ソニー・ピクチャーズ制作の大人向けアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」が、ソニーのアニメ映画史上で歴代1位の興行収入を記録した事が、The Numbers の発表により判明しました。本作は記事執筆時点で世界中で6億700万ドルを売り上げていますが、劇場公開はまだ続けられているため、この記録はさらに伸びる可能性があります。
今回発表されたソニーのアニメ映画ランキングは以下のようなもの。
- スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース:6億700万ドル
- スマーフ:5億6300万ドル
- モンスター・ホテル3:5億2700万ドル
- モンスター・ホテル2:4億6900万ドル
- モンスター・ホテル:3億7800万ドル
- スパイダーマン:スパイダーバース:3億7500万ドル
- スマーフ2:3億4800万ドル
- ピーターラビット:3億4600万ドル
- くもりときどきミートボール2:2億7400万ドル
- くもりときどきミートボール:2億3600万ドル
日本のアニメ映画市場とは異なり、「スパイダーバース」シリーズ以外は完全なファミリー向け作品がならんでいる今回のランキング。
「アクロス・ザ・スパイダーバース」の記録はSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」の1.6億ドルを大きく上回り、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の5億ドルも超えるものですが、一時はシリーズ打ち切りになるほど不振と言われた「アメイジング・スパイダーマン2」の7億ドルにはまだ1億ドルも差があり、スパイダーマン史上もっとも稼いだMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の19億ドルには遠く及ばない結果となっています。
来年公開予定の続編「ビヨンド・ザ・スパイダース」はそのストーリーやキャラクターの結末が注目されていますが、「アクロス・ザ・スパイダーバース」の記録を打ち破れるかどうかにも注目となりそうです。
アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 より米国公開中、日本では 2023年6月16日 より公開中、続編「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は 2024年3月29日 に米国公開予定です。
ソース:The Numbers