ソーチー・ゴメスさんが映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のオーディションで「ベネディクトが怖かった」と語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に新ヒーローのアメリカ・チャベスとして出演しているソーチー・ゴメスさんが、キャスティングされるまでのオーディンション秘話を明かしました。

ディズニーのD23マガジン2022年春号のインタビューで、ゴメスさんはオーディションについて「2020年3月、初めてセルフテープのオーディションを受けたんですが、それは無題のマーベルのプロジェクトでした。オーディションの後、長い間、何の音沙汰もありませんでした。その後、8月にまたテープを撮るように連絡がありましたが、今思うと完全にフェイクの脚本と新しいフェイクのキャラクター名でした。」と明かしました。

そして、「その1週間後、エージェントから電話がかかってきて、私がピン留めされた、つまり、スタジオがあなたに対してとても真剣だということだと言われたんです。その数日後、ロンドンでのスクリーンテストのオファーが来たんです。10日ほどでパスポートを準備し、飛行機に乗りました。」と、今度はほとんど間を空けずにテストを受けることになったと語りました。

続いて、「周りを見渡すと、4台のカメラと80人ほどのクルーがいました。そこは本物の映画のセットでした。もはやスクリーンテストの規模ではありません。ベネディクト(・カンバーバッチ)とはその時初めて会ったので、怖かったです。彼とのシーンはとても緊張しました。でも、彼はすごくいい人で、サム(・ライミ)やリッチー(・パーマー)もそうでした。とても怖かったけど、みんなが私を歓迎してくれました。」と初めて現場に足を踏み入れた感想を述べました。

最後にスクリーンテスト後について、「アメリカに帰国した2日後、エージェントであるステラ・アレックスからZoomコールがありました。そこにキャスティング・ディレクター(サラ・ハレー・フィン)がひょっこり現れて、「受かったよ!」と言ってくれたんです。私は文字通り衝撃でした。特にサラが『ソーチー、マーベルファミリーへようこそ!』と言ったときは、信じられませんでした。『あなたはアメリカ・チャベスよ。』私は「本気なの?」と心臓が止まりそうでした。希望を持ちたくなかったから、考えることもできませんでした。」とキャスティングが決まった時の心情を明かしました。

コミックのアメリカ・チャベスは次元移動能力を持つヒーローで、映画における複数のマルチバースの移動にも大きく関与していると考えられています。また、ヤングアベンジャーズのメンバーでもあり、今後のMCUでも重要なキャラクターになる可能性は高く、自身のソロシリーズを獲得する事も十分に考えられます。アメリカ・チャベスが今作でどのような活躍を見せてくれるのか、注目になりそうです。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の公式概要は以下のとおりです。

危険すぎる禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったストレンジは“マルチバース”と呼ばれる謎に満ちた狂気の扉を開いてしまう。何もかもが変わりつつある世界を元に戻すため、盟友の魔術師ウォン、そしてアベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチことワンダにも助けを求めるが、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類、そして全宇宙に迫っていた。その宇宙最大の脅威とは、、、なんとドクター・ストレンジと全く同じ姿の人物で「宇宙への最大の脅威はお前だ」と不敵な笑みを浮かべていた…。
監督:サム・ライミ 出演:ベネディクト・カンバーバッチ/エリザベス・オルセン/ベネディクト・ウォン/レイチェル・マクアダムス /キウェテル・イジョフォー/ソーチー・ゴメス 『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』2022年5月映画館にて公開!

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月4日 日本先行公開予定です。

ソース:MCU Star Reveals Marvel Studios’ Intense Audition Process for America Chavez

新たなコミックシリーズ「サンダーボルツ」より新生サンダーボルツのメンバーが公開

2022年5月からスタートする新たなコミックシリーズ「サンダーボルツ」の新生サンダーボルツとなるメンバーが発表されました。クリント・バートンが率いる新生サンダーボルツはモニカ・ランボー、アメリカ・チャベス、パワーマン、パースエイジョンにGutsen Gloryという新キャラクターを含めた6人チームとなり、ライターのジム・ザブさんとアーティストであるショーン・イザークスさんが描いていきます。

公式概要は以下の通りです。

超強力な悪党がスタテン島で人質を取った?チャイナタウンに次元の裂け目が?怪物がメトロで暴れてる?サンダーを呼べ!

「デビルズ・レイン」の後、ビッグアップルは大きな問題を抱えており、状況を好転させるために新しいサンダーボルトグループに任されています。しかし、クリント・バートンがこのチームを率い、マーベル・ユニバースが投げかけるあらゆるものと互角に渡り合えることを証明する任務を負ったとき、彼が最初に直面することになるのは、自分自身のことだった。

©MARVEL

ライターのジム・ザブさんは「サンダーボルトの執筆は、ショーン・イザークスとの初のマーベル作品でもあります。クリント・バートン、モニカ・ランボー、アメリカ・チャベスをはじめ、ニューヨークで唯一の公式スーパーヒーロー・チームとして、たくさんの試練を与えられることに、とても興奮しています。このシリーズで繰り広げられるアイデアの多くは、私が長年やりたかったことです。大きなアクションと大きな楽しみ、ドラマ、コメディ、そしてもちろん、このチームにふさわしいいくつかのひねりがあり、読者を常に緊張させる。ショーンのアートワークはかつてないほど素晴らしく、その素晴らしい技術で見事なコミックページや、強大なマーベル・ユニバースに加わる新しいキャラクターたちの目を引くデザインに仕上げてくれています。我々のクリエイティブ・チームは全力を尽くしているので、毎号「ジャスティス、ライクライトニング」が襲ってくる準備をしておいてください!」とコメントしています。

初代サンダーボルツはマスターズ・オブ・イービルがヒーローを偽っていたチームでしたが、コンセプトは最終的にヴィランが更生するためのチームへと進化し、政府の秘密工作員として活動することを余儀なくされました。

その後長年にわたり、サンダーボルツは独立し、ノーマン・オズボーンの下で働く殺人集団、さらにはルーク・ケイジが率いる悪人をヒーローに変えるための特別プログラムとしてその実態を変化させて活動してきました。

そしてイベント「デビルズ・レイン」で再登場し、キングピンことウィルソン・フィスク市長の下にあるヴィラン達で構成されていたサンダーボルツでしたが、新たにクリントがリーダーとなりモニカ・ランボーたちヒーローを加えて再結成され、再びヒーローチームとして活動することになるようです。

コミック「サンダーボルツ」は 2022年5月25日 より全5号で発行予定です。

ソース:公式

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でアメリカチャベスの登場が計画されていた?

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」より、Maciej Kuciara さんによって描かれたコンセプトアートが公開されましたが、投稿後すぐに削除されました。その削除されたアートによると、本作にはアメリカチャベスの登場が予定されていた事が示唆されています。

アートは遊園地のような場所で不思議な本を掲げたアメリカチャベスを中心に、ピーター・パーカー、MJ、ネッド、ベティ・ブラント、フラッシュ・トンプソンが描かれています。

©MARVEL,Sony

各キャラクターはそれぞれ実際の俳優さんの顔で描かれていますが、アメリカチャベスはソーチー・ゴメスさんではなく、当初キャスティングの噂が上がっていたイザベラ・メルセードさんの顔に似ているようです。この点から考えると、このアートはかなり初期の頃に制作されたと考えられます。

アメリカチャベスは映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でデビューする予定のキャラクターですが、新型コロナウイルスのパンデミックがなければ「ノー・ウェイ・ホーム」よりも先に「マルチバース・オブ・マッドネス」が先に公開される予定でした。当初はすでにデビュー済みだったはずの「次元移動能力」をもつアメリカチャベスが「ノー・ウェイ・ホーム」でマルチバースの扉を開いてしまう計画だった可能性が考えられるようです。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 より日本公開中、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月4日 日本公開予定です。

ソース:Spider-Man: No Way Home Art Reveals Wild Deleted Scenes With America Chavez

映画「ドクター・ストレンジ・itMoM」新登場のヒーロー、アメリカ・チャベスを女優がSNSで宣伝

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」で新たに登場することが公開されているヒーロー、アメリカ・チャベス。そのアメリカ・チャベスを演じるコキトル・ゴメスさんが新ヒーローのデビューを祝い、Instagramを更新しました。

残念ながら映画での外観を見ることは出来ませんが、「みんなが彼女に会うのが待ちきれません!」と興奮気味にコメントをしています。

4月半ばのケヴィン・ファイギ社長の言葉では「あと一週間ほどで撮影が終わる」との事で、おそらく既に撮影は終わったものと見られています。

イギリスでロケが行われた本作ですがスクープ画像等もほとんどなく、厳重に秘密を守りながら撮影されていました。主人公のストレンジを引き続きベネディクト・カンバーバッチさんが演じる他、ワンダ・マキシモフ、ウォン、バロン・モルドがMCUから再登場することが明かされています。また、公式情報ではありませんがドラマ「ワンダヴィジョン」に登場したワンダの息子ビリーとトミーを演じたジュリアン・ヒリアードくんとジェット・クラインくんがロケ地近くで目撃されており、再登場を予感させています。

公開されているあらすじは以下のとおりです。

“After the events of Avengers: Endgame, Dr Stephen Strange continues his research on the Time Stone. But an old friend-turned-enemy puts an end to his plans and causes Strange to unleash unspeakable evil.”

『アベンジャーズ エンドゲーム』のイベントの後ドクター・スティーブン・ストレンジは「タイム・ストーン」に関する研究を続けていた。しかし、敵となった昔の友人によって彼の計画は中断されてしまい、ストレンジは言いようのない恐ろしい「悪」を解き放ってしまう。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 に米国公開予定となっています。

映画「ドクター・ストレンジ・itMoM」にアメリカ・チャベス登場? 次元を移動するヤングアベンジャーズ

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ」(2017年)で示唆されていた多次元世界マルチバースが本格的に描かれると言われる続編「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」に新たなヒーロー、アメリカ・チャベスが登場すると複数の海外メディアが報じました。

報道によると、プエルトリコ人の12歳から15歳の女優のキャスティングを行っており、それがアメリカ・チャベスを演じる女優とのこと。

アメリカ・チャベスは異世界ユートピア・パラレルの出身でミス・アメリカと呼ばれることもありますが異世界人です。

デミアージと呼ばれるその世界の神から力を得ており、驚異的な腕力、耐久性、飛行能力、そして次元移動能力を備えたヒーロー。

ユートピア・パラレルは男性というものがなく、彼女もまた二人の母親アマリアとエレナから魔法的な誕生をしており、母親たちがユートピア・パラレルを救うために犠牲になった姿を見てアメリカ・チャベスもヒーローとして活動するようになっています。また、ユートピア・パラレルの設定上、彼女にとって地球の男性は奇妙にうつるらしく、同性愛者として描かれています。

地球に来て以降のアメリカ・チャベスはキャシー・ラング(アントマンの娘、MCU登場済み)、ケイト・ビショップ(二代目ホークアイ、ドラマで登場予定)、ウィッカンとスピード(ワンダとヴィジョンの双子の息子、ドラマで登場予定)、キッド・ロキ(ドラマで登場?)などが所属するヤングアベンジャーズに加入し、ヒーロー活動をしています。

ドクター・ストレンジの続編にアメリカ・チャベスが登場となれば、ヤングアベンジャーズのピースがまた一つ揃うことになりそうです。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2021年5月7日 全米公開予定です。

ソース:Doctor Strange 2 Casting Young Teenager for America Chavez Role