【噂話】映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」にあまり期待されていないヴェノムの宿主候補者が追加

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」ではヴェノム・シンビオートが再登場する可能性が噂されていますが、コミックで寄生された事があるキャラクターの再登場が報じられています。

海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は、トニー・レヴォロリさんが演じるフラッシュ・トンプソンが再登場すると報告。

MCUのスパイダーマンの過去3作のフラッシュ・トンプソンは基本的にいやなやつであり、MCUオンリーのファンには想像がつかないかもしれませんが、コミックでは大学卒業後に軍に所属し、アメリカのために尽くしました。

イラク戦争で従軍した際に両足を失ったフラッシュでしたが、その活躍をアメリカ政府に認められて、ヴェノムの3人目の宿主だったマック・ガーガンから奪取された後、政府の管理下にあったヴェノム・シンビオートの適合者に選ばれ、エージェント・ヴェノムとして活動しました。

「ブランニューデイ」にはマック・ガーガンの再登場が発表されており、演者であるマイケル・マンドさんがヴェノムになる事をほのめかした事も話題となりました。

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フラッシュの再登場が事実であれば、映画のラストで彼が新たな宿主になる可能性も十分に考えられそうです。

「ブランニューデイ」に実際にヴェノムが登場するとすれば、最有力とされるのがやはりスコーピオン/マック・ガーガンで、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)でトム・ハーディさんが演じたエディ・ブロックが再登場する可能性は低いと見られています。

エディよりも可能性が高そうなのはブルース・バナーで、本作ではハルクの再登場が分かっていますが、「アベンジャーズ:エンドゲーム」から「シーハルク:ザ・アトーニー」まで眠っていたサベージ・ハルクがなぜ急に表面化するのかが分かっていません。

「エンドゲーム」で完全に融合したと説明されていたスマートハルクが昔のように分裂するよりも、シンビオートが寄生して暴れまわる流れのほうがシンプルであり、複雑な設定を必要としません。

シンビオートがマック・ガーガンとブルース・バナーのどちらか、あるいは両方を経て、コミックのようにフラッシュ・トンプソンへと宿主を変えていく事になるのか注目です。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」公開後、トニー・レヴォロリさんはフラッシュ再演の意欲を示していました。

また、SSUの凍結が報じられる前はソニー・ピクチャーズが「エージェント・ヴェノム」の映画を検討しているとも報じられていました。

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映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。

本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場予定です。また、アニメ「スパイダーバース」からマーヴィン・ジョーンズ3世さんがトゥームストーンを再演し、「サンダーボルツ*」よりエレーナ・ベロワが登場するとも報じられています。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

【噂話】ソニー・ピクチャーズが「エージェント・ヴェノム」の映画を開発中

ソニー・ピクチャーズがコミックのエージェント・ヴェノムの実写化に取り組んでいると報じられました。現在はエディ・ブロックを主人公とする映画「ヴェノム」の完結作とされている「ザ・ラストダンス」が劇場公開されたばかりですが、新たな主人公に切り替えたヴェノムの物語がスクリーンに登場するかもしれません。

スクーパーのダニエル・リヒトマン氏がサブスク会員向けにこれを報告。ソニー・ピクチャーズは映画「エージェント・ヴェノム」を開発中だと言います。

コミックのエージェント・ヴェノムはピーター・パーカーをいじめていたユージーン・”フラッシュ”・トンプソンで、彼は国のために脚を失ったあと、ヴェノム・シンビオートと絆を深め、再び立ち上がることになりました。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン」シリーズではこのフラッシュをトニー・レヴォロリさんが演じています。

©MARVEL,Sony Pictures

MCUにもヴェノム・シンビオートが残されているため、レヴォロリさんのフラッシュがエージェント・ヴェノムになる可能性は残されている一方で、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」にも注目しておくべき人物がいます。「ザ・ラストダンス」のクライマックスでは、ゼノファージの一体が兵士の一人の足を食べているシーンがあり、その兵士は名前は不明ですが、姓はトンプソンとされています。

これは明らかにコミックのフラッシュ・トンプソンを意識した設定で、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の最後にシンビオートを捕らえていた試験管がクローズアップされた事を考えると、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)でもエージェント・ヴェノムが誕生する可能性は十分に残されています。

ただし、「ザ・ラストダンス」のトンプソンを演じた俳優名がWEB上に登場しない事を考えると、ソニーが全く別の新しい俳優を起用して、トンプソンをリブートする事もありえる話です。

実写ヴェノムの今後については様々な噂がこれまでにもあったものの、エディ・ブロックを演じたトム・ハーディさんはソニーとの契約が終了したと報告し、「ザ・ラストダンス」が完結作である事を明言しています。

実際には水面下で4作目が進められているとも考えられていますが、4作目はエディではなくフラッシュが主人公となるのか、続報にも注目です。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は劇場公開中です。