「マーベル・ゾンビーズ」が全米ストリーミングランキングで1位に、シーズン2制作は実現するのか

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「マーベル・ゾンビーズ」の配信が先週からスタートしましたが、全4話という短い作品、R指定、そしてアニメーション作品という要素を抱えつつも、全米ストリーミングランキングで1位になったと報じられました。

海外メディア The Direct によると、先週のストリーミングランキングで「マーベル・ゾンビーズ」が1位を獲得。(※本作は週半ばに配信スタートされたので実質3日分の集計)

その内容や結末には賛否両論ありましたが、多くの視聴者の興味をひいたということで、ディズニーやマーベル・スタジオの幹部らを満足させていると伝えています。

アニメーションのボスのブラッド・ウィンダーバウムさんは反響次第でシーズン2が制作されると発言しており、ランキング1位を獲得した事で無事に承認が降りることになるのか注目されています。

監督は次のシーズンがあればバッキー・バーンズに焦点をあてたいとも話していました。

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アニメ「マーベル・ゾンビーズ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Marvel Zombies’ Disney+ Viewership Is Even Better Than Marvel Expected

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、監督が意味深写真を公開、「よく見て・・・」

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のルッソ兄弟監督が、SNSに一枚の写真を投稿。「よく見て・・・」のキャプションを添えて、ファンの探究心に火をつけています。

写真には映画のセットでアルファベットのAとXが見えるように構成されており、「ドゥームズデイ」でアベンジャーズとX-MENが対決するという噂を認めているようでもありますが、憶測の域を出ません。

監督は「アベンジャーズ/エンドゲーム」のタイトルが発表される以前にも同じような手法で投稿。

今回と同じように「よく見て・・・」としつつ、このときはハシゴで作られたAの文字と、その右にEに見えるように機材が置かれており、この映画のタイトルが「エンドゲーム」ではないかとファンは考えるようになっていました。今回は副題がすでに発表済みであるため、映画のタイトルではなく内容をほのめかしていると見られています。

特筆すべき点として、「エンドゲーム」のセット写真はハルクがインフィニティ・ガントレットを装着したシーンのもので、劇中の重要なシーンのひとつだった事があげられます。

「ドゥームズデイ」のセット写真はCG合成用のブルースクリーンかグリーンスクリーンのようなものが確認出来ますが、それ以外はセットなのか単なる機材なのかよくわからないものが並べられている状態で、これがどのようなシーンになるのかは海外ファンも悩んでいます。

映画公開時にこの写真がどこのシーンなのか着目してみるのも面白いかもしれません。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

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映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

【噂話】映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」にデアデビルも登場か?

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」にデアデビルが登場すると報じられました。演者のチャーリー・コックスさんは「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に出演していましたが、デアデビルの素顔であるマット・マードックとしてのみの登場でした。

ウェブサイト Nuke the Fridge によると、チャーリー・コックスさんがスパイダーマンの撮影に向かっていると報告しています。

信頼できる情報筋が、それがどれほどひどいネタバレになるか全く気づかずに、何気なく私に教えてくれました。『チャーリーがスパイダーマンの撮影でそちらに向かう』と。面白いのは、彼らは私がファンだとか、私が気にするとか全く知らなかったことです。私はその時全く反応しなかったので、もしこれが公表されたとしても、彼らはそれが私からのものだとは決して気づかないでしょう。公平を期すために言うと、彼らは実際にそれを共有しないように口止めしたわけではありません。

デアデビルとスパイダーマンはコミックでは同じエリアで活動するヒーロー同士であり、顔を合わせることは少なくありません。最近ではアニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」でも共演していますが、MCUの実写作品でマスクを被った彼らが一緒になった事はありません。

チャーリー・コックスさんは「デアデビル:ボーン・アゲイン」配信直前のインタビューで、「アベンジャーズかスパイダーマンに出たい」とコメント。

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そのしばらく後にアベンジャーズ映画への出演予定はないとも話していました。

スパイダーマンとデアデビルのクロスオーバーは噂というよりもファンの願望に近いもので、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公開前から、チャーリー・コックスさんがスパイダーマン4作目の出演にサインしたとも報じられていました。

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ファンも俳優も望んでいるこのクロスオーバーをケヴィン・ファイギ社長とプロデューサーのエイミー・パスカル氏が実現させるのか注目です。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。

本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場予定です。また、アニメ「スパイダーバース」からマーヴィン・ジョーンズ3世さんがトゥームストーンを再演し、「サンダーボルツ*」よりエレーナ・ベロワが登場するとも報じられています。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

トランプ大統領が外国産映画に100%関税、アベンジャーズ映画が大赤字の可能性

アメリカのドナルド・トランプ大統領が、かねてより予告していたアメリカ以外で撮影されたアメリカ映画に対する関税について、100%の関税を付与する事を明らかにしました。これにより、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画の大部分の制作費が倍増する事となりました。

トランプ大統領は29日、Truth を通じて以下のように発表。

アメリカの映画製作産業は、まるで赤ん坊からキャンディーを盗むように、他国によってアメリカ合衆国から盗まれました。無能で無能な知事を抱えるカリフォルニア州は、特に大きな打撃を受けています。この長きにわたる、そして決して終わらない問題を解決するため、私はアメリカ国外で製作されるあらゆる映画に100%の関税を課します。この問題にご関心をお寄せいただきありがとうございます。アメリカを再び偉大に!

施行開始時期や関税を支払うのは誰か(制作会社なのか配給会社なのか)については明言されていませんが、これまでのトランプ大統領の行動から見てもそう遠くない時期に開始となる事が予想され、すでに撮影を終えた「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」がどのような扱いになるかはわからないにしても「スパイダーマン:ブランニューデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は対象となる可能性がかなり高いと米メディアは指摘しています。

「シークレット・ウォーズ」は出演俳優が過去最大級のラインナップになる事から黒字化のラインは10億ドル程度になるだろうと予想されていましたが、100%の関税が上乗せされるとなればこれがさらに上昇する事に。相当厳しい状況になると見られています。

トランプ大統領が当選した直後、シルベスター・スタローンさん、メル・ギブソンさん、ジョン・ボイトさんらがハリウッドの「特別大使」に任命されましたが、それ以来、彼らの活動はほとんど見られず、大統領にどのような助言をしたのか、もし与えたとしても、その内容は明らかではありません。

5月にハリウッド関係者の間で一致した見解は、これが映画産業に壊滅的な打撃を与え、世界中で製作される映画やテレビ番組の数が大幅に減少するというものでした。 

多くのスタジオのハリウッド作品は外国の税制優遇措置を利用してアメリカ国外で撮影されています。現地の労働者が制作作業に参加するのは当然ですが、しかし、通常はアメリカ人労働者も多数同行するため、関税が雇用増加につながるかどうかは議論の余地があります。

ほとんどの関税と同様に、映画関税の打撃を受けるのはアメリカ国民も同様で、映画館のチケット価格が倍増し、ストリーミングサービスのサブスクリプション料金も上昇する可能性があると報じられています。

エリザベス・オルセンさんが「ハウス・オブ・M」の実写化を希望、フェーズ7以降もワンダを演じたい意向を示す

先週末に開催されたロサンゼルス・コミコン2025にエリザベス・オルセンさんやポール・ベタニーさんらが出演し、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」から始まった三部作や今後のキャラクターについて語りました。

ポール・ベタニーさんは2026年配信予定の最新ドラマ「ヴィジョンクエスト」について世代を超えたトラウマを描いた作品だと説明し、父と息子の物語になると説明していました。

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エリザベス・オルセンさんは今後ワンダでどんな物語をやってみたいかと質問され、「ハウス・オブ・Mは最高だと思います。」とし、「X-MENやアベンジャーズ、そして『ミュータントはもういない』というテーマを扱うのはすごく楽しいと思う。きっと楽しいと思います。」と述べました。

一方で「私は、あの世で死んだ2人の夫のどちらかを選ぶ女性の映画を撮ったばかりだから、私の愛を求める2人の男性の映画はもうちょっと勘弁してほしいです。」とコメントし、ワンダとヴィジョン、そしてワンダーマンとの三角関係の話をMCUでやる事に気乗りしないと明かしました。

今後のMCUに期待することを聞かれたオルセンさんは「私たち自身と観客を驚かせ続けたいです。人々が戻ってきてくれるのは、古いトリックに頼らないからだと思います。だから、私もそうありたいと願っているんです。」と回答しました。

「マーベル・ゾンビーズ」のスカーレットウィッチについて質問されると、「あれは本当に何年も前に収録したもので、全く何も覚えていません。見直さないと。マーベル・ゾンビーズで何が起きているのかは、まったく分かっていません。」と明かしました。

エリザベス・オルセンさんは基本的にワンダを気に入っているようで、最近もずっと演じ続けたいと語っていました。

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とは言えその熱は時間の経過である程度上下し、小さな映画をやりたいという欲求から離れていく事もしばしば。別作品のためにアベンジャーズ最新作には参加しないとも語っていました。

しかし「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」にワンダが戻るという噂は絶えず、それが事実であるかどうかは「ヴィジョンクエスト」に何らかの予兆があるかもしれません。

ソース:Elizabeth Olsen And Paul Bettany Talk HOUSE OF M, WANDAVISION Trilogy, VISION, MARVEL ZOMBIES, And More

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2にフォギーは戻らない、エルデン・ヘンソンさんがスタジオ幹部と異なる主張

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の冒頭でヴィランのブルズアイに殺害されたフォギー・ネルソンを演じたエルデン・ヘンソンさんが、シーズン2には戻らない事を明かしました。

海外メディア CBM の報告によると、ロサンゼルス・コミコン2025に登場したエルデン・ヘンソンさんはシーズン2での復帰について質問された際、「悪い知らせを伝えるのは嫌ですが、それはあり得ません」と壇上で語ったと言います。 

シーズン1の配信後、スタジオのドラマ部門のボスであるブラッド・ウィンダーバウムさんは「フォギーがシーズン2に戻る事は断言出来る」と発言していましたが、演者であるエルデン・ヘンソンさんはどういうわけか否定する形となりました。

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死んだキャラクターが戻って来る事は通常はサプライズ事項であるため、ボスの発言を知らなかったエルデン・ヘンソンさんが自己判断で事実を隠しただけなのでしょうか。それとも撮影中に脚本が変更され、ウィンダーバウムさんが発言した内容とは異なるものになってしまったのでしょうか。

コミックではフォギーは刺殺されたと思われていましたが、それ以上の暗殺を回避するために問題が解決するまで死を偽装。ドラマと同様に親友のマット・マードックにも秘密で、死んだフリをして過ごしていました。2023年のコミックではザ・ハンドに殺されたフォギーを地獄から連れ戻してもいます。

とは言え、MCUの「ボーン・アゲイン」ではフォギーの死をきっかけにマットの心境が変化し、それによって物語が大きく動きました。そのため、フォギーの死を取り消すことはシーズン1全体を台無しにしてしまう可能性もあります。

そもそも原作コミックどおりにいかないのがMCUですが、フォギーがシーズン2に戻るのか戻らないかは注目です。

今回のコミコンでは、シーズン2への登場が公式発表されたジェシカ・ジョーンズ役のクリステン・リッターさんと、シーズン2への登場を否定しているNetflix版のドラマでルーク・ケイジを演じたマイク・コルターさんも同席。彼らの復帰もあわせて注目となっています。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。

シーズン2ではクリステン・リッターさんが演じるジェシカ・ジョーンズの再登場が正式に発表されました。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。そして、シーズン3の撮影が2026年開始である事が発表されました。

ソース:Elden Henson Says He WON’T Return For DAREDEVIL: BORN AGAIN Season 2 – But DEFENDERS Star [SPOILER] Might!

2027年7月のマーベル映画の劇場公開が中止へ

ディズニーが 2027年7月23日 に公開予定だったタイトル未定のマーベル映画をカレンダーから削除した事が判明しました。マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の間に入るはずだったこの映画がどんなものになるかは、これまでに様々な噂が報じられていました。

海外メディア Variety の報告によると、ディズニーが劇場公開のスケジュールを再編し、2027年7月23日 に予定されていたタイトル未定のマーベル映画を削除。かわりに「ザ・シンプソンズ・ムービー」の続編が公開される事になったと報じています。

2026年12月18日の「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と2027年12月17日の「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の間に公開されるはずだったこの映画は「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・インカージョン・オブ・インサニティ」や「アベンジャーズ:タイム・ランズ・アウト」になるのではないかとも噂されていましたが、実際には何もないという少し残念な結末となりました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-time-runs-out-2027-summer-rumor/”]

インフィニティ・サーガでは「インフィニティ・ウォー」と「エンドゲーム」の間に「アントマン&ワスプ」と「キャプテン・マーベル」の2本が挟まれていましたが、マルチバース・サーガのアベンジャーズ映画は連続して公開される事になり、みやすさとしては改善されたと言えそうです。

ディズニーは「シークレット・ウォーズ」の後、タイトル未定のマーベル映画として4つの日付を確保中。

  • 2028年2月18日
  • 2028年5月5日
  • 2028年11月10日
  • 2028年12月15日

これらの日程として「ドクター・ストレンジ3」、「ブラックパンサー3」、「シャン・チー2」、「ソー5」などが予想されている他、X-MENのリブート版やライアン・レイノルズさんが脚本を執筆中だと明かしているデッドプールが客演する謎の映画なども候補と考えられています。

ソース:‘Simpsons’ Movie Sequel Sets Summer 2027 Release Date 

アニメ「マーベル・ゾンビーズ」シーズン2はバッキー・バーンズに焦点か?監督が示唆

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「マーベル・ゾンビーズ」の脚本、監督、製作総指揮を務めるブライアン・アンドリュースさんが、シーズン2が実現すれば何が起こるかについて、ヒントを提供しました。

Phase Hero のブランドン・デイヴィス氏とのインタビューで、アンドリュース監督は今回カットされた他のキャラクターたちの状況について説明しました。

「まだ何人かは残っています。この作品には登場しなかったキャラクターたちについても、何が起こっているのかは決めています。私たちが書いていた物語はあまりにも壮大で、あまりにも多くの要素があったため、全てをまとめることは不可能でした。でも、魅力的な要素をあまり削りたくなかったんです。」

そしてウィンター・ソルジャーについて「だから、バッキーには、正確には説明しないけど、何が起きているのかは完全に分かっています。でもそのために必要なことを詰め込めませんでした。」とシーズン1では描ききれなかった事を振り返り、今回は脇に追いやることになったと説明しました。

アニメ部門の責任者であるブラッド・ウィンダーバウム氏は「来シーズンのイメージがある」と最近のインタビューでコメント。ただし、制作のGOサインは出ておらず、シーズン2の実現はファンの反響次第だとしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-marvel-zombies-director-explains-ending/”]

アニメ「マーベル・ゾンビーズ」は全4話構成で 2025年9月24日 より、ディズニープラスで配信中です。

ソース:Marvel Zombies director teases Bucky Barnes could return in a potential season 2

ドラマ「ヴィジョンクエスト」は父と息子の物語に、ポール・ベタニーさんが明かす

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」でヴィジョン役を再演するポール・ベタニーさんがロサンゼルス・コミコン2025のパネルに出演し、本作の概要について語りました。

海外メディア popverse のレポートによると、ポール・ベタニーさんは「ヴィジョンクエスト」ついて「色々なことを描いていて、すごくワクワクする作品です。『ワンダヴィジョン』が悲しみをテーマにしていたのと同じように、もし以前同じことを言っていたら、『ああ、あの番組は見ない方がいいな』と思っていたでしょう。これは世代間のトラウマのようなものなんです」と説明。

そして「父と息子、そして痛みの否定、自分の真実の否定、そして自分が何者なのか、何者になれるのかを受け入れること。このキャラクターの本当に力強い点の一つは、彼が常に変化し続け、変わることができるということだと思います。そして、それが本当に重要なことだと思います。」と語りました。

ヴィジョンは映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の作中でウルトロン(とヘレン・チョ博士)によって作られた存在。そもそもヴィジョンの身体はウルトロンのボディとして作られたものですが、ある種の親子関係にあたる存在。

一方でヴィジョンの人格の核となったのはJ.A.R.V.I.S.で、これを作ったのはトニー・スタークですから、こちらもある種の親子関係、トニーはウルトロンとも親子関係と言えるので、ヴィジョンにとってトニーは父であり祖父でもあるという複雑な関係にあたります。

そしてポール・ベタニーさんの発言は「ワンダヴィジョン」を振り返って父ヴィジョンと息子の双子たちについてもほのめかしているとファンは考えています。

ドラマ「アガサ・オール・アロング」では息子の一人であるビリーがもう一人の主人公的に扱われていましたが、本作では双子の片割れトミーが大きな役割を持っていると予想。この最新ドラマでトミーを演じるのではと考えられているルアルド・モリカさんは最近、「ヴィジョンクエスト」のキャップを被ってファン対応する姿が目撃されていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-vision-quest-ruaridh-mollica-teased-tommy-rumor-again/”]

「ワンダヴィジョン」「アガサ・オール・アロング」そして「ヴィジョンクエスト」でワンダ・マキシモフから始まった三部作が完結するともされていますが、エンディングでワンダが戻って来るかどうかも注目されています。

ドラマ「ヴィジョンクエスト」は、ドラマ「ワンダヴィジョン」のホワイトヴィジョンのその後を描く物語で、ウルトロンやジョカスタ、フライデーといったトニー・スタークが作り上げたAIたちも登場すると噂されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-vision-quest-why-ai-characters-gets-humans-body-rumor/”]

ウルトロンをジェームズ・スペイダーさん、イーディスをエミリー・ハンプシャーさんが過去作から再演し、フライデー役はオーラ・ブレイディさんに変更。コミックのウルトロンの妻にあたるジョカスタ役をタニア・ミラーさんが演じるとされています。
また、ルアルド・モリカさんが演じる謎の少年タッカーがワンダとヴィジョンの息子トミー・マキシモフではないかとされています。

そして、米ABC制作のドラマ「エージェント・オブ・シールド」とも何らかの関係があるとも以前に報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-vision-quest-agents-of-shield-connection-rumor/”]

ドラマ「ヴィジョンクエスト」は 2026年 に米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Disney+ Vision series from Marvel is about “intergenerational trauma” between “fathers and sons,” says star Paul Bettany

【噂話】MCU版「X-MEN」の一連作品ではふたりのヴィランの物語を計画中だと言う

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「X-MEN」とその関連作におけるヴィランについて、スタジオが壮大な計画を立てていると報じられました。コミックのX-MENの宿敵でもある彼らの物語を、複数の作品にわたって描いていくことが検討されているようです。

スクーパーのダニエル・リヒトマン氏はサブスク会員向けに「ミスター・シニスターとアポカリプスを登場させる壮大な計画を練っている」と報告。それぞれの候補俳優も立てられていると言いますが、今回のレポートではそれが誰なのかは伏せられています。

アポカリプス/エン・サバ・ヌールはX-MENにおいてマグニートーと並ぶ重要な悪役で、紀元前から存在する世界最初にして最強のミュータント。神にも近いこの悪役は2016年に20世紀FOXが映画「X-MEN:アポカリプス」で実写化もしており、その時はMCUでムーンナイトを演じたオスカー・アイザックさんが演じていました。(吹替は松平健さんが担当)

ミスター・シニスター/ナサニエル・エセックスはイギリスの遺伝学者で、アポカリプスからパワーを与えられた「ミューテイト」。生まれつきのミュータントではなく、人間から変化したミューテイトであるミスター・シニスターはミュータントのDNAを自身に取り込んで強化する能力を有しています。また、同じく遺伝学者であるハイエボリューショナリーとも交流があります。

※MCUのハイエボリューショナリーは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」に登場し、ロケット・ラクーンらを改造していた人物として描かれていました。彼はコミックではイギリス人ですが、MCU版では地球人とも異星人とも明言されていません。

彼らにはコミックにおける長い歴史とファンの人気を築いており、ひとつの映画で終わる悪役ではなく、複数の作品にまたがるようなキャラクターとして開発されているのかもしれません。

MCU版の「X-MEN」は「サンダーボルツ*」のジェイク・シュライアー監督が手掛ける事が正式に発表され、監督は「制作は始まったばかりで、すごくワクワクしています。」とインタビューで述べていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-x-men-director-confirmed-begun-production/”]

「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の後に始まる新しいサーガの物語の一端を担う予定のX-MENですが、今のところは様々な噂が渦巻いているだけで、正式な発表はほとんどありません。