俳優シム・リウさんがインスタグラムでメイクアップの様子を公開 ─ 映画「シャン・チー」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の28番目の作品、映画「シャン・チー」(原題: Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings )の主演を務める俳優のシム・リウさんが、自身のインスタグラムでメイクアップの様子をうつした写真を公開しました。

Photo:Instagram/@simuliu

「シャン・チー」の情報についてはあまり公開されておらず、監督にデストン・ダニエル・クレトンさん、主要キャストとして主演のシム・リウさんのほか、映画「アイアンマン」の1作めと3作目において登場したテロ組織「テンリングス」の真のボス、マンダリン役にトニー・レオンさんがアナウンスされています。

ダニエル監督の作品、「ショート・ターム」(2013年)、「ガラスの城の約束」(2017年)、「黒い司法 0%からの奇跡」(2019年)では俳優のブリー・ラーソンさんが起用されており、彼女はMCUにおいてキャロル・ダンバース(キャプテン・マーベル)を演じているので、「シャン・チー」への登場も期待されています。ただし「シャン・チー」は中国、あるいは少なくともアジアが舞台だと考えられているので、宇宙を中心に活動しているキャロルが登場するのは難しいという意見も多く見られますが、どういう展開になるでしょうか。

©MARVEL

映画「シャン・チー」は2021年2月12日、全米公開予定です。

マーベルが新しいスマホ用オープンワールドRPG「MARVEL Future Revolution」を発表

Marvel Gamesと開発に携わるNetMarbleはPAX EASTのイベント会場にて、新たなスマートフォン用ゲーム「マーベルフューチャーレボリューション」を発表しました。

ゲームはオープンワールドのマルチプレイヤーRPGで、最初のプレイアブルキャラクターとしてキャプテン・アメリカ、キャプテン・マーベル、スパイダーマン、ドクター・ストレンジが登場する予定です。また、登場するヴィランについてもレッドスカル、M.O.D.O.K.(モードック)、グリーンゴブリン、レッドゴブリン、イエロージャケット、バロン・モルドが発表されました。

トレーラーではふたつに折りたたまれたニューヨークで、ヒーローとヴィランが激突する様子が描かれています。また、マルチバースを利用し、新旧さまざまなバージョンのヒーローが登場するようにも見て取れます。

ゲーム「MARVEL Future Revolution」は基本プレイ無料で、対応モバイルOSとリリース日については不明です。

マーベル版「ウルトラマン」の新アートが公開

シカゴで開催中のC2E2-2020の会場で公開されたマーベル版ウルトラマンの新しいアートがマーベル公式HPや公式ツイッターで公開されました。

このシリーズは全5号のミニシリーズで「ザ・ライズ・オブ・ウルトラマン」というタイトルで物語を展開し、ライターのカイル・ヒギンズさんとマット・グルームさん、そしてアーティストのフランチェスコ・マンナさんによって描かれます。

ヒギンズさんは「数年前、パワーレンジャー(※)を手掛けたおかげで、特撮についてもっと知り、学ぶことができました。その非常に異なる慣習とインスピレーションにより、特撮、特にウルトラマンは私にとって大きな喜びの源でした。スーパーヒーローのストーリーテリングの構造で私たちが考えているものに至るまで、可能性に満ちたジャンルです。ウルトラマンをマーベルに連れて行くことは名誉であり特権でもあります。」とコメントしました。

カイル・ヒギンズさんの代表作「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー」は日本特撮番組である「スーパー戦隊シリーズ」(東映)の英語圏向けローカライズ版。

また、グルームさんは「フィクションのモンスターは私たちの世界で暗くて怖いものをすべて具現化してきました。しかし、円谷英二のように、私たちの最も差し迫った問題の規模の巨大さを理解している人は誰もいないと思う。彼は暗闇が高層ビルと同じくらいの高さで頭上に迫っていることを想像した。しかし彼はまた、私たちが最悪の衝動を超えて高貴な生き方を受け入れることによって、それらの怪獣に立ち向かうことができると想像していた。そうやって彼はウルトラマンを思い描いたのです。この複雑で矛盾したフィクションの世界では、それはどういう意味なのかを探求するつもりです。」とコメントしました。

ウルトラマン#1は2020年の後半に発売予定です。

【映画紹介】「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」友情が、友情を引き裂く【MCU Vol.13】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2016年公開の映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の13作目で、
フェーズ3の11作品中の最初の作品です。

MCUシリーズ 前作はこちら

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キャプテン・アメリカシリーズの第3弾の映画です。

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また、映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)の出来事が深く影響しています。

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冒頭のあらすじ

2016年、ソコヴィアでのウルトロンとの激闘から約1年後。スティーブ(キャプテン・アメリカ)率いるアベンジャーズは、ヒドラの残党ブロック・ラムロウのバイオハザードテロ計画を阻止するためナイジェリアのラゴスに出動していました。

生物兵器を確保しテロを阻止したものの、ラムロウはスティーブを道連れに自爆を図りますが、ワンダが咄嗟に阻止します。しかしそれが原因で多くの市民が死傷してしまいました。

同じ頃、トニー・スターク(アイアンマン)はソコヴィアで犠牲となった青年のの事を聞かされ、自責の念にかられていました。

本部に集合したアベンジャーズたちはロス国務長官に呼び出され、国際社会からの批判をつきつけられます。そして、アベンジャーズを国連の管理下に置くことを規定とする「ソコヴィア協定」への署名を求められます。

監査を受けるべきだと言うトニーと、組織は信用できないと言うスティーブで意見が対立。折り合いが付かないまま、ウィーンでの調印式の日を迎えました。そして式の最中に爆破テロが発生。全世界に指名手配されたのはスティーブの古い友人、バッキー・バーンズ(ウィンター・ソルジャー)でした。これによって事態はより複雑に、そして深刻になっていくのでした。

見どころ

キャプテン・アメリカシリーズの3作目ですが、アベンジャーズの面々も多数登場する作品です。原題は「Captain America:Civil War」となっており、邦題は前後逆にされています。

映画「アントマン」(2015年)のコメディタッチから急転、アベンジャーズたちが深刻な状態に陥ってしまいます。

映画「アイアンマン」(2008年)でトニーがヒーローとして戦うようになり、8年。彼らは多くの人達を救ってきた反面で、少なからず物的・人的被害があったのもまた事実でした。

今作冒頭でのワンダの失態により、アベンジャーズに対する世間の風当たりは強くなってしまいます。そこで事態の着地点としてだされたソコヴィア協定。

トニー・スタークはヒーローとなる以前は、巨大企業の社長として一人で全責任を負って動いてきた人間でした。しかしアイアンマンとなって以降、人々を守るために戦いましたが、愛する人や親友を危険に巻き込むこともあり、ニューヨーク決戦でのトラウマ、ウルトロン計画の失敗を経て、心は疲弊しきっていました。

一方でスティーブ・ロジャースは軍の一兵士として、そしてS.H.I.E.L.D.のエージェントとして活動してきた人間でした。軍人時代は仲間の救出任務を禁じられ、現代ではヒドラによるインサイト計画でS.H.I.E.L.D.が崩壊、孤立して戦ってきた彼にとって組織は信用できなくなてっており、自分の責任で戦うことを決意していたのでした。

お互いに以前とは逆の立場を求めるようになり、そしてついには衝突することになっていまいます。
求めるものが同じでありながら、道を違えてしまったヒーローたちの決戦は間違いなく見どころとなっています。

また、のちに単独映画を控えているブラックパンサーとスパイダーマンが初登場します。この新顔たち二人と、登場したばかりのアントマンの参戦も見どころですね。

そして単にアベンジャーズ同士の対決だけでなく、物語も二転三転します。先の読めない展開にハラハラし、そして衝撃の結末へと繋がっていきます。

今回もエンディングの後にふたつのオマケ映像が流れますよ!

キーワード

ソコヴィア協定

国連委員会が提唱した協定書。
アベンジャーズに属するヒーローたちをはじめとする世界中の超人たちや、認可外の技術・物品を所持する者たちを国連委員会の管理下に置き、国連委員会が認めたときにのみその活動を許可するという条約です。
上述の事項に該当する者が協定への署名を拒否した場合、超常的な力や技術を用いての活動を一切禁止され、その立場のまま活動すると犯罪者として識別されてしまうことになります。
また、署名を拒否した者への接触・加担を行った人物も、同様に犯罪者として扱われます。
全世界の中から117の国家が賛同して樹立されました。
本作終了後も本協定が廃止されることはなく、以降のMCU作品の幾つかにも本協定が登場し、影響を与えています。

キャラクター / ソコヴィア協定反対派

スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)/演:クリス・エヴァンス

70余年の氷漬けを経て、現代に蘇った超人兵士。
ソコヴィア協定に懐疑的で、自分の責任で全うする選択を取ります。バッキーの無実を証明するために、奔走することに。

バッキー・バーンズ(ウィンター・ソルジャー)/演:セバスチャン・スタン

ジェームス・ブキャナン・”バッキー”・バーンズ。
第2次大戦中、スティーブとの任務中に消息不明になり、ヒドラに回収され洗脳、改造されて暗殺者ウィンター・ソルジャーとなりました。そして冷凍睡眠され、映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014年)の「インサイト計画」により現代に復活。スティーブと激突の後、姿をくらませていました。

サム・ウィルソン(ファルコン)/演:アンソニー・マッキー

スティーブの現代での親友。
元落下傘兵で高性能ウィングパックを使用した空中戦を得意とします。スティーブの意見に賛同し、サポートします。

クリント・バートン(ホークアイ)/演:ジェレミー・レナー

元S.H.I.E.L.D.のベテランエージェントで弓の名手。
ウルトロンとの戦いの後、家族のために引退していましたが、スティーブの危機を知らされ協力します。

ワンダ・マキシモフ(スカーレットウィッチ)/演:エリザベス・オルセン

強力なテレキネシスとマインドコントロールの能力をもったソコヴィア出身の強化人間。
未だ自身のパワーをコントロールしきれずに悩んでいます。クリントがメンター的存在で、クリントに説得されスティーブに協力します。

スコット・ラング(アントマン)/演:ポール・ラッド

優秀な元システムエンジニアにして、2代目アントマンとなった泥棒。映画「アントマン」(2015年)にて、アベンジャーズ本部基地に侵入してサムと戦闘した縁からスカウトされ、スティーブたちに加勢します。

キャラクター / ソコヴィア協定賛成派

トニー・スターク(アイアンマン)/演:ロバート・ダウニーJr

巨大複合企業スターク・インダストリーズの会長。自らが発明したアーマーをまとい、アイアンマンとして戦います。
ソコヴィアでの事件以降、戦線から退いて奨学金給付活動などに精を出していましたが、これまでの戦いで犠牲者を出した自責の念からソコヴィア協定に賛成の立場を取り、スティーブと対立することになります。
映画「アイアンマン3」(2013年)のラストでのペッパーとの約束を守れずに現在別居中。

ジェームズ・ローズ(ウォーマシン)/演:ドン・チードル

アメリカ空軍大佐にしてトニーの親友兼相棒。 トニーが開発したウォーマシン マーク3を装着して戦います。アベンジャーズの中でただ一人迷うこと無くソコヴィア協定に賛成しました 。

ナターシャ・ロマノフ(ブラックウィドウ)/演:スカーレット・ヨハンソン

元S.H.I.E.L.D.のエージェント。
休職中のトニーに代わってアベンジャーズの共同リーダーを務め、チーム存続のためにソコヴィア協定賛成の立場をとります。

ヴィジョン/演:ポール・ベタニー

ウルトロンが用意した人工細胞とヴィヴラニウムの合成ボディに、トニーの開発したAIのJ.A.R.V.I.S.を組み込んで生まれた人造人間。
自身の力の源であるマインド・ストーンの力を恐れ、同じく力のコントロールに悩んでいるワンダを気にかけています。
ソコヴィア協定は妥当と判断して調印を決意、トニーの側につくことになります。

ピーター・パーカー(スパイダーマン)/演:トム・ホランド

本作の約半年前頃から、生活圏であるニューヨークのクイーンズで「スパイダーマン」と名乗って自警活動を行っていた高校生。特殊なクモに噛まれた影響でクモのさまざまな能力を有しています。トニーにスカウトされて協力します。

ティ・チャラ(ブラックパンサー)/演:チャドウィック・ボーズマン

超文明国家ワカンダの王子。国王ティ・チャカの息子にして、国の秘密を守る偉大な戦士「ブラックパンサー」でもあります。
ウィーンでの爆破テロで父親を失い、バッキーへの復讐を目的にトニーに協力します。

キャラクター / その他の人物

シャロン・カーター (エージェント13)/演:エミリー・ヴァンキャンプ

元S.H.I.E.L.D.のエージェント。S.H.I.E.L.D.の解体後、 対テロ共同対策本部に籍を置いています。スティーブを影でサポートします。
ペギー・カーターの姪孫にあたります。

ブロック・ラムロウ(クロスボーンズ)/演:フランク・グリロ

S.H.I.E.L.D.の特殊部隊S.T.R.I.K.E.のリーダーでありながら、ヒドラの戦闘員だった男。インサイト計画失敗のあと、ヘリキャリアの墜落に巻き込まれましたが、大やけどを負いながらも生存していました。スティーブを激しく憎悪しています。

サディアス・ロス/演:ウィリアム・ハート

サディアス・”サンダーボルト”・ロス。
かつてアメリカ陸軍将軍時代に、ブルース・バナー(ハルク)の力を軍事利用しようとした、現アメリカ国務長官。アベンジャーズに属するヒーローたちのような超人を露骨に毛嫌いし、彼らを合法的に圧制する術を模索している節もあり、ソコヴィア協定による超人たちの管理を強く求めています。

ヘルムート・ジモ/演:ダニエル・ブリュール

ソコヴィア出身の家族想いのお父さん。
でしたが、ウルトロンの一件で家族を失い、アベンジャーズを逆恨みして復讐を企てます。

エヴェレット・ロス/演:マーティン・フリーマン

対テロ共同対策本部の副司令官で、シャロンの上司にあたる人。
爆破テロ事件の容疑者となった、バッキーに対する捕獲作戦指揮を執ります。


なお、ソーとバナーはこの裏で、オーストラリアでのんびりしていたようです。公式のショートムービーがあります。

日本語字幕のついた上記オフィシャルムービーは一部抜粋されたもので、字幕のないフルバージョンはこちら。Youtubeの自動字幕機能などご利用してお楽しみください。

©MARVEL

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に未発表のキャラクターが登場か?

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェーズ4のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」にて、バッキー(ウィンター・ソルジャー)役の俳優のセバスチャン・スタンさんが自身のインスタグラムに新たな写真を投稿しました。

両端はMCUでおなじみのサムとバッキー。左から2番めがUSエージェントを演じるワイアット・ラッセルさん。
そしてもう一人写っている人物が何者なのか、現時点では判明していません。

海外ファンの間では、USエージェントの相棒となるバトルスターであるとの噂が囁かされていますが、真実がわかるまでにはもう少し時間がかかりそうです。


現在、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は一旦撮影を終えたものの、追加の撮影を延長して行っているようです。

スクーパーのマーフィー氏によると、台本の一部にバイオテロと戦う部分があり、こういった部分をコロナウイルスの感染拡大をふまえて変更した可能性が高いとの事。また、仮に本当に変更していたとして、ディズニーが「こういう話の予定でしたが、こういう理由で変更しました」と公式アナウンスする可能性はおそらくないだろうと付け加えています。

ソース:murphysmultiverse.com


本作品ではサム・ウィルソン(ファルコン)役のアンソニー・マッキーさんとバッキー・バーンズ(ウィンターソルジャー)役のセバスチャン・スタンさんの二人を主人公に、シャロン・カーター(エージェント13)役のエミリー・ヴァンキャンプさん、ジモ役のダニエル・ブリュールさんが映画より続投。
そして新たにジョン・ウォーカー(USエージェント)役のワイアット・ラッセルさんが参加。

その他、カール・ランブリーさん、ノア・ミルズさん、アデペロ・オデュイエさん、デスモンド・チアムさん、ミキ・イシカワさんなどの名前が上がっていますが、いずれも役柄は不明で続報が待たれます。

アンソニー・マッキーさんはこのドラマが「MCUの未来に大きく影響を与える」とも語っており、どのような内容になるのか期待ですね。

ドラマ 「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は全8話構成で、2020年8月よりディズニー+(プラス)にて配信予定です。(日本未定)

X-MENの新たなクロスオーバー「X・オブ・ソーズ」が7月からスタート

マーベルは予告していた「X-MEN」の発表が、クロスオーバーイベント「X・オブ・ソーズ」となることをシカゴで開催中のC2E2 2020で明かしました。イベントは全15部構成となり、10人のミュータントがミステリアスな脅威に対してマーベル・ユニバースの伝説の剣を使用するとの事です。

©MARVEL

ライターのジョナサン・ヒックマン によると「X・オブ・ソーズはX-MENの物語全体を蛇行する、古き良きクロスオーバーシリーズになります」とのこと。
それ以上の詳細は今後の続報待ちですが、タイトルは「 Ten of Swords 」と発音されており、 タロットカードの小アルカナとして存在します。

カードの意味は

・正位置: 痛みを伴う結末、深い傷、裏切り、喪失、危機
・逆位置: 回復、再生、避けられない終わりへの抵抗

となっており、なかなか不穏な暗示がタイトルに込められていますね。

「X・オブ・ソーズ」は2020年7月開始予定です。

ソース:IGN

【映画紹介】「アントマン」身長1.5cmのヒーロー【MCU Vol.12】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2015年公開の映画「アントマン」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の12作目で、
フェーズ2の6作品中の最後の作品です。

MCUシリーズ 前作はこちら

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アントマンシリーズの第1弾の映画です。

冒頭のあらすじ

1989年、ハンク・ピムはS.H.I.E.L.D.の幹部たちと口論になっていました。
妻ジャネットを失うきっかけとなった自身の技術を、ハワードたちが無断で複製利用しようとしていたからです。
その後ピム博士はS.H.I.E.L.D.を脱退、ピム・テックを立ち上げて自らの研究であったピム粒子は封印してしまいました。

2015年、アベンジャーズとウルトロンのソコヴィアでの戦いから数ヶ月後、スコット・ラングは3年の刑期を終えて出所してきました。しかし世間の風は冷たく、娘のキャシーに会うことだけが心の救いでしたが、それも養育費の未払いを理由に禁じられ、スコットは再び泥棒をする決心をしてしまいます。

しかしそれは、ピム博士の巧妙な罠でした。ピム博士は弟子のダレン・クロスの陰謀を阻止するため、スコットにアントマンになるように依頼するのでした。

見どころ

アントマンのシリーズ1作めの作品。

MCUでは初となる、子持ちヒーローの単独映画になります。

映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)の激戦から一転、スケールの小さな戦いが幕を開けます。

主人公のスコット・ラングはかなり普通の人。MCUでこれまでに登場したヒーローと言えば、超人兵士に神様と超天才、一流のスパイに宇宙海賊と、それはそれは特別な人たちばかりでした。スコット・ラングは正義感がある一方で、背に腹は変えられず悪事を働いてしまい、刑務所に入っていた人間。
そんな彼がヒーローとして生まれ変わる物語を描いた映画となっています。

また、これまでのMCUの映画であまり描かれてこなかった、子を愛するということ。ハワードがトニーを愛し、オーディンがソーとロキを愛していたことは描かれていましたが、どちらも主人公が愛される側でした。「アントマン」では父親のスコットが娘のキャシーを愛する様が描かれていて、非常に新鮮です。

コミカルなシーンが多いのも「アントマン」の特徴。
スコットのムショフレンド、ルイスのシーンはかなり印象的です。
そしてバトルシーンもアントマンならではのミクロな戦い。アイアンマン達とはまた違ったシーンを楽しむことが出来ます。

エンディングの後には今後の展開に絡む映像がふたつ流れるので、今回もディスクが止まるまではしっかりチェック!

キーワード

ピム粒子

ハンク・ピム博士が開発した、物体を拡大縮小させる機能を持つ液体状の化学物質です。ピム博士が僅かに残していた不完全な研究データを元に、同等の機能をもつ粒子をダレン・クロスが開発し、クロス粒子と名付けました。

アントマンスーツ

1960年代にハンク・ピム博士がS.H.I.E.L.D.でのミッションのために開発したスーツ。前述のピム粒子を用いて自身の身体を拡大縮小させます。
アイアンマンのアーマーのような兵器の類は装備されていません。

キャラクター

スコット・ラング(アントマン)/演:ポール・ラッド

ヴィスタ・コープ社の元エンジニアで、会社の不正に気づいて進言した結果クビに。正義感からその不正を世間に公表、会社に不正アクセスし、被害者に返金しました。しかし同時に窃盗や社長の車をプールに沈めるなど、度をすぎる行為をしたことであえなく逮捕。獄中で電気工学の修士号を取得し、服役を終えて更生しようとするも、受刑者差別にあい就職困難に陥っています。
投獄の結果、離婚にいたり、愛娘のキャシーとは別居中。

ホープ・ヴァン・ダイン/演:エヴァンジェリン・リリー

ハンク・ピム博士とジャネット・ヴァン・ダインの一人娘。
ピム・テックの会長を務めています。母ジャネットの事で、父ハンクとは確執中。

ダレン・クロス/演:コリー・ストール

ピム博士の元弟子兼助手。ピム・テックの現CEO。
ピム粒子とアントマン・スーツを基にした「イエロージャケット」を開発し軍事利用を企んでいます。

ルイス /演:マイケル・ペーニャ

スコットと刑務所で仲良くなった友人。陽気で気前が良く、かなりのお調子者でおしゃべり。しかし窃盗の計画から実行まできっちりこなす実力者でもあります。

キャシー・ラング /演:アビー・ライダー・フォートソン

スコット・ラングの愛娘。とにかくパパが大好き。

ハンク・ピム(初代アントマン)/演:マイケル・ダグラス

元S.H.I.E.L.D.エージェントで昆虫学と物理学のエキスパート。
原子間の距離を操作できる亜原子粒子「ピム粒子」を開発しました。
エージェント時代は妻のジャネットと共に特殊スーツを身にまとい、潜入作戦などの任務にあたっていました。
S.H.I.E.L.D.退職後にピム・テックを設立、ダレンを弟子として研究、経営をしていましたが、自分に似ていることを危惧して距離をおいた結果、会社から追い出されてしまいました。

ハワード・スターク/演:ジョン・スラッテリー

スターク・インダストリーズの創始者で、S.H.I.E.L.D.の創設メンバーであり幹部。トニー・スターク(アイアンマン)のお父さんです。
ピム博士を怒らせてしまい、S.H.I.E.L.D.脱退を止められませんでした。

ペギー・カーター /演:ヘイリー・アトウェル

戦略科学予備軍(SSR)に所属していた元エージェント。S.H.I.E.L.D.の創設メンバーあり幹部。
スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)の想い人です。

ミッチェル・カーソン /演:マーティン・ドノヴァン

S.H.I.E.L.D.の元幹部。ピム博士とは仲が悪く、政府転覆を企んでいると危険視されていました。

©MARVEL

MARVELのロゴをあしらったキラキラiPhone用ケースが登場

株式会社PGAより、MARVELのロゴがデザインされたiPhone 8/7/6s/6用のケース、「グリッターケース」が、2020年3月10日に発売されます。

きらめくラメが印象的なクールな商品で、ブルーとピンクの2色が用意されています。

商品名 iPhone 8/7/6s/6用 グリッターケース [ロゴ]
カラーブルー/ピンク
参考価格2,980円(税抜)
適合機種iPhone 6 iPhone 6s iPhone 7 iPhone 8
商品サイズW70×H141×D13mm 58g
パッケージサイズW110×H190×D22mm 115g
発売日2020年3月10日

©MARVEL ©PGA

映画「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」が4月のWOWOWに登場

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の23作品目、フェーズ3の締めくくりとなる映画「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」が4月のWOWOWで放送されることがWOWOW公式サイトで公開されました。

映画「アバター」を抜いて世界興行収入1位になったMCU22作品目の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のその後を描いたストーリーで、続くフェーズ4への期待も高まる映画となっています。

放送スケジュールは以下のとおりですが、都合により変更される可能性もあるのでWOWOW公式サイトをご確認ください。

4/4(土)よる8:00 字幕WOWOWシネマ
4/5(日)午前11:30 吹替 WOWOWプライム
4/8(水)よる7:45 吹替 WOWOWプライム
4/12(日)午前7:45 字幕 WOWOWシネマ
4/30(木)よる6:45 字幕 WOWOWシネマ

劇場用予告編はこちら。冒頭でピーターからの注意がありますが、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の結末が大きく含まれる映画および予告編ですので、ご注意ください。

ソース:WOWOW

※WOWOWをご覧になるにはチャンネル契約が必要です。詳しくは公式サイトをご確認ください。

X-MENやデッドプール、スパイダーマンも参戦!アニメ「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」一挙配信開始

ディズニーの動画配信サービス「ディズニーデラックス」にて、日本製作のマーベルアニメ「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」が2020年2月28日(金)から配信開始となります。

「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」は2014年から2015年にかけてテレビ東京系列で放送されたアニメで、日本のアニメ制作会社「東映アニメーション」が手掛けた作品です。

あらすじ

凶悪なヴィランを捕獲するために開発された装置「ディスク」。
しかしロキによって、ヴィランだけでなくヒーロー達までもがディスクに閉じ込められてしまい、ディスクが世界中に散らばってしまいます。
同じ頃、5人の子どもたちがディスクの中のヒーローを実体化する「バイオコード」を入手。
ディスクに封じられたアベンジャーズたちは、子どもたちと協力し、ディスクの回収とロキの陰謀に立ち向かって行きます。

見どころ

キャプテン・アメリカ、ソー、アイアンマン、ハルクはもちろん、他のヒーローやヴィランも多数登場。大人の事情で実写ではまだ実現されていないアベンジャーズとX-MENの共演が見られるのもポイントです。
ヴィランも多数登場し、ロキを筆頭にマグニートーやジャガーノート、ウルトロン、グリーン・ゴブリンなどなど。
マーベルきってのお騒がせキャラ、デッドプールも出演し、派手にやってくれます。

第1話はテレビ東京の公式Youtubeチャンネルにて無料公開もされていますので、気になる方はチェックしてみてください。