アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン2にはボツになったペット・アベンジャーズや海賊の話もあったと言う

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マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン2のブライアン・アンドリュー監督がマーベルとの対談の中で、本作から削除されたいくつかのエピソードについて言及しました。

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監督は30以上ものエピソードのアイデアをケヴィン・ファイギ社長に送ったと明かし、ファイギ社長は「良いものが多すぎるよ!」と14にしぼったリストを返し、「ここからさらに9個を選んで。頑張って楽しんで!」と返事をくれたと言います。

そして、惜しくも削除されたエピソードの一部について、監督は次のように語っています。

やってみたいと思っていたのはミュージカルです。ミュージカル的になる予定のものは4つありました。まずはペット・アベンジャーズをやりたかったんです。その次が海賊もの。MCUのキャラを海賊にした、まさにマーベル・パイレーツですね。

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マーベル・パイレーツについては「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」に登場したクロスボーンズを中心に描く予定だったとも補足しています。

本当にクロスボーンズに焦点を当てたかったのですが、そこで彼は「冒険をやめて落ち着いたらどうだろう」と考えていました。そしてみんなが「そうだ、パーティーしよう!」 と誘うのですが、彼は、「いや、そういう気分ではない」と言っている、みたいな。その感覚を、豪快な冒険活劇の世界と登場人物に当てはめてみたかったんです。

また、シーズン3でボツにしたというアイデアについて、大物アーティストを登場させたかったとも言います。

シーズン 3 の企画では、KISS を参加させたいと考えていた4つの異なるエピソードがありました。イカれてますよね。これは銀河系のバンド対決のようなもので、悪役もヒーローも競い合い、最高のロックをやろうとしています。この最後のコンテストの審査員は、KISSになる予定でした。ということで、KISSと関わるにあたっては、本当に色々なエピソードがありました。

さらに他のアイデアについても語りました。

フル、ハードコア、メガジャンルを目指しました。シーズン3では、もう少し色々と出来ました。これは素晴らしいことです。しかし、それでもテーブルの上に残っているものがあります。そのうちの1つはクレイジーなサムライで、まさにハードコアで残忍で素晴らしいものになる予定でした。(実現していれば)きっとおもちゃがたくさん売れたでしょう。ロミオとジュリエットっぽいのもありました。

「ホワット・イフ」はシーズン4が最後になると噂されており、ここでボツになった物語のいくつかはシーズン4で再利用される可能性が残されているかもしれません。

先日は公式がシーズン3の写真を数点公開し、早ければ2024年内にシーズン3が配信されるのではとも報じられています。

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アニメ「ホワット・イフ・・・?」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。

ソース:‘What If…?’: Director Bryan Andrews Dives Into Season 2