。

コミックのミューズは徹底して本名を含むキャラクターの過去が排除されており、それが理解不能な異常なサイコパスとしてのキャラクターに磨きをかけています。

ドラマでは両親や生い立ちなどが色々肉付けされた事で、少なからず同情の余地を持たせています。これが吉と出るか凶と出るかはしばらく見守る必要がありそうです。

ヘザーはマスクを被るバスティアンに臆病者と指摘、マットの身近にフィスクの主張と同調する人物を置く構成になっています。

デアデビルの特殊な能力

デアデビルは盲目である代わりに聴覚と嗅覚が常人の何倍も優れている事はNetflix版で重点的に描かれていましたが、今回は絵を触って人物を特定するという能力を披露しました。

ミューズのウォールアートはそれぞれがアーティスティックなものだった事に対して、マットが隠れ家で見つけたスケッチは妙にフォトジェニックなタッチでした。

だとしてもさすがに説得力に欠ける気がしないでもないですが、これによってミューズの次のターゲットがヘザー・グレンである事を察知し、救出に向かいます。

ついでにパウエル巡査もどういうわけか短時間で絵の人物がヘザー・グレンである事を突き止めています。

ミューズの死

デアデビルとミューズの格闘の最中、ヘザーの銃弾によってミューズは倒れました。コミックではブラインドスポットというヴィジランテに倒されたあと、焼身自殺しています。

ミューズはこれで死んでしまったのでしょうか?

ショーランナーは以前にミューズがシーズン2でも問題を引き起こすと話していました。

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実は気絶しているだけで死んでいない、ヒーリングファクターを持っている、コミックのように地獄から蘇る、アガサ・ハークネスのようにゴーストとなって戻って来る、別のミューズがいる、などマーベルの世界では何でも考えられそうですが、どうなっていくのか注目です。

虚偽報道

フィスクはミューズの死について真実を隠蔽し、A.V.T.F.(アンチ・ヴィジランテ・タスク・フォース)の手柄である事をマスコミの前で宣言。しかし、BBレポートではデアデビルの目撃情報が報じられています。

フィスク市長は「マスクの人間が街を荒らすことは許さない」と宣言し、パウエル巡査がミューズのマスクをたかだかと掲げています。

この裏ではダニエルがBB・ユーリックを脅迫するシーンが描かれており、ユーリックがこれに屈してしまうのか、逆らってひどい目にあうのか、分岐点に到達しています。

Bamonte’s

トラックスーツマフィアのルカの死に場所となったバモンテス。ブルックリンに実在するイタリアンレストランで、劇中で言われているように「ウィザーズ通り32番地」にあります。

ここは1950年代にニューヨークの五大ファミリーのマフィアたちがよく出入りしていたともされる場所で、マフィアドラマの「ザ・ソプラノズ」のロケでも使用されるなど、マフィア御用達の地となっています。

マーベルのマフィアのボスであるキングピンがここを利用することはとても理にかなっていると言えるもので、ヴァネッサの報告を基にルカが暗殺に向かいますがキャッシュマンによって返り討ちになってしまいました。

ヴァネッサは今回のエピソードの中盤でルカと話をした際に「問題ばかり起こしている」と指摘しているため、ルカが暗殺に成功しても失敗してもどちらでも得になるようにうまく仕向けたと考えられるでしょう。


A.V.T.F.がミューズ事件の解決のでっち上げに成功した事で、市民の自警団に対する印象にどのような影響を与えて行くのでしょうか。

そもそもミューズが殺人鬼である件はフィスク自身が発表を控えるように(6話で)指示しており、知りもしない脅威が知りもしない間に解決された事に対して、市民がどれだけ評価をしてくれるのかは疑問が残る所。

そしてマスクをかぶっている事だけが共通点である自警団と犯罪者がどのようにして市民から同一視されていく事になるのか、もう少し見てみる必要がありそうです。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月5日よりディズニープラスで配信中。次回、第8話は 4月9日 配信予定です。

Netflix版の「デアデビル」シーズン4と5はMCUの「ボーン・アゲイン」とは全く違う、ショーランナーが元の計画を明かす

Netflixのマーベルドラマ「デアデビル」のショーランナーを務めたエリック・オルソンさんが、海外メディア The Wrap とのインタビューで計画がキャンセルされたシーズン4とシーズン5が、ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」とは全く異なる内容だと語りました。

エリック・オルソンさんは「番組が別のネットワークで復活したことにとても興奮しています。」と、「デアデビル:ボーン・アゲイン」の配信に興奮していると前置きした上で、Netflix版の打ち切りを振り返って「とても奇妙でした。ショーランナーとして、自分の番組が打ち切られることは覚悟しています。でも自分の所属スタジオが打ち切られることは必ずしも覚悟していません。とても奇妙なことでした」と語りました。

そして、本来予定していたシーズン4とシーズン5について次のように語っています。

「私が計画していたシーズン4は、かなり違ったものでした。それはタイフォイド・マリーの物語で、違う方向に進む予定でした。そしてシーズン5ではブルズアイのストーリーラインに戻るつもりでした。私は将来のシーズンを計画し始め、私たちが何をするか、一種の長いストーリー展開を計画し始めました。そしてもちろん、ディズニープラスがマーベルを欲しがったため、Netflixとマーベルは決裂しました。」

シーズン4のヴィランはタイフォイド・マリー/マリー・ウォーカーになる予定だったようで、「アイアンフィスト」シーズン2にも登場、アリス・イヴさんが演じていました。

タイフォイド・マリーは多重人格で、人格によって心拍数なども変化するために、デアデビルはこれを同一人物と認識出来ず、苦戦を強いられる相手となっています。

コミックのマリーはキングピンの妻でもあり、もしも「ボーン・アゲイン」でフィスクとヴァネッサの関係の終わりが訪れる事があれば、マリーの再登場もあり得るのかもしれません。

オルソンさんは仕事が忙しくて「デアデビル:ボーン・アゲイン」はまだ1話しか見られていないとしつつ、「2週間ほど前にヴィンセント・ドノフリオと夕食を共にしましたが、彼はとても興奮していました。出演者、そこにいた友人たち、その家族もとても興奮しているようで、すでにその番組の次のシーズンが始まっています。それを聞いて私もワクワクしていますし、ファンとして続きを見ようと思っています。」とコメントしました。

Netflix版の「デアデビル」はシーズン3まで、MCUのドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Netflix’s ‘Daredevil’ Boss Says Scrapped Season 4 Was ‘Quite Different’ From ‘Born Again’