マーベルがアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン2の新キャラを公式に発表

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マーベル・エンターテイメントがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン2に登場する新キャラクター Kahhori を正式に発表しました。先日、グッズのリーク情報で判明していたこのキャラクターについて、物語の背景なども公表されました。

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カホリはマーベル・コミックに起源を持たないMCUのオリジナルキャラクターであり、彼女が登場するエピソードは、「もし四次元キューブ(テッセラクト)がハウデノサウニー連合国(イロコイ連邦)に落ちていたら?」という「もしも」を探究すると言います。

©MARVEL,Disney

テッセラクトは新たな生命と神話を持ち、湖を星への入り口へと変え、若いモホーク族の女性カホリを自分の力を発見するための探求へと導くのです、と記事は説明しています。

脚本家のライアン・リトルさんが執筆するこのエピソードは、歴史家のダグ・ジョージ氏やモホーク語の専門家セセリア・キング氏といったモホーク民族のメンバーと緊密に協力し、文化的信憑性を確保しながら作られました。このエピソードはモホーク語で描かれ、現在のニューヨーク州北部に位置するアクウェサスネ地域の歴史が反映されています。

ダグ・ジョージ氏は、「視聴者の皆さんにこのエピソードをご覧いただくことを心待ちにしています。この作品は、先住民であるモホーク族の視点から、実にユニークで歴史的な驚くべき物語を語っており、視聴者は、この土地の最初の民族に関する新しい、挑戦的で楽しい視点を得ることができるでしょう。ストーリーはドラマチックで、登場人物も生き生きとしており、アクションシーンは息をのむほどです。このエピソードは、セリフから装飾に至るまで、モホーク族の人々の完全な協力のもとに作られています。」とコメントしています。

リトルさんは、「私には、ニューヨーク州北部の先住民コミュニティと幅広く仕事をしていた素晴らしい執筆の師匠がいました。その経験を活かして、過去の世代への敬意と未来の世代への楽観的な考えから書かれた新しい先住民ヒーローのストーリーを持つMCUの全くオリジナルのコーナーを作ることに興奮しました」と付け加えました。「カホリ(Kahhori)は、「KAH-HORTI」と発音され、「彼女は森をかき乱す」「周囲の人々をやる気にさせる人」という意味を持つ、本物の狼一族の名前です。デビュー作の冒険で、カホリはその名に恥じないよう、強力な味方を集め、民族を救い、歴史の流れを永遠に変える戦いに挑むことになるでしょう。」と語りました。

また、モホーク族の伝統音楽もこのエピソードに取り入れられるとの事。

マーベルはこのキャラがリークされた原因となった「Funko Vinyl Soda」フィギュアが、2023年3月29日に発売される事を正式に予告しましたが、アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン2の配信がいつになるかには言及しませんでした。

キャプテン・カーターのように実写化される可能性も含めて、彼女がデビューするエピソードには注目となりそうです。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン2は 2023年初頭にディズニープラスで配信予定です。

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ソース:Meet Kahhori, The Newest Super Hero in Marvel Studios’ ‘What If…?’