ヴィン・ディーゼルさんが「ソー/ラブ&サンダー」に出演することをほのめかしてしまう

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のシリーズでグルート役を演じるヴィン・ディーゼルさんが、「ソー」シリーズの最新作に登場することが、米メディアcomicbookのインタビューでわかりました。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)の流れを受けて、ファンはアスガーディアンズの結成を期待していましたが、先日、ガーディアンズシリーズのジェームズ・ガン監督はインスタグラム上で「スター・ロードとソーはダンスバトルしない」と共演を否定していました。

これを聞いてがっかりしたファンも少なくないと思いますが、事態は一転。
私達ファンは何故か「ガーディアンズ」の映画に「ソー」が出ると思い込んでいましたが、インタビュー動画を見る限りは逆だったようです。

ディーゼルさんは動画の中で「ソーの監督(タイカ・ワイティティ監督)がソーにガーディアンズの一部を組み込む事を僕に話してくれました。これはとても興味深い事で、そして誰も知らないと思う。多分僕は何も言ってはいけなかった」と話しています。

一部というのが物語の一部という意味なのか、一部のガーディアンズメンバーという意味なのかはわかりませんが、映画館でアスガーディアンズを見られる可能性はまだ残っていそうですね。

映画「ソー/ラブ&サンダー」は2021年11月5日より米公開予定です。

ソース:Thor 4 to Feature the Guardians of the Galaxy

ガン監督「ドラックスとマンティスのスピンオフ映画の計画があった」事を認める

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの映画シリーズを手掛けるジェームズ・ガン監督が、ドラックスとマンティスの映画が計画中であったことを、ツイッター上で認めました。

ツイートはHeroic Hollywoodのツイートを受けて返されたもので、Heroic Hollywoodによる俳優のデイブ・バウティスタさんへのインタビュー内で明らかになたことが発端となっています。

バウティスタさんはガーディアンズシリーズでドラックスを演じている俳優さん。彼が「スピンオフ計画があったよ」と言ったことが記事となり、それに対してジェームズ・ガン監督が答えた形です。

ガン監督はそれが本当だったと認めた上で、完全に中止となったわけではないとも追記しました。

ガン監督は一連の解雇騒動もあり、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」は当初フェーズ4の最初の方に位置していましたが、フェーズ5へと変更。それに伴ってスピンオフ計画も延期になった形のようです。

ガーディアンズ3が終われば、ディズニー+という選択肢も増えていますので、またこの話が浮上してくるかもしれませんね。

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【映画紹介】「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」再びノリで銀河を救う【MCU Vol.15】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2017年公開の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」
原題はシンプルに「Guardians of the Galaxy Vol. 2」とナンバリングタイトルになっています。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の15作目で、
フェーズ3の11作品中の3番めの作品です。

MCUシリーズ 前作はこちら

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ガーディアンズシリーズの前作はこちら

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冒頭のあらすじ

前作の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の終わりから数カ月後(劇中での西暦は2014年設定)、ソヴリンの女王アイーシャから依頼を受けたガーディアンズは、アニュラクスバッテリーを守るために宇宙怪物アビリスクを撃退します。

報酬としてネビュラの身柄を引き取ったガーディアンズ。ネビュラはサノスを殺すためにアニュラクスバッテリーを狙い、ソヴリンに捕らえられていました。
ノヴァ帝国に引き渡すためにネビュラを船にのせて出発すると、ソヴリンの艦隊が追いかけてきました。

ロケットが ” 親切心 ” からバッテリーを盗んでいたことを知ったアイーシャが、ガーディアンズ抹殺のために攻撃を仕掛けました。ピンチに陥ったガーディアンズでしたが、そこに一隻の宇宙船が割って入り、助けたのです。

ソヴリンの攻撃を逃れ、不時着した星に先程の船も到着。
下船してきたお所にクイルが「あんた何者だ」と問いかけると、男は「お前の父親だ、ピーター」と答えたのでした。

見どころ

前作の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(2014年)で少し語られた地球での母との思い出。そんな母、メレディス・クイルの元気だった頃のシーンから始まる本作では、父親にスポットが当てられます。

今作も質の高いスペースオペラとなっていて、笑えるシーンもあり、心に来るシーンもあり、バラエティーにとんだ構成になっています。

物語の大きなテーマは「家族」。
ガーディアンズメンバーはみんな家族を失っている中で、突如現れたクイルの父親に対してそれぞれの思いが交錯していきます。特にロケットの心情が描かれていて、それがまた印象的です。

アクションシーンも圧巻で見た目以上のハイスペックな能力を見せるガモーラとドラックスや、相変わらずチートなヨンドゥなど見どころはたくさん。
ベイビー・グルートも愛らしさとは裏腹なアクションを見せてくれます。

ガーディアンズらしい楽曲もたくさん。
前作ラストでクイルが手にとった、メレディスからのプレゼント「最強ミックスVol.2」に収録されている曲が至るところで流されて、映画を盛り上げてくれます。

今回もエンディングの後のオマケ映像は、今後重要になってきそうなシーンがありますよ。

キーワード

セレスティアル

ビッグバンと同時、またはそれ以前から存在していたとされる種族です。
MCU版における定義はまだ不明な部分が多いですが、前作では、惑星ノーウェア(コレクターがいた所)はセレスティアルの頭部の残骸だと説明されていました。
セレスティアルズの詳細はフェーズ4の映画「エターナルズ」で描かれると思います。

キャラクター

ピーター・クイル(スター・ロード)/演:クリス・プラット

アメリカのミズーリ出身で、9歳の頃に宇宙海賊にさらわれて以来、宇宙暮らし。地球での最後の記憶は母親を亡くしたことで、父親を知らない事もあり愛情をもとめがち。ガーディアンズのリーダー的存在で、どんな苦難もポジティブに乗り切ろうとする男です。
今回もソニーのウォークマンを愛用中。

ガモーラ/演:ゾーイ・サルダナ

サノスの養女で宇宙一冷酷とも呼ばれる暗殺者。言い争いの耐えないガーディアンズの男性陣をなんとかまとめています。

ドラックス/演:デイヴ・バウティスタ

ガーディアンズきってのパワーファイター。比喩が通じず少しズレた部分がありながら、割と物事の本質をあっさり見抜く男です。
妻のオヴェットと娘のカマリアを殺したロナンには復讐を果たしましたが、その黒幕だったサノスを狙っています。

ロケット/声:ブラッドリー・クーパー

ガーディアンズのメカニックで武器の扱いも一流。
泥棒のスキルも高く、なかなかのトラブルメーカーです。
アライグマと呼ばれると怒ります。

ベビー・グルート/演:ヴィン・ディーゼル

フローラコロッサスと呼ばれる種族で、 前作のラストで芽吹いた新しいグルート。 前作の個体とは別で、記憶もなければ人格も違う模様です。

ネビュラ/演:カレン・ギラン

サノスの養女でガモーラの義理の妹。
サノスが姉妹の実践訓練として、敗者を改造してより強化するという事を繰り返した結果、一度もガモーラに勝てないまま身体の半分以上がサイボーグにされてしまいました。
それゆえガモーラとサノスに対しての恐怖と怒りを溜め込んでいます。

ヨンドゥ・ウドンタ/演:マイケル・ルーカー

宇宙海賊ラヴェジャーズの一員で、クイルの育ての親です。
クイルに甘い部分があり、前作から部下にたびたび指摘されています。

クラグリン/演:ショーン・ガン

ヨンドゥの側近でラヴェジャーズの一員。クラグリンもヨンドゥのクイル贔屓には不満があります。

エゴ/演:カート・ラッセル

セレスティアル(天界人)と呼ばれる種族で、クイルの父親。1980年の地球のアメリカ、ミズーリ州でメレディス・クイルと出会い、ピーターを授かりました。

マンティス/演:ポム・クレメンティエフ

エゴの世話係でエンパシーの使い手。テレパシーと違って思考を読むことは出来ません。感情を感じ、相手の感情を変化させることも可能です。
エゴ以外の人と接したことがないため、ドラックスと同じかそれ以上に世間知らずです。

スタカー・オゴルド/演:シルヴェスター・スタローン

ラヴェジャーズ全部隊のリーダー。ヨンドゥが掟を破ったとしてラヴェジャーズから追放しました。

アイーシャ/演:エリザベス・デビッキ

全身黄金色が特徴的なソヴリン人の女王さま。
アニュラクス・バッテリーを守るためにガーディアンズを雇いました。

©MARVEL

【映画紹介】「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」はみ出し者たちが、銀河を救う【MCU Vol.10】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2014年公開の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の10作目、
フェーズ2の6作品中の4作品目

MCUシリーズ 前作はこちら

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ガーディアンズシリーズ 第一弾となります。

冒頭のあらすじ

1988年、母親を亡くしたばかりの失意のピーター・クイルは、ヨンドゥ・ウドンタ率いる宇宙海賊ラヴェジャーズにさらわれ、地球から離れてしまいます。

それから26年後の2014年。ヨンドゥに育てられ、トレジャーハンターとして宇宙を駆け回るようになっていたクイルは、惑星モラグにてオーブを盗み出しました。

金儲けのために盗み出したオーブでしたが、オーブを狙う連中に追われる羽目になるのでした。そして逃亡劇の最中に、オーブが銀河を破壊してしまうパワーを秘めていることを知ります。そのままクイルたちは、銀河を守る戦いへと巻き込まれていくのでした。

見どころ

ガーディアンズのシリーズ第1弾。
原題はGuardians of the Galaxyで、邦題で「ザ」が排除された経緯は不明です

ここまでのMCU作品は、地球を舞台とした映画ばかりでした。ソーのシリーズでは宇宙を描くシーンも見られましたが、主要な舞台はやはり地球でした。そんなわけで本作品はMCU初のSF作品となります。

舞台が宇宙になったことで、勢力の名前や人種名など独特なネーミングがどんどん出てきますが、さほど深く考えなくて大丈夫です。
冒頭以外で出てくるテラ人(地球人)はピーター・クイルだけであとはみんな宇宙人。いろんな文化を垣間見ることが出来ます。

クイルの独特な人間性に惹かれ、次第に一丸となっていくガーディアンズのメンバー。MCUで初となる人型でないヒーローたち、ロケット&グルートも見どころのひとつです。

劇中では1970年代から1980年代のアメリカンミュージックが多く使用されていて、世代によっては勝手に気分が上がるポイントではないでしょうか。

今後のMCUに関連する出来事が多いのもガーディアンズの特徴です。
エンドクレジット後の映像やスタン・リー氏のカメオ出演も含めて隅から隅まで要チェック!

キーワード

オーブ

廃墟と化した惑星、モラグに封印されている球状の物質。
ラヴェジャーズが狙っているお宝で、クイルが出し抜いて独り占めにしようとします。またサノスがこれを狙い、ロナンがそれに協力しているため、物語はこのオーブを巡って展開されます。

キャラクター

ピーター・クイル(スターロード)/演:クリス・プラット

1988年、9歳の頃に母メレディスが最期を看取り、耐えきれなくなり病院を飛び出したところをヨンドゥ率いるラヴェジャーズに誘拐されます。そのまま宇宙海賊の一員として育てられ、大人になったクイルは立派なごろつきに育ちました。
様々な異星人と交際する遊び人で、前科者でもありながら、反面お人好しで意外と人道的なところも。
ソニーのウォークマンを愛用し、メレディスからもらった「Awsome Mix Vol.1」のテープを聞くのが大好き。

ガモーラ/演:ゾーイ・サルダナ

緑の肌のゼホベレイ人。サノスによって両親を殺され、そのまま養女として、そして暗殺者として育てられました。銀河一残酷な女とも呼ばれ、恨みを持つ人達も多いです。サノスの命令をこなしながら隙を伺っています。

ドラックス/演:デイヴ・バウティスタ

ザ・デストロイヤーの異名を持つ戦士。コミックとは大きく違い、共通点はサノスを倒したい部分ぐらいです。肌の色は緑でしたが、映像化にあたってハルクと被るという理由で灰色に変更されたようです。彼に比喩は通じません。

グルート /演:ヴィン・ディーゼル

タルニーア出身のフローラコロッサスと呼ばれる樹木型ヒューマノイド。ロケットとコンビを組んで賞金稼ぎをしています。
I(わたし)と、am(は)と、Groot(グルート)の3語しか話せませんが様々な意味があって、ロケットはそれらの意味を理解している様子。
再生能力があり、パワー、防御ともに高い能力を持っています。

ロケット・ラクーン /演:ブラッドリー・クーパー

愛らしい外見とは正反対に、口が悪くてなかなか凶暴。アライグマ、あるいはそれに類する呼ばれ方をされると立腹します。MCU版では元々人型であり、この姿に遺伝子改造された様子です。(コミック版は元は動物で知能や二足歩行に関する遺伝子改造をされています)
射撃とパイロットの腕は宇宙トップクラスで、知能もトニー・スターク並。
本人いわく、寿命は短いそうです。

ヨンドゥ・ウドンタ /演:マイケル・ルーカー

宇宙海賊ラヴェジャーズのリーダー。青い肌が特徴的ですがクリー人ではなく、ケンタウリ人。荒っぽく親分肌で、クイルとは義理の親子のような関係です。
クイルの実の父親を知っている様子もうかがえます。
ヤカの矢を口笛で遠隔操作する独特で強力な戦闘スタイルを持っています。

ロナン・ジ・アキューザー /演:リー・ペイス

本作のメインヴィランです。 銀河の列強クリー帝国の法を執行するアキューザー(告発人)。1000年に渡るクリー帝国とノヴァ帝国の戦争が平和条約の締結により終戦したため、母国であるクリーを弱腰として、サノスと手を組み仇敵ザンダー星人を滅ぼそうとします。

ネビュラ /演:カレン・ギラン

サノスの養女でガモーラの妹。実の姉妹ではなく、ガモーラ同様になかば誘拐されてきたルフォモイド人。姉妹で実戦訓練をさせられ、負けるたびにサノスに改造されたネビュラは半分以上が機械の身体になっています。

サノス /演:ジョシュ・ブローリン

かつて映画「アベンジャーズ」(2012年)にて、ロキに地球侵略を焚き付けたタイタン星人。オーブが欲しい。

ジェームズ・ガン監督「ガーディアンズ3にはサプライズがいっぱい」

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の1作めと2作めの監督を務めたジェームズ・ガン監督が、Instagramのストーリーにとある写真を公開しました。

出典:Instagram/@jamesgunn

質問に対する回答として掲載されたもので、ガーディアンズ3の脚本は以前に考えたものに近いのか、変更されたのかの問に対して、以前のものにかなり近いと回答されています。

ジェームズ・ガン監督は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の1作目、2作目をとった監督で、2018年に一度ディズニーから解雇されましたが、2019年にはガーディアンズ3で戻ってくると報道されました。

当初ガーディアンズ3はフェーズ4の最初の方に位置しており、2020年公開予定だったため、当然脚本も出来ていましたが一連の解雇騒動により一旦白紙。
そして監督に再就任したことで、脚本がどうなるかはファンの間でも話題となっていました。

公開順が変わったことで他の作品との競合性などもあり、ある程度の脚本変更はあるだろうと考えられていますが、今回のインスタグラムでの監督の報告を見る限り、ベースは変わってないようです。
「常にサプライズがある」との一言も添えられており、期待以上のものが見られる予感がしますね。

2019年末にはガーディアンズでネビュラ役を演じるカレン・ギランさんが、3作目の脚本を絶賛されていました。

「言えるのは、もう脚本を読ませてもらったこと、最高の出来だということだけです。本当にすばらしい脚本なんです」と発言。シリーズ過去2作品を手がけたジェームズ・ガン監督が一時解雇されたものの、無事に復帰したことについて「私たち全員、ジェームズが3部作を完結させるべく戻ってきたことを本当に喜んでいます。彼なしでは納得できなかったでしょうから」と語りました。

引用:Yahoo entertainment

↑ネビュラ役 カレン・ギランさん

↓劇中のネビュラ

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」は2020年後半にも撮影開始予定となっています。公開時期は未定ですが、2022年10月から始まるフェーズ5に含まれるだろうとの見方です。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」および2作目「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」はDVD、BDが好評発売中。
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