PS5で発売中のゲーム「Marvel’s Spider-Man:Remasterd」の開発を担当する Insomniac Games のコミュニティディレクター、ジェームズ・スティーブンソンさんが、Twitterで、本日プッシュされた新しい1.002アップデートで、パフォーマンスレイトレーシングモードの実装を報告しました。このモードは今週に「Marvel’s Spider-Man:Miles Morales」で追加実装されたものですが、リマスター版への実装は言及されていませんでした。
We just deployed the 1.002 update for Marvel’s Spider-Man Remastered which adds Performance RT mode.
— James Stevenson (@JamesStevenson) December 12, 2020
以下は「Marvel’s Spider-Man:Miles Morales」を基にモードの違いをご紹介。
Our new update overnight introduced Performance RT mode on PS5. 60fps and ray-tracing! https://t.co/SSRy9vq9Aw
— Insomniac Games (@insomniacgames) December 9, 2020
これまでに選択できたモードは以下の2種類。
忠実度重視モードは、レイトレーシング・向上したライティング・追加VFXなどのグラフィック機能を含み、4K解像度ベースでの高精細映像を実現するモード。美麗なグラフィックを堪能できるかわりにフレームレートは30fpsに下がります。
ガラスや路面の反射が美しい「忠実度重視」モード
もうひとつのパフォーマンスモードは、それらのグラフィック機能を含まないかわりに60fpsで遊べるという、文字通りパフォーマンス重視のモードです。
ガラスにはほぼ反射しない「パフォーマンスモード」。写真では伝わりませんが動きはヌルヌルになります。
新たに追加されたレイトレーシングモードは、忠実度重視モードのようにレイトレーシングを有効化しつつ、パフォーマンスモードのように60fpsを実現するという中間的な立ち位置のグラフィックモードとなります。
60fps/レイトレーシングの両立を図るにあたり、忠実度重視モードの解像度・反射表現・市民の人数などを下方調整することで、60fpsを実現する形になっています。
リマスター版を遊んでいるプレイヤーにとっては嬉しい実装となりました。なお、基になったPS4版「Marvel’s Spider-Man」には、このアップデートは適用されません。
ゲーム「Marvel’s Spider-Man:Miles Morales」は欧米PlayStationストアの11月ダウンロードランキングでは、米国・カナダのPS5チャートにて1位、欧州のPS5チャートにて2位と上位にランクイン。そのアルティメットエディションの特典としてリマスター版がついてきます。
©Sony Interactive Entertaiment , Insomniac Games , MARVEL