ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」が 2024年10月25日 からの米劇場公開をわずか一ヶ月半ほどで終えた事が明らかとなりました。現地時間の今週 10日 からは、デジタルプラットフォームでの配信へと切り替えられる事になります。
「ヴェノム」シリーズの完結作としてプロモーションされていた本作は、「マダム・ウェブ」や「モービウス」よりも良い成績を収めましたが、ヴェノム三部作の中では最も成績の悪い映画として、公開を終了する事になりました。
「ヴェノム:ザ・ラストダンス」はアメリカ国内で 1億4000万 ドル弱、海外市場で 3億3300万 ドルを稼ぎ、全世界で合計約 4億7200万 ドルとなりました。報道されている製作費は約 1億2000万 ドルで、黒字には違いがなく、完結作と公式に謳われている事を誰も意に介さずに、続編制作がありえると見られています。
ソニーは本作に登場した邪神ヌルと、残されたシンビオートを再利用すると予想される「エージェント・ヴェノム」に関する計画を立てていると噂されており、エディ・ブロックとヴェノム抜きで物語が続く可能性は十分にあるようです。
本作はアメリカでの劇場公開日から Blu-ray と 4k UHD の予約を開始、そのディスクに含まれる特典映像がオンラインでも公開されています。
なお、日本でのディスク発売、配信に関する情報は記事執筆時点で不明です。SSUの前作にあたる「マダム・ウェブ」の場合、アメリカでは4月に配信、ディスク発売されましたが、日本ではデジタル有料配信のみアメリカと同時期で、ディスクは半年以上遅れて12月にリリースされました。