マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」で幼少期のエレーナを演じたヴァイオレット・マッグロウさんが、今週公開の映画「サンダーボルツ*」で同役を再演している事を認めました。
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「M3GAN ミーガン」でミーガンが守ろうとする少女ケイティを演じるなど、活躍の幅を広げている現在14歳になるヴァイオレット・マッグロウさんは、「サンダーボルツ*」の撮影時に使っていたキャストチェアの写真と共に、サンダーボルツのハッシュタグと「Coming soon」の短いコメントを添えて、再び幼少期のエレーナ・ベロワを演じている事をファンに報告しました。
また、この投稿にエレーナ・ベロワを演じるフローレンス・ピューさんも反応し、「映画でのヴァイオレットの演技は本当に素晴らしかった。誇りに思っているわ。」とコメントしました。
ヴァイオレット・マッグロウさんが「サンダーボルツ*」で同役を再演しているという話題がこれまでに報じられた事はなく、突然のサプライズ報告となりました。
脚本変更後の「サンダーボルツ*」は「ブラックウィドウ」の続編ではなくなったとされていますが、もともとは続編映画になっていると俳優やアーティストが当時語っていました。
その名残として、本作にはエレーナの過去を辿る回想シーンが用意されているのかもしれません。
なお、劇場公開される「サンダーボルツ*」について監督は「『ブラックウィドウ』の出来事がベースになっているわけではありません。」とし、「このユニバースの様々な場所からキャラクターを抽出した感じです。」と、予告やポスターでも比較されるアベンジャーズのようなクロスオーバー作品になっていると説明しています。
「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。
ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。
制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。
チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。
映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。