ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」でスパイダーウーマン/ジュリア・コーンウォールを演じたシドニー・スウィーニーさんが、海外メディア Empire とのインタビューで制作を振り返り、楽しかったと語っています。
「マダム・ウェブ」に参加を決めた経緯についてシドニー・スウィーニーさんは「自分よりも大きな何かに参加できるのは、いつも楽しいんです。当時はまだスタジオ映画に出演したことがなく、制作会社(Fifty-Fifty Films)を立ち上げたばかりでした。スタジオにぜひ出したい作品がいくつかあったので、スタジオ内で自分の名前の価値を高める必要がありました。」と語りました。
スウィーニーさんは以前のインタビューでも「マダム・ウェブ」はソニーとの関係を築くための足がかりだったと説明していましたが、それは今も変化していないようです。
「ああいうプロジェクトに取り組むことは、市場で本当に役立つんです。それに、いとこたちが見てくれるような作品を作りたかったんです。10代のいとこがたくさんいるんですが、彼らは私の仕事内容をあまり理解していないんです。彼らが本当に楽しくてクールだと思ってくれるような作品が作れたら、すごくクールだと思ったんです。」と、年下の親戚が楽しめる作品に出たかったとも明かしました。
シドニー・スウィーニーさんは「マダム・ウェブ」以前の出演作である「観察者」や「ユーフォリア/EUPHORIA」でヌードを披露。特に「ユーフォリア」では家族といっしょにプレミアイベントに参加したため、祖父母にも全裸を見られた結果、「ハリウッドで最高の美乳」だと褒められたとも語っていました。そういった作品からの方向転換としても、「マダム・ウェブ」はスウィーニーさんにとって必要な作品だったのかもしれません。
インタビュアーが「マダム・ウェブ」が興行的にも批評的にも大失敗だった事についてたずねると、スウィーニーさんは「本当に楽しかったから、それで十分です。自分がやっていることを楽しんでいれば、興行成績がどうであろうと関係ないと思います。もちろん、映画が称賛され、愛され、成功することを願っています。そうすればみんなにとって成功ですから。」と述べました。
シドニー・スウィーニーさんは「マダム・ウェブ」でジュリア役を再演する意思を見せていますが、ソニー・ピクチャーズが続編を作る可能性は極めて低いと見られています。
少し前にはマーベル・スタジオとMCUでの役割について話し合いをしていると報じられた他、スター・ウォーズシリーズやDC映画の出演についても検討中とされており、スーパーヒーロー映画に対する意欲は「マダム・ウェブ」の結果に反して増大しているとも言えそうです。
[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-madame-web-sydney-sweeney-meeting-marvel-studios-kevin-feige-rumor/”]スウィーニーさんの現状はクリスティ・マーティン氏の伝記映画「ハウスメイド」(タイトル未定)と、ビデオゲームを原作とした 「スプリット・フィクション」に出演予定で、HBOの「ユーフォリア」新シーズンにも復帰する予定です。
ソース:Sydney Sweeney: The Empire Interview