ディズニーが動画ストリーミングサービス「ディズニープラス」から70近いコンテンツを一斉に削除した事に伴って、米ABCとマーベル・TV・スタジオが制作したドラマ「ランナウェイズ」が視聴出来なくなっていると、海外メディア The Direct が報じました。
先日は、Deadline や THR など複数の海外メディアが削除予定だというコンテンツのリストを公開し、その中で共通していた「MARVEL ヒーロープロジェクト」は予定どおり削除されたようで、現在ディズニープラスで視聴する事は出来なくなっています。
しかしそれに加えて「ランナウェイズ」も視聴できなくなっていると記事は伝えています。
「ランナウェイズ」は2017年から2019年にかけて3シーズンにわたって放送されたドラマで、6人のティーンエイジャーを主人公として、父や母がヴィランだった事に気づいた主人公たちは親元から逃亡し、立ち向かっていくストーリーの同名コミックを実写化した作品でした。
「ランナウェイズ」は作中でダークホールドが重要なアイテムになっており、この時の魔女がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」に登場するのではないかとも言われています。
「ランナウェイズ」は記事執筆時点の Rotten Tomatoes のスコアが批評家84%、視聴者69%と決して悪くなく、これより低いスコアの作品がいくらでもある事を考えると、今回削除されてしまった理由ははっきりとしないようです。
2022年には物語の続きが制作されるとの噂も報じられ、岡野りりかさんが引き続きニコ・ミノルとしてキャスティングされていると言った内容や、ウルトロンの息子が登場するなど少し具体的な内容が伝えられていました。
ニコがMCUのアニメ「スパイダーマン:フレッシュマンイヤー」への登場も明かされている事や「ランナウェイズ」シリーズ続編の噂などが相まって、Netflixの「デアデビル」等のようになんらかの形でMCUに接続されると考えられていましたが、そんな中での今回の報道となりました。