キングピンはマーベルとソニーの板挟みになっている、「デアデビル:ボーン・アゲイン」ヴィンセント・ドノフリオさんが語る

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」でキングピン/ウィルソン・フィスクを演じるヴィンセント・ドノフリオさんが、自身の演じるキャラクターがマーベルとソニーの権利的な板挟み状態にあると語りました。

デアデビル/マット・マードック役のチャーリー・コックスさんらとファン・エキスポ・ボストン2024 に参加したドノフリオさんは、今後のキングピンについてステージ上で次のように発言しています。

「はっきりと言いましょう、皆さん、マーベルとソニーの全体の話をご存知でしょう?マーベルによって発明され、マーベルによって書かれたキャラクターが、マーベルとソニーの間で板挟みになっている状況です。ですから、誰が何をするのかを決めるのにとても時間がかかります。」

「私はただ、(キングピンがどこに登場するかを)本当に知らないんです。私のキャラクターは、そのような状況にあり、チャーリーのキャラクターとは違います。ですから、分からないんです。キングピンを演じるという事はそういう事なんです。」

スパイダーマンの権利はまさに蜘蛛の巣の如く複雑で、多くのファンが気づいているように2002年のサム・ライミ監督の「スパイダーマン」から実写映画のスパイダーマンはソニーが権利を保有しています。

1998年、倒産しかけていた当時のマーベルは2500万ドルでほぼすべてのキャラクターの映画化権をソニーに買ってもらおうとしていました。しかし当時のソニーは「スパイダーマン以外のキャラは誰も見向きもしないだろう」と言い、スパイダーマンだけを700万ドルで買うことにしました。そしてこのバラ売りを機に、X-MENが20世紀FOXへ、ハルクやネイモアがユニバーサルへと貸し出されていく事になりました。

細かい契約内容は明らかにされていませんが、この契約を起点としてサム・ライミ監督の「スパイダーマン」映画シリーズがスタートしていきました。そしてソニーの思惑は外れ、スパイダーマンだけでなくX-MENの映画もヒットして、その後2008年の「アイアンマン」からMCUが大ヒットしていく事になります。

「スパイダーマン:ホームカミング」など、トム・ホランドさんが出演するスパイダーマン映画はソニー作品ですがディズニーとマーベルが展開するMCUという扱いになり、ホランドさんが客演する「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」などはマーベル・スタジオだけでなく、ソニー・ピクチャーズが共同制作という形で関与しています。

ではアニメはどうでしょうか。「スパイダーバース」のヒットによってアニメのスパイダーマンもソニーのものと思われがちですが、実際にはマーベル・アニメーションによってディズニーアニメとして制作されているものがあります。もちろんディズニープラスで鑑賞可能です。

ゲームに関しても同じで、PS4、PS5独占(後にPC版リリース)だった「Marvel’s Spider-Man」シリーズがソニーから発売されていますが、過去にはサム・ライミ監督の映画をゲーム化したものがニンテンドーDSでリリースされています。

また、スパイダーマンのソロゲーム以外でいえば「レゴ マーベルヒーローズ」や「マーベルアルティメットアライアンス」といったシリーズはスパイダーマンが登場し、ニンテンドースイッチ等でもリリースされていますし、各種モバイルゲームでスパイダーマンが登場している事は言うまでもありません。

アニメもゲームもスパイダーマン=ソニーになりがちな昨今ですが、実際はそうではないのです。

では実写ドラマはどうでしょうか。

映画と近い媒体である実写ドラマですが、ソニーとマーベルの契約以降にリリースされたスパイダーマン関連の実写ドラマがないため詳しい所はわかっていません。ただし、Netflixの「デアデビル」でキングピンを使えたという事はソニーに権限はないように思えます。一方で、ソニーは映画「ヴェノム」から始まったSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のドラマとして「スパイダーマン・ノワール」を公式に発表し、「シルク」なども開発中(そして頓挫中)とも報じられています。

今回のドノフリオさんの発言とこれまでの制作例を見る限り、キングピンのドラマでの登場はマーベル(ディズニー)の権限で実行出来るようですが、映画に登場させる場合は「スパイダーマン関連のキャラクター」という扱いになり、ソニーの承諾が必要になるようです。

以前にはキングピンを主軸とするコミック「デビルズ・レイン」がMCUとしてアニメ化されると報じられた事もあり、これもキングピンの実写の扱いが難しい事を表しているのかもしれません。

MCUの「スパイダーマン4」にキングピンが登場するという噂もありますが、ヴィンセント・ドノフリオさんのキングピンが大スクリーンに登場する日が実現するのか、今後の動きにも注目です。

ヴィンセント・ドノフリオさんがキングピンの「スパイダーマン4」登場の可能性について「反対されていない」と語る

Netflixのマーベルドラマ「デアデビル」や、マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「エコー」でキングピン/ウィルソン・フィスク役を演じているヴィンセント・ドノフリオさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で「スパイダーマン4」にキングピンが登場する可能性について語りました。

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以前から「スパイダーマンのケツを蹴り倒してやる」と発言していたドノフリオさんに対して、インタビュアーが「スパイダーマン4」出演の可能性について質問すると、ドノフリオさんはキングピンの今後の展開について、「決定権を持つ人たちが望むなら、実現するでしょう?反対するような話は全然出てないよ。」と語りました。「私個人としては、そっちの方向性で進むべきだと思います… でもどうなるかは誰にもわからない。突然電話がかかってきて『じゃあ今からこれをやるよ』ってなるのがこの業界なんだ。」と、状況は流動的であることを示唆しました。

また、「スパイダーマン4」以外の舞台として、「『What If…?』みたいなフィスクの物語をやってみたいですね。ヒーローとの単純な対決ではなく、彼の人物をもっと深く掘り下げたいんです。ジョーカーみたいな、よりリアルで内面的なアプローチで、今まで見たことのない10倍もダークなフィスク像をね。探求したらすごく面白いと思いますよ」と、フィスクを掘り下げたダークなスピンオフへの意欲を語りました。

インタビュアーが「もしキングピンが放射性クモに噛まれたら?」と質問すると、ドノフリオさんは笑いながら「おそらくウェブを発射する缶スプレーを発注するだろうね!」とユーモアたっぷりに答えました。

最近の噂では「スパイダーマン4」のヴィランは実写化された事のないキャラクターになると言われており、その場合はキングピンとスパイダーマンの対決は「スパイダーマン5」以降までお預けになるかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/spider-man-game-actor-reaction-spider-man-villain-rumor/”]

「スパイダーマン4」は撮影開始までまだ1年以上あるとされているため、構えずに噂を楽しんでおく余裕が必要となっています。

そしてその前に、キングピンは「デアデビル:ボーン・アゲイン」に再登場する事が約束されており、スパイダーマンとの対決の前にデアデビルとの対決の行方を見守る必要があります。

ソース:Daredevil’s Vincent D’Onofrio Hasn’t Gotten the Call to Kick Spider-Man’s Ass

ヴィンセント・ドノフリオさんが「デアデビル」と「エコー」の違いに言及、キングピンの将来についても示唆

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「エコー」でキングピン/ウィルソン・フィスクを再演したヴィンセント・ドノフリオさんが、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューで「エコー」から「デアデビル:ボーン・アゲイン」へと続いていくキングピンの物語について言及しました。

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「NetflixのキングピンとMCUのキングピンが同一人物なのかという議論は決着したと思いますか?」という質問に対して、ドノフリオさんは「私は決着したと思いますよ。」と言います。


そして、「『デアデビル:ボーン・アゲイン』の制作にあたって、クリエイターチーム全員が集まって『これが今のやり方だ』と合意しました。つまり、オリジナルの『デアデビル』と直接つながっているという考えで進めているんです。それは素晴らしいことですよ。あの当初3シーズン分のクールなストーリーや関連エピソードなど、全てが引き継がれます。過去の積み重ねの上に新たに『ボーン・アゲイン』が来る事になり、それをふまえて現在話し合いをしています。」とNetflixドラマのMCU正史化の経緯について語りました。

一方でネット上で話題になっている少年時代のウィルソン・フィスクが父親を殺害した時の凶器のハンマーがNetflixの「デアデビル」とMCUの「エコー」で形状が大きく異なっていることについて、次のように語っています。

©MARVEL,Disney,Netflix

私は40年以上のキャリアの中で、さまざまなクリエイターと仕事をしてきました。最高峰の人たちは全くユニークな視点を持っており、プロジェクトごとに少し変わっても驚きません。それが当然なんです。我々が最善を尽くせるのは、デアデビルとキングピンの設定、つまりキャラクターの核となる部分に忠実であることです。彼らにふさわしいシリアスな物語を紡ぐ必要があります。どちらも超人ではなく、宇宙人でもありません。人物描写を通してストーリーが展開するキャラクターです。それが当初の表現であり、今のコンセプトでもあります。ですから、クリエイターたちはストーリーを面白くするために細部を少し変えるでしょう。

でも、みんなが意見を言うのは嬉しいです。おかしなことを言われることもありますが、それも含めて嬉しいんですよ。作品に注目してもらえてる証拠ですし、一人一人に意見があるのは当然です。役者としては全ての質問に答えられませんが、彼らの心に残る演技を届けることはできます。それ以外のことは、映画やドラマが存在する世界の一部です。熱心なファンがいてこそ作品は生き残ります。ですから、文句を言ったり、意見を言ったり、好きなようにしてください。熱意はありがたいですし、気になりません。これまで出会ったクリエイターは皆ユニークで、彼らがユニークな選択をするのは当然のことですから、賛否はどうあれ気になりません。

そして、ドノフリオさんはエコーの癒やしの力がキングピンに与えた影響について、「本質的には変わっていないと思います。でも啓発されたと思っています。」と言います。「エコーのドラマはあまり見ていません。私が思うに、マヤとの事が全て終わった後、飛行機に乗って・・・フライトが終わる頃には『もし俺が力を取り戻したいなら、これをやるべきだ』と決心したんだと思います。それが、私が言える最大の事です。」と説明し、コミックのキングピンがニューヨーク市長となりヒーローたちを追い詰めていったように、MCUでも同様の物語が展開するという噂に暗に同意しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-kingpin-project-rumor/”]

過去には「デアデビル:ボーン・アゲイン」の撮影現場にてキングピンが市長選に立候補している証拠も見られていますが、その後同作は脚本の書き直しをしているため、この時撮影されたものがどの程度残されるのかは不明です。

アベンジャーズ達がマルチバース上の得体の知れない脅威に対抗している間に、キングピンが勢力を拡大していく事になるのでしょうか。

ドラマ「エコー」はディズニープラスで配信中です。

ソース:‘Echo’ Star Vincent D’Onofrio Talks Kingpin’s Next Move and ‘Daredevil: Born Again’ Reboot

【噂話】アベンジャーズタワーの購入者はキングピンではないという

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」の劇中でトニー・スタークが謎の人物に売却したアベンジャーズタワーについて、スクーパーはキングピンではないと報告しています。

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リヒトマン氏は「キングピンが買ったわけではない」としつつ、コメントの中で「来年明らかになるだろう」と投稿しています。

来年公開予定のプロジェクトは「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」「サンダーボルツ」「ブレイド」「アイアンハート」などがあり、「ファンタスティック・フォー」は延期されると見られつつも情報のアップデートがされていません。(ファンタスティック・フォーはフェーズ6作品として発表されていたものの、フェーズ5作品がその予定を超えてズレ込んでいます)

これらの作品にタワーの購入者が登場するのか、あるいは単に誰かの口から購入者について明かされるのかは不明ですが、現時点でキングピンは候補から外れているようです。

ドラマ「エコー」のPR中にキングピンを演じるヴィンセント・ドノフリオさんはこの質問に対して回答を濁していましたが、リヒトマン氏の情報が正しいとするのであればドノフリオさんはこれに対する答えを知らない可能性が高そうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-echo-kingpin-owns-avengers-tower-rumor/”]

「エコー」の配信開始前にはなんらかのヒントがあるのかもしれないと期待されていましたが、実際にはタワーに関する言及はありませんでした。

「ホームカミング」の公開以降、7年間にわたって議論されてきた謎の人物の主要な候補者のうち、残っているのはファンタスティック・フォー、メフィスト、ノーマン・オズボーンといったキャラクター。オズボーン以外は2025年公開作品と関連がありそうですが、誰が何のために購入したのか、あと1年ほど議論を楽しむ時間が残されているようです。

アベンジャーズタワーの購入者が近々判明する?「エコー」PR中に俳優とプロデューサーが言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「エコー」のプロモーションとして出演者のアラクア・コックスさん、ヴィンセント・ドノフリオさん、エグゼクティブ・プロデューサーのブラッド・ウィンダーバウムさんらが海外メディア Comicbook.com とのインタビューに応じた中で、アベンジャーズタワーに関する質疑応答が含まれていました。

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動画の11分30秒ごろ、「あなた(キングピン)がアベンジャーズタワーを買ったんじゃないの?」と質問されたヴィンセント・ドノフリオさんは「その質問には答えられないね。誰もその質問をしたことがなかったけど、君がその最初の一人だよ」と笑って誤魔化しました。

そして動画の15分ごろ、「誰がタワーを買ったの?」との質問に対してウィンダーバウムさんは「正直なところ、そのうちわかると思いますよ」とこちらも笑顔で対応しました。

映画「アベンジャーズ」でニューヨークにそびえたっていたスタークタワーはその後アベンジャーズタワーに改築され、しばらくの間はヒーローたちの基地として機能していました。

しかし、「スパイダーマン:ホームカミング」の作中でこのタワーは売却され、ハッピー・ホーガンがその引っ越しに追われるシーンが描かれていました。

アベンジャーズタワーの謎の新しいオーナーについて約7年の間、ファンは様々な考察をしていました。その理論の主なキャラクターがファンタスティック・フォー、ノーマン・オズボーン、キングピン、メフィストでしたが、キングピンが買い取っていたのであれば、早ければ「エコー」でそれが判るのかもしれません。

実際のニューヨークではアベンジャーズタワーの場所には当然ですが別のビルがたっています。タワーが売却されたのが実に7年前の事となり、その後のMCUでは度々この場所にたつMetlifeのビルをそのまま映してしまうエラーなども発見されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-doctor-strange-2-avengers-tower-error/”]

アベンジャーズタワーはコミックでいう所のフィスクタワーに改築されているのか、今後の展開には注目です。

米国著作権局の登録内容からドラマ「エコー」の概要が明らかに、配信は1月10日か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「エコー」の新情報が United States Copyright Office より明らかになりました。これによると、マヤ・ロペスはキングピンの後をついで裏社会のトップの座についているようです。

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ページに記載された概要は以下の通り。

マヤ・ロペス(アラクア・コックス)が、キングピンことウィルソン・フィスク(ヴィンセント・ドノフリオ)の残忍な遺産の後継者として犯罪生活と野望とのバランスを取りながら、ネイティブ・アメリカンのルーツとのつながりを取り戻そうと奮闘する。第1話では、マヤ・ロペスと彼女の葛藤が紹介される。

概要はキングピンが退陣してマヤが後を継いでいると示しており、「ホークアイ」のラストの弾丸がこのような結果を導いたようで、コミックのキングピンと異なって銃弾への耐久性はさほどない事を示しているようです。

1年ほど前に報じられたあらすじからは少し変化があったのでしょうか。

キャスト情報ではデアデビル役のチャーリー・コックスさんの名前がある他、ヘンリー役チャスク・スペンサーさん、スカリー役グレアム・グリーンさん、従兄弟ビスケット役コディ・ライトニングさんらが名を連ねています。

配信予定日は 2024年1月10日 との事。先日は全6話構成から全5話へと変更されたとも報じられています。

この登録情報は 2023年9月19日 時点のものであり、以降変更される可能性もあります。

ドラマ「エコー」は 2024年1月 ディズニープラスで配信予定です。

ソース:United States Copyright Office

デアデビル、キングピン、そしてジェシカ・ジョーンズが仲良くスリーショット

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」でキングピンを演じたヴィンセント・ドノフリオさんが自身の Instagram に公開した(そして削除した)写真が話題になっています。

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「ホークアイ」でキングピン/ウィルソン・フィスクを演じたドノフリオさんは、「シーハルク:ザ・アトーニー」でデアデビル/マット・マードックを演じたチャーリー・コックスさんと、そしてもうひとり、二人と違ってまだMCUに再登場が果たされていないジェシカ・ジョーンズ役のクリステン・リッターさんとのスリーショットを公開していました。

これは日曜日の午後、ギャラクシーコン・オースティンでの休憩中の写真だったようです。彼らはNetflixのマーベルドラマの一員として共演しているため、何ら不自然な写真ではありませんが、どういうわけかこれは削除されてしまいました。

今回の写真はデアデビルとキングピン、どちらかのプロジェクトにジェシカ・ジョーンズが戻ってくることを示唆しているのでしょうか?

ジェシカ・ジョーンズはもともと「シーハルク:ザ・アトーニー」での再登場が計画されていると報じられていましたが、結局登場することはありませんでした。しかし、劇中にはその名残ではないかと考えられているイースターエッグも見つかっています。

その後も「エコー」や「デアデビル:ボーン・アゲイン」で紹介されると報じられていましたが、いずれもスケジュール競合によりキャンセルされたとも報じられています。

しかし、クリステン・リッターさん自身は再演の準備はいつでも整っているとコメントしており、ファンはNetflixからの次の復活キャラクターとして期待しています。果たしてどの作品で戻ってくることになるのか、今後の情報にも注目となっています。

ドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、Netflix版とは異なるとキングピン役が語る

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」でキングピンを演じるヴィンセント・ドノフリオさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中でMCUとNetflix版の違いについて言及しました。

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2021年のドラマ「ホークアイ」でキングピン/ウィルソン・フィスクは元々Netflix版のドラマ「デアデビル」にてドノフリオさんが演じていたキャラクターでした。

Netflix版とMCU版の関連性についてマーベルは公式なコメントを出していませんが、ファンが気になるこの問題についてドノフリオさんは次のような持論を展開しました。

「これは間違いなく新しい番組です。Netflixの番組とは違いますね。つまり、私が言えることは、チャーリー(コックス)と私は退屈していないということです。とても楽しい時間を過ごしています。素晴らしいキャストが揃っているし、他のみんなも楽しんでいると思っています。チャーリーは僕の大好きな人の一人で、彼は毎日、この役をやり遂げる覚悟でここに来ているし、僕もこの役に完全にハマっているから、同じ理由でここにいるんです。」

さらに本作の舞台裏について、「私たちは本当に、ただ作品を届けるだけなんです。でも、大変な作業ですよ。チャーリーは、スタントやその他をこなさなければならないので、常にトレーニングをして、様々なことを学んでいるので、とても素晴らしい。でも、シーンは最高だよ。具体的なことは避けたいけど、違う番組だし、違う番組のように感じるとしか言いようがありません。」とコメントしました。

ドノフリオさんはNetflix版とMCU版がまったく違うと肌で感じているようで、具体的に言えないという部分は脚本の面でもそう感じるシーンが含まれているのかもしれません。とは言え撮影クルーは大幅に異なるわけで、違いを感じるのも当然といえば当然な事です。

以前には二人の俳優がNetflix版から戻らないとも報じられていますが、一方でデアデビル役のチャーリー・コックスさんとキングピン役のヴィンセント・ドノフリオ以外にも帰ってくるキャラクターがいる可能性が注目されています。

なお、「ボーン・アゲイン」の撮影が予定されているシルバーカップイーストにはWGAストライキのためにピケが貼られており、撮影を中断中との事。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Vincent D’Onofrio on Daredevil: Born Again Tone: “It’s Not the Netflix Show” (Exclusive)

【噂話】MCUマルチバース・サーガではカーンの脅威の裏でキングピンが暗躍すると言う

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ4から展開され、フェーズ6までにわたって描かれるというマルチバース・サーガは征服者カーンを中心とした多元宇宙の脅威に焦点が合わせられていますが、その裏ではキングピン/ウィルソン・フィスクが暗躍する事になると、海外メディア The Cosmic Circus が報じました。

なお、この記事はそこそこ詳細な噂を含んでいる分、ネタバレとしての側面も強くなっています。ネタバレ嫌いな方はご注意ください。

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記事によるとキングピンというキャラクターは、権力と腐敗の本質、ヒロイズムと悪役の間の曖昧な境界線など、より成熟した複雑なテーマを探求することを可能にし、マルチバースのような非日常的な物語ではなく、より現実的な問題を描くに適しているとし、MCUはいくつかのプロジェクトでそれを探求するつもりだと指摘します。

現在のところ、ヴィンセント・ドノフリオさん演じるキングピンはドラマ「エコー」とドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」での再登場が決まっていますが、ウィルソン・フィスクのストーリーは、彼がニューヨーク市長に立候補して政治分野で権力を得ようとすることに焦点を当てるだろうと激しく噂されています。

そして、TCCの情報筋によると、フィスクが政治的な議席を求めるという噂は本当だそう。しかし、このプロットポイントは、あるプロジェクトだけで発生し、すぐに同じプロジェクトで解決されるわけではありません。フィスクがニューヨーク市長の座を狙うというストーリーは、多くのプロジェクトで直接的に検討され、間接的に他のプロジェクトに影響を与える可能性があると伝えています。

TCCの情報筋は、これがコミックの「Dark Reign(ダークレイン)」(wiki)のストーリーの要素をキングピンに反映したものになるとまで明言。フィスクの市長選挙への道のりの物語は、ドラマ「エコー」から始まると予想され、「デアデビル」のどこかの時点で、本格的に始まる可能性があると指摘します。

さらに「デアデビル:ボーン・アゲイン」の余波は映画「スパイダーマン4」にも色濃く影響すると言います。

複数の情報筋によると、キングピンが市長選挙に出馬する真の動機は、自分の支配を脅かす可能性のあるストリートレベルの自警団の活動を取り締まることにあると言います。フィスクのリストにはホークアイ、ケイト・ビショップ、マット・マードック、スパイダーマンといったキャラクターが上位にあるとの事。

フィスクの影響はそれだけにとどまらず、「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」、「サンダーボルツ」、「ミズ・マーベル」シーズン2などでもその脅威の片鱗が描かれる可能性があると言います。

そして、フィスクはニューヨークの「自警団の危機」に対処するため、「多くの業者に業務を委託する」しかないだろうと指摘し、このことは映画「スパイダーマン4」のプロットポイントになる可能性があると伝えています。

先日はキングピンを演じるヴィンセント・ドノフリオさんが「スパイダーマンのケツを蹴り飛ばしてやる」と発言するなど、既に目の敵にしている様子が報じられており、今回の記事と合わせると、ドノフリオさんは既に計画の一部を聞いているのではないかとも考えられそうです。

MCUのリリーススケジュールが予定どおりであれば、今夏配信予定のドラマ「エコー」から、このキングピンにまつわるストーリーラインが始まる事になります。ただし、今春スタート予定だったドラマ「シークレット・インベージョン」が少し遅れている事、また、ディズニープラスでのMCUドラマが全体的に遅延するといった報道も含めて、時期については少し注意しておく必要がありそうです。

ドラマ「エコー」は 2023年夏にディズニープラスで配信予定です。

ソース:What I Heard: Kingpin’s Rise to Power

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、ヴィンセント・ドノフリオさんがスパイダーマンに宣戦布告

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」でキングピン/ウィルソン・フィスクを演じるヴィンセント・ドノフリオさんが、週末に開催された Raleigh’s GalaxyCon に出席しました。そのイベントに登場した際に、ドノフリオさんは打倒スパイダーマンを予告しました。

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イベントの舞台に登場したドノフリオさんは「いつかスパイダーマンのケツを蹴り倒してやるよ」と宣告し、コミックのようにMCUでキングピンvs.スパイダーマンを描きたいとの考えをあらわにしました。

ドノフリオさんは昨年末のイベントに登場した際も「最終目標はスパイダーマン」と語っており、「ボーン・アゲイン」の撮影がスタートしてさらに闘争心が高まっているのかもしれません。

実際にマーベル・スタジオがスパイダーマンとキングピンの戦いを計画しているかは不明ですが、ケヴィン・ファイギ社長はスパイダーマン4の脚本の執筆が始まった事を報告しています。そしてスパイダーマン4はサノスのような宇宙レベルの敵や、「ノー・ウェイ・ホーム」のようなマルチバースレベルのトラブルは描かずに、コミック同様のストリートレベルのヒーローとしてのスパイダーマンを描くとも報じられています。

キングピンとスパイダーマンの戦いも気になる所ですが、まずはその前に、デアデビルとの因縁に注目する必要がありそうです。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。