「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、海外ネタバレレビュー解禁、ロッテントマトスコアは低調

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」のメディア向けプレミアが開催され、映画を見たレビュアーによるオンラインレビューが続々と公開されています。また、レビューサイト RottenTomatoes でのスコアも明らかになりました。

※これより先は「ヴェノム:ザ・ラストダンス」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

RT では記事執筆時点でスコアが 40% と低調な出だしを記録。批評家はあまりこの完結作が好みではない事を示しているようです。ただし、中国ではいち早く映画が公開されており、初日に 930万ドル という好調なスタートを切っていると Deadline は報じています。

ウェブサイトやSNSなどを通じたメディアレビューは以下のようなもの。

Deadline:エディ・ブロックの物語に終止符を打つように見せかけてはいるが、続編、前日譚、リブートがいくつでも作られる可能性は大いにある。この種の映画の中では最高ではないが、決して最低でもない。人間、エイリアン、シンビオートの間で避けられない戦争が勃発しても、監督は驚くほどわかりやすいスタイルでアクションを演出している。

THR:アクションは前作よりも大きくて騒々しく、時には散らかっているが、3作品の中で最も愛らしい作品でもある。(リス・エヴァンスさん演じる)マーティンの子供たちを守ろうとするエディとヴェノムの姿や、2 人の心地よい友情、ほとんど結婚のような共生関係から、エディとヴェノムの2人が昔からのいい関係であることが分かる。

Variety:ユーモアのないありきたりな、世界終末へのカウントダウンというストーリーがあり、宇宙の悪役と、これまでに8000回見たことがあるような大量のモンスターとの戦闘がある。ヌルが牢獄から解放されるためにはヴェノムの中にあるコーデックスが必要で、ストリックランド将軍はそれがヌルに奪われる前にヴェノムごと破壊したいと考えている。

RollingStone:スパイダーマン風のファンに人気の作品が、いつものバディコメディと大ヒットスペクタクル、笑い、そして少しのファンの感傷で三部作を締めくくる。

The Wrap:スーパーヒーローというジャンルが2時間にわたって死んでいくのを観ているようなものだ。ソニーが「ヴェノム」映画はこうあるべきだと考えているのなら、そのままにしておけばいい。なんてひどい別れ方だろう。ベストヒットもなし。ただの三振だ。

IGN:「ザ・ラストダンス」はその蔓につまずき、退屈でありきたりなプロットと質の悪いアクションによって、エディ・ブロックと彼のシンビオートの親友との驚くほど強靭な関係から注意をそらさせている。

Empire:シリーズは未だに方向性を見出せずにいるが、これで3度目の不運だ。「ザ・ラストダンス」 はリズムをつかめていない。特に今作で残念なことの1つは、定型から外れるのを恐れているように見えることだ。ヴェノムは混沌のエージェントであるはずなのに、適切な奇抜さを漂わせるだけで、常に保守的な側面が優勢になっている。すべてがかなり単調で、コメディー要素があまり強調されていない。もしこれが、現在の形でのヴェノムの物語の結末となるとしたら、残念ながらその約束を果たせなかったシリーズとして終わることになる。

Nerdist:最初の2作のヴェノム映画が気に入ったなら、「ラストダンス」も気に入るだろう。そうでないなら、この作品も気に入らないだろう。だが、シンビオートと優れた俳優陣が主演する実写版マクベインの映画を嫌う人がいるとは理解できない。

Total Film:原作のコミックよりもはるかに安全で清潔な空間を占め、すべてが 1 つの大きな追跡映画に集約されている。残念なことに、監督デビュー作となるケリー・マーセルのこの映画は最初の2作品の問題点 (粗雑な特殊効果、泥臭い夜間のアクション シーン、常に家族向けであるという決意) を引き継いでおり、さらに、中間クレジットの挿入によってそれまでの109分間を無意味にすることで、より成功した要素が呼び起こした好意を台無しにしている。「時間の無駄」というギャグは、それ自体で成り立っている。

Digital Spy:前2作を気に入らなかった人はこれも気に入らないだろう。ヴェノム映画が好きな人には3部作の中で最高の作品であり、あなたを感動させるかもしれない。エディとヴェノムのこの物語の結末としては満足のいくものになっている。「ザ・ラストダンス」はこのごちゃごちゃした三部作にふさわしい複雑な結末だが、混沌とした主役の二人に関しては、この映画は重要なところで期待に応えている。

WLE:ヴェノムは相変わらず奇抜なショーを繰り広げていますが、「ザ・ラストダンス」でこのシリーズがようやく軌道に乗ったことを嬉しく思う。

INDEPENDENT:退屈な説明が多すぎることを無視すれば、十分に楽しめる。

Comicbook:ネタバレをせずに言えば、本作の最終幕、クライマックス、そして結末の不条理さに浸るのは難しい。またしても、ソニーはこの世界や、それがスパイダーマンとどう関係するのかをまったく把握していないように感じられる。実際、ファンは、このヴェノム映画サーガが終わったのかどうかさえ明確に知ることはできないだろう(映画のタイトルさえも失策のように感じられる)。「マダム・ウェブ」と並ぶ残念な作品。

CBM:改善の余地があるが、エディとヴェノムの絆を深めることで、トム・ハーディがリーサル・プロテクターとして最後に挑む作品には程遠いことを願うほど、壮大で心温まる作品となっている。

ScreenRant のジョー・デッケルマイヤー氏:最初から最後までワイルドで爽快な旅にあなたを連れて行きます!2000年代初期のコミック映画を思い出させる楽しいポップコーン映画です。アクションは素晴らしく、80年代のアクション映画へのオマージュです。面白いシーンがたくさんあります。プロットに穴やストーリー上の問題はありますか?はい。楽しいですか?これもそうです。

Forbes のサイモン・トンプソン氏:トム・ハーディがシリーズにふさわしい楽しいフィナーレに全力を尽くしています。奇抜なものからクレイジーなものまで、さまざまなセットピースが満載で、ヴェノムのアクションは抑えられていません。ありのままに受け止めてください。ポップコーンを手に取り、この激しいロードムービーの流れに身を任せてください。


RTのスコアは特に昨今のスーパーヒーロー映画において、レビュアースコアと観客スコアが乖離している事が多く、「ヴェノム」の前2作ではレビュアーが60%以下に対して観客が80%を越えていました。

ネタバレレビューについては賛否両論で、説明不足な点もあれば説明過多な部分もあるとの事。アクションの質についても賛否両論で、「ザ・ラストダンス」が監督のデビュー作である事を考えるとうまく行った方と言えるのかもしれません。

ヌルは数秒しか登場しないと報告しているメディアが複数あり、事前に監督が報告していたように今後の構想があるようですが、映画の中ではそれがはっきりしていない様子。スパイダーマンとの出会いが今後描かれるのか、まだしばらく見守るしかないようです。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、ヌル役俳優が噂どおりと判明

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」に登場するシンビオートの神ヌルを演じている俳優が判明したと、海外メディア Comicbook.com が報じました。

記事によると、邪神ヌルを演じているのは「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の監督を務めていた(そしてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」、「ブラックパンサー」でユリシーズ・クロウを演じた)アンディ・サーキスさんである事がメディア向けのプレミアによって判明したとの事。

以前にスクーパーが報告していた通りである事が確認されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-venom-3-knulls-plan-detail-and-actor-rumor/”]

なお、ヌルの顔について予告ではうまい具合に髪で隠れていますが、本編ではしっかりと確認出来るとの事。ただし顔はコミックに忠実に見えるようにVFXで作られているとの事で、Xにはリーク画像とされるものも出ています。

スクーパーがヌルの登場は一度きりではないようだと報告した後、「ザ・ラストダンス」の監督はインタビューでこの噂を認める発言をしていました。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

ソース:Venom: The Last Dance Reveals Actor Playing Knull

「デッドプール」の謎プロジェクト?ライアン・レイノルズさんの投稿が話題に

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の主演を務めたライアン・レイノルズさんが、インスタグラムを更新、謎のプロジェクトの撮影を行っているのではないかと話題になっています。

レイノルズさんはインスタグラムのストーリーに次のような画像を投稿。

from Instagram/vancityreynolds

「今日は楽しかった」、「ゴージャスで伝説的で唯一無二のレスリー・アガムズに会えた」と写真を投稿。デッドプールとブラインド・アルの衣装をそれぞれ着用し、何らかの撮影を終えた事をほのめかしました。

これが「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」のような単発ドラマならかなり嬉しい所ですが、おそらくはディズニープラスでの「デッドプール&ウルヴァリン」リリースを告知するようなCMに使用される短い動画ではないかと考えられそうです。

「デッドプール&ウルヴァリン」は米国にてデジタル販売に加えて、今週Blu-rayが発売されたばかり。劇場でも公開が続けられており、ディズニープラスでの配信予想は最速で11月6日となっています。

トム・ホランドさんが「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でほぼ全カットのピンチをRDJさんに救われたと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でスパイダーマン/ピーター・パーカーとしてデビューしたトム・ホランドさんが、当時、ほとんどのシーンをカットされる所をロバート・ダウニー・Jrさんに救われたと語りました。

先日の「スパイダーマン4」の脚本を読んだと語ったのと同じ動画の中で、トム・ホランドさんはMCUへのデビューとなった「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のオーディションを振り返って次のように語っています。

ダウニーとのシーンをこなさなければならなかったときは、本当に圧倒されました。ダウニーにはとても感謝しているんです。僕が(スクリーン・テストを)やったときは、台詞が8ページもありました。長いシーンでしたが、とてもうまく行きました。エージェントから台詞を正確に覚えるように言われていましたから。でも、ダウニーと最初のテイクをしたとき、彼は即興ですべてを変え始めたんです

でもそれが、彼について行く許可を与えられたんだと思います。ダウニーに勝つことは出来ませんが、彼の後を追うことはできる。彼のリードに従って、即興で演じたんです。あのオーディションの後、これはいけると思ったんだ。とてもうまく行きました。

しかし、実際の撮影が始まると、別のトラブルが発生したと語ります。

出演が決まって撮影現場に行くと、僕のシーンはオーディションでやったものから大幅にカットされていました。たぶん2ページくらいになったんじゃないかな。ダウニーは、『あの子のセリフはどこに行ったんだ?』と大声で言ってくれました。

この時、ルッソ兄弟監督は映画が既に詰め込まれ過ぎている事と、スパイダーマンの登場が比較的直前に追加されたために、このシーンをフルに使う余裕がないと説明したと言います。

ダウニーは、『いや、君はこれに時間を使いたいだろう?オーディションと同じものを全部撮ろう。カットすることはいつでもできるけど、撮っておきたいだろう?』と言ってくれたんです。そして結局、監督はそのすべてを使ってくれました。ダウニーのおかげですよ。本当にクールでした。もし僕がマイルズ・モラレスをMCUに参加させることができたら、ダウニーが僕にしてくれたことを、若い子にしてあげたいですね。

また、最近までアルコール依存症に苦しんでいたホランドさんは、このオーディションの前夜に「ミニバーを飲み干した」とも語りましたが、これは裏目には出なかったとジョークを飛ばしました。ホランドさんは最近この依存症を克服し、現在は「Bero」というノンアルコールビールブランドを立ち上げ、禁酒を続けています。

映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」はディズニープラスで配信中です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、米メディアはシリーズ最低のオープニング興収予想をしている

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の米国内オープニング興行収入が6500万ドル程度になるだろうと、Deadline が報じました。これは「ヴェノム」や「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」を下回るもので、シリーズ最低のスタート予想となっているようです。

記事によると、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は2018年の「ヴェノム」の8000万ドル、2021年の「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の9000万ドルを下回る6500万ドルでスタートするだろうとの事。

全世界では1億5000万ドルの見込みで、3作目の製作費は、P&Aを除いて1億2000万ドルほどだとも伝えています。

ヴェノムシリーズの正確な比較は困難で、1作目が新型コロナウイルスのパンデミック前に公開、2作目がパンデミック対策の緩和直後の人々が外出に飢えていた時期の公開という事もあり、それぞれ状況が非常に異なるタイミングでの売上の数字となっています。

公開期間全体の最終的な興行収入予想は出ていませんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」が今年大ヒットした事と比較すると、かなり控えめな数字となっているようです。

米国では月曜日にプレス向けのプレミアが開催され、Comicbook.com の記者は次のように本作を評価しています。

『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は、PG-13のレーティングを可能な限り引き伸ばした、奇抜なバディ・ロードトリップ映画です。簡単に言えば、『ヴェノム3』は古典的なギルティプレジャー映画なのだ。脳みそをオフにして、ヴェノムにおやつを食べさせてあげよう。

※ギルティープレジャー映画:くだらなくて人には言えないけど好きな映画、こっそり一人で見る映画

ソニー・ピクチャーズは 2024年10月23日水曜日午後3時(東部標準時)に批評家によるネタバレレビューを解禁予定となっています。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

ソース:‘Venom: The Last Dance’ Hopes To Boogie To $150 Million Global Opening – Box Office Preview

トム・ハーディさんが「スパイダーマン4」に「ヴェノムは出ないと思う」と明かす

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の主演を務めるトム・ハーディさんが、プロモーションツアーの最中に AP通信からのインタビューを受け、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」出演の噂について質問されました。

ハーディさんは「次のスパイダーマン映画に彼(ヴェノム)が出演するとは思えません。もしそうなら脚本をもらっているはずですが、それがないからです。」と根拠を添えて回答しました。

先日、スパイダーマンを演じるトム・ホランドさんは3週間ほど前に脚本を読んだと認めていました

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-tom-holland-shares-script-update/”]

この事とあわせるとハーディさんの主張は一理あるようにも聞こえますが、現時点で何が正しいかを判断する事は難しいようです。

「スパイダーマン4」は「ヴェノム:ザ・ラストダンス」から続く邪神ヌルとの戦いが描かれると噂されていますが、これは「スパイダーマン6」までの新たな三部作に渡って展開される可能性もあり、「スパイダーマン4」ではスパイダーマンとヴェノムが顔合わせする程度の小さなクロスオーバーになるとすれば、現時点でトム・ハーディさんが脚本を貰っていないと考えるには十分です。

結局のところ、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のポストクレジットシーンでスパイダーマンとの合流をほのめかしたのはソニーであり、2020年にはトム・ハーディさんがスパイダーマンとの戦いをほのめかしてもいました。

そして何より、先日のインタビューでもスパイダーマンとの戦いを望んでいたのは他ならないトム・ハーディさん自身でした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-venom-tom-hardy-wants-to-fight-spider-man/”]

スパイダーマンとヴェノムのクロスオーバーはソニーがいつか実現したいと考えている事で、多くのファンもそれが実現すると信じている事ですが、それが「スパイダーマン4」で起きるかどうかはもう少し見守る必要があるようです。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

MCUスケジュール更新、ついに「ブレイド」削除&2028年に3本追加

ディズニーが映画公開スケジュールを変更し、マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブレイド」が予定表から消えたことが確認されたと、複数の海外メディアが報じています。

2025年11月7日 に予定されていた「ブレイド」が削除され、この日はディズニープラスオリジナル作品の「Prey」の続編となる映画「プレデター:バッドランド」が劇場公開される事に。「ブレイド」は公開未定へと変更されました。

海外メディア Comicbook.com は「ブレイド」が2026年2月13日または2026年11月6日のいずれかに移動する可能性があると伝えています。

また、2028年2月18日、2028年5月5日、2028年11月10日の公開予定のタイトル未定のマーベル映画3本が追加されました。

予定通りであればこれは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」公開の翌年の事で、MCUはフェーズ7に入り、マルチバースサーガが終わって新しいサーガの幕開けとなる作品となっているはずです。

これらの日付には、X-MENの映画や噂となっているスカーレットウィッチのソロ映画、「スパイダーマン5」などが候補であり、そして「シークレット・ウォーズ」に間に合わせる必要がないのであれば「ブレイド」や「アーマーウォーズ」、「シャン・チー2」などに使用される可能性がありそうです。

果たしてどのような作品が入り込んで来るのか、まだまだ先の事ですのでしばらく静観しつつ、続報があり次第またお知らせする事になります。

【噂話】映画「スカーレットウィッチ」でワンダとアガサが再戦か

マーベル・スタジオが開発中と噂されているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スカーレットウィッチ」で、ワンダ・マキシモフとアガサ・ハークネスの再戦が予定されていると報じられました。

海外スクーパーの MTTSH 氏がサブスク会員向けにこれを報告。この映画でワンダがアガサ・ハークネスをもう一度対峙すると主張しています。

現在ディズニープラスで配信中のドラマ「アガサ・オール・アロング」ではアガサ・ハークネスのワンダに対する恨みのような感情が多少見え隠れしていますが、ワンダのほうはアガサに対して戦う理由がほとんど残されていません。

ワンダの単独映画は「ワンダヴィジョン」、「アガサ:オール・アロング」の脚本家ジャック・シェーファーさんとミーガン・マクドネルさんが脚本を手掛けているとしており、2026年劇場公開予定だとされています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-scarlet-witch-solo-movie-2026-rumor/”]

また、「アガサ・オール・アロング」で大きな役割を担っていたティーンがワンダの息子ビリー・マキシモフだった事が明かされ、それと同時にもう一人のティーンが次のドラマで探求されるとも噂されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-all-along-sequel-focused-another-teen-rumor/”]

「ワンダヴィジョン」、「アガサ・オール・アロング」、そして開発中のヴィジョンのドラマは三部作ともされており、ワンダのソロ映画というプロジェクトはその後の締めくくりとなる事が予想されています。そこでワンダ、ヴィジョン、ビリー、トミーのファミリーが再集結する事は予想しうる事ですが、その映画でアガサと対戦する事は「ワンダヴィジョン」最終回の繰り返しにすぎず、今回の噂は映画の要素のひとつであって核になる物とは考えにくくなっています。

気になるワンダのソロ映画の内容ですが、まずはヴィジョンのドラマの正式発表を待つ必要があるかもしれませんし、その前に「アガサ・オール・アロング」の結末を見届ける必要があります。

ドラマ「アガサ:オール・アロング」はディズニープラスで配信中、次回、第7話は 2024年10月24日10時 より配信予定です。

「ガーディアンズ」ゾーイ・サルダナさんがアベンジャーズ映画での後悔を語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズでガモーラを演じたゾーイ・サルダナさんが、海外メディア Variety とのインタビューの中で、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」と「エンドゲーム」での後悔について語りました。

ゾーイ・サルダナさんはガモーラというキャラクターを振り返って、「アベンジャーズ映画でガモーラが経験したことをもう一度撮り直せたらいいのに」と述べ、アベンジャーズ映画の撮影当時、「ルッソ兄弟監督がやろうとしていた事を、当時よく理解していなかったと思います。」と説明しました。

「もう一度やり直して、もう少し頑張れたら良かったのに。だって、あれは父親と問題を抱える娘を演じる素晴らしい機会でしたから」としつつ、「そして、娘があのような人物(サノス)と和解したり、癒したり、修復したり、あるいは単に立ち去ったりする機会を得ているかどうかは、あのとき私がもう少し気づいていたら、素晴らしい機会となっていたでしょう」と、今になって思うところがある事を明かしました。

サルダナさんは「彼らが私に与えてくれた、彼らの映画でガモーラをこのように際立たせる一生に一度の機会に、私は永遠に感謝するでしょう」と称賛し、映画を批判しているわけではない事を強調しました。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2」で見てきたガモーラは「インフィニティ・ウォー」で死亡しましたが、「エンドゲーム」ではタイムトラベルが描かれた事で過去のガモーラが登場、そのガモーラが現代にやってくる形で、引き続き「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」にも登場しました。

同一でありながら異なるガモーラという難しい役を演じるにあたって、スターロードへの恋心の違いについては重点的に描かれていましたが、サノスに対する感情は結局のところあまり描かれることがありませんでした。

「時間を遡って、ガモーラのためにもっといろんなことを試せたらいいのに」とサルダナさんは続け、「演じるのが本当に楽しいキャラクターで、とても奥深いキャラクターでもありました。これはマーベル映画で、『ディープ』と『マーベル』という言葉を同じ文で使うのは好きではないことは分かっています。でも私は、若い観客を満足させ、若い観客にインスピレーションを与える素晴らしい映画に自分が関われたことを誇りに思っています。」とコメントしました。

ガモーラは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume3」で死亡していませんが、ガーディアンズとは別れてラベジャーズの一員になる事を選択、同時にゾーイ・サルダナさんはMCUを卒業し、新たなガモーラを新しい俳優に演じて欲しいと過去に話していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-gotg-3-gamora-future/”]

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.4」や「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でガモーラが戻るかどうかは不明で、語るべき新たな物語が生まれるのか今後の展開に注目です。

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中です。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、来春からの撮影開始を監督が認める

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のルッソ兄弟監督が、海外メディア Collider とのインタビューの中で、2025年春からの撮影開始の噂を認めました。

撮影に関して質問されるとジョー監督は「決まっていますよ。春です。」と答え、ジョージア州アトランタかイギリスのロンドンどちらで撮影されるのかと聞かれると、「まだ決めてないんです。冗談です。決めてます。でも、言わないほうがいいと思いますよ。」と返しました。

脚本の進捗については「現在、脚本執筆の真っ最中です。脚本を書いているのはスティーブ・マクフィーリーです。」と述べ、兄弟が執筆に深く関与しているかを聞かるとジョー監督がそれを認めつつも、アンソニー監督が次のように付け加えました。

私たちはこれまで一緒に仕事をしてきたすべての仕事を通じて、常にマーカスとマクフィーリーと非常に緊密に協力してきました。そう、それは絶対的なことです。そして、彼らは二人ともAGBO(兄弟の制作会社)で我々とパートナーを組んでいます。つまり、我々全員が非常に緊密な協力関係にあるという事なのです。

そして、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」が「インフィニティ・ウォー」と「エンドゲーム」のように連続して撮影されるかどうか尋ねられると、ジョー監督は次のように回答しました。

似たようなものになるでしょうが、さほどでもありません。2本の映画の間には以前よりも長い休みがあると思います。前回はたぶん4週間だったと思う。覚えてる?

これにアンソニー監督は、「ええ、実際は2週間くらいだったと思いますが、いや、正確に言うと、この規模の映画2本を通常ほど離してはいませんが、実質的には1年ほど離しています。」と述べました。

実際問題、現在ディズニーは両映画の公開予定として1年間の間隔を空けているだけであり、撮影の休憩もそれが最大となる事は予想されている事です。制作上のトラブルや過去にあった新型コロナウイルスのパンデミックやストライキに相当するコントロール出来ない問題などがない限り、「ドゥームズデイ」の終了後、さほど休憩を取る事なく「シークレット・ウォーズ」の撮影に臨むことになるようです。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。