映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」のロケでオコエの姿を確認

先日もカーチェイスのようなシーンがリークされたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」から、今度はオコエの姿が確認されたと海外メディア the Cosmic Circus が報じました。前回同様MIT(マサチューセッツ工科大学)付近のロケで、オコエの姿と、シュリらしきフード姿の人物を確認したと伝えています。

記事によると、ストラットン・スチューデント・センターの外に黒のレクサスが停車してあり、ダナイ・グリラさん演じるオコエと、シュリのようなフード姿の人物を確認したとの事。誰だか分からないが、ライアン・クーグラー監督を話していたとしています。

シュリのフードはそれ自体が衣装なのか、パパラッチに見せたくない特別な衣装を着ているのを隠すためなのかは不明ですが、後者だとすればブラックパンサーのスーツや王女専用の新たなバトルドレスを着用しているのでしょうか?

また、ドミニク・ソーンさん演じるアイアンハート/リリ・ウィリアムズのシーンについても「ストラットン・スチューデント・センターの外で撮影されていたのは、リリ・ウィリアムズが男子学生(と思われる)と話しているシーンでした。かなり早いシーンでした。彼女はグレーのシャツを着ていました。男子学生は背の高い白人男性で、濃い赤のシャツを着ていました。背景には学生のようなエキストラが歩いていました。リリのシーンは、彼女と男性が話しているだけで、彼女は立ち去り、携帯電話を取り出しました。とても短かった。」としています。

ワカンダの現在のツートップとも言えるシュリとオコエがこの場所に来ているのは、今作でのアイアンハートの役割が予想以上に大きなものになることを示唆しているのでしょうか?

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年7月8日 に米国公開予定です。

ソース:EXCLUSIVE: Images, Characters, and Scene Description of ‘Black Panther: Wakanda Forever’ Filming at MIT

シュリ役レティーシャ・ライトさん、映画「ブラックパンサー」続編について「今は考えたくない」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー」でワカンダの王女シュリを演じたレティーシャ・ライトさんが、海外メディア Net-a-Porter とのインタビューで現在の心境を明かしました。

シュリの兄であり、ワカンダの若き国王として立ち上がった主人公ブラックパンサー/ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンさんが癌によって8月に亡くなり、2022年に公開を予定されていた「ブラックパンサー2」がどうなるのか、ディズニー及びマーベル・スタジオから公式発表はありません。

インタビューの中でライトさんは「私達はまだチャドの死を悼んでいるので、続編については考えられません。彼無しで続編を作るというのは不思議な感覚です。私達はただ悲しんでいて、今は光を探しているところです。」と語りました。

チャドウィックさんは2016年から4年間もの闘病生活を送っていましたが、「ブラックパンサー」を手がけるマーベル・スタジオや、脚本・監督のライアン・クーグラー氏も、チャドウィックさんの病気については一切知らされていなかったと言います。亡くなる直前には続編に向けた身体作りを始めたとの報道もあり、病を克服して続編に参加する心づもりだったと考えられています。

現在、「ブラックパンサー」続編は変わらず2022年5月6日に米国公開予定とされています。選択肢としてはティ・チャラ役に新たな俳優を起用する、コミックに基づいてシュリを新たなブラックパンサーとする、続編を断念する、などがありますがどれも大幅な計画変更は避けられないように思えます。一部報道ではスターウォーズのキャリー・フィッシャーさんのように、これまでの未使用映像をもとにティ・チャラを再構築し2代目にバトンを渡すのではないかとも言われていますが、定かではありません。

ソース:Net-a-Porter

ディズニー&マーベル・スタジオ、「ブラックパンサー2」の計画を再検討か

先日、映画「ブラックパンサー」の主演チャドウィック・ボーズマンさんが急逝し、世界中のファンや同業者が驚き、悲しみに暮れました。

海外メディアのハリウッド・レポーターはチャドウィック・ボーズマンさんの死去を受け、ウォルト・ディズニー社とマーベル・スタジオが今後のシリーズについて話し合いをしていると報じました。

記事によると、マーベル・スタジオの代表ケヴィン・ファイギ氏がボーズマンさんのがんについて知らされたのは彼の死の数時間前だったとの事。そしてボーズマンさんも「ブラックパンサー2」の撮影のために9月からトレーニングを始めることを計画していたそうです。

ボーズマンさんの突然の死の悲しみのあと、ディズニーとマーベル・スタジオは「ブラックパンサー」シリーズの再検討を余儀なくされたと記事は伝えています。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の今後を考えると、ブラックパンサーというヒーローは大きな要素となるキャラクター。

ブラックパンサー、及びワカンダという国はドクタードゥーム、ノーマン・オズボーン(グリーンゴブリン)、ネイモアといったキャラクターとも関連性が深く、そのどれもがフェーズ4以降での登場が囁かれているキャラクター。

「ブラックパンサー2」を制作するのであれば、ひとつは主演のリキャスト、もうひとつはブラックパンサー及び国王のポジションを誰かに継承させる必要があります。コミックの事を考えると妹のシュリが国王となりブラックパンサーとなるエピソードがあるので不自然とは言えませんが、それでも予定していたストーリーとは異なるものになるでしょう。

「ブラックパンサー2」の予定変更は、制作が完了していると思われる「ブラックウィドウ」「エターナルズ」をのぞいたフェーズ4以降に大きく波及して来るかもしれません。

映画「ブラックパンサー2」は現在のところ 2022年5月6日 の全米公開が予定されています。

ソース:Disney Grapples With How to Proceed on ‘Black Panther’ Without Chadwick Boseman