現在、大ヒット上映中のソニー・ピクチャーズの映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」に、2つのバージョンが存在している事が明らかになりました。本作のエディターを務めたアンドリュー・レヴィトンさんがSNS上にてこの秘密を明かしています。
2バージョンのフィルムが存在するという噂について実際にそうだったとシーンの一部を切り抜いて比較したファンの投稿を引用し、レヴィトンさんは「みんないつ気がつくのかなって思っていました・・・」と投稿。噂が事実である事を認めました。
I was wondering when people might start noticing… https://t.co/E6G9tUXmDE
— Andy! Leviton (@AlliterAndy) June 23, 2023
話題のシーンはスパイダーマン2099/ミゲル・オハラとホログラムの相棒ライラが登場するシーン。一方ではライラがミゲルを指さしているのに対して、もう一方ではライラが自撮りをしています。この2バージョンが存在する事は映画公開の初週から噂されていましたが、公開1週間後、映画の音量問題の解決のためにソニー・ピクチャーズがフィルムをアップデートしたとされた時からは確認出来なくなったともネット上に報告されていました。他のシーンでも、回想中のスポットのセリフが違うなどの指摘も別のユーザーによって指摘されています。
今現在、ふたたび2バージョンが公開中なのか、他のバージョンも存在するのか、映画館ごとにバージョンが異なっているのか、そして日本でも見られるのかなど、不明な点は多く存在していますが、アメリカでは他にも違いがあるのではないかと何度も別の映画館に鑑賞しに行くファンは少なくないようです。
アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 より米国公開中、日本は 2023年6月16日 より公開中、続編「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は 2024年3月29日 に米国公開予定です。