マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」でタスクマスター/アントニア・ドレイコフを演じたオルガ・キュリレンコさんが、海外メディア Deadline とのインタビューで、将来的な復帰について話しました。
映画の冒頭で銃殺され、部屋ごと焼却されてしまったタスクマスターでしたが、オルガ・キュリレンコさんはこの役を振り返って「ストーリーが変わってしまったんです。登場人物が多すぎたと思います。」とコメントしました。
そしてさらに「マーベルって、何が起こるか分からないじゃないですか。スーパーヒーローはしょっちゅう死ぬのに、決して死なないんです。あるストーリーでは、ヒーローが消えて、突然戻ってくる…本当に死なないんだと思います」と意味深発言し、タスクマスターが将来的に戻って来る可能性を示唆しました。
本作の初期の脚本を担当したエリック・ピアソンさんは、当初のタスクマスターには多くの物語があった事を5月のインタビューで話しています。
しかし、彼女の物語上の役割がボブと似ていた事もあって、脚本をバトンタッチし、撮影を終えた後に削除されてしまったと語っていました。
キュリレンコさんは本作の撮影のために現地に引っ越しまでしましたが、公開バージョンでは大幅に出演が短縮される事に。
監督は別のインタビューでこのような変更を行うのは「大変難しい」としつつ、キュリレンコさんがプロの俳優としてこれを受け入れてくれたとも明かしていました。
出演料さえ払っていればシーンが全てなくなっても良いというわけがなく、このような大幅なカットは通常、俳優から好まれる事はありません。
キュリレンコさんが演じたタスクマスターはほとんどの時間でマスクを被っている事、そしてマスクを脱いだアントニアも顔に大きな火傷痕がある事から、キュリレンコさんの素顔はほとんど出る事のないキャラクターでした。
そのため、「サンダーボルツ*」でのほとんどのシーンを削除するという「ひどい仕打ち」のお詫びとして、マーベル・スタジオとディズニーが将来的に別のキャラクターのキャスティングを約束しているのではないかとも噂されていましたが、キュリレンコさんの今回の発言は、彼女がまだタスクマスターを演じる事を完全に終わったとは感じていない事を明らかにしました。
近い将来、アントニア(もしくはその変異体)がスクリーンに戻ってくる事があるのでしょうか?
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