マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」では予告でのタスクマスター/アントニア・ドレイコフのシーンが少ない事から、彼女がこの映画で退場してしまうのではと憶測を呼んでいましたが、ファンの疑念はさらに強くなっているようです。
話題の源になっているのは先日公開されたファイナルトレーラーで、この予告でマーベル・スタジオはこれまでとは異なる重大な変更をしていると CBM などの海外メディアや海外ファンは指摘しています。
©MARVEL,Disney
タイトルに含まれているアスタリスクの記号はフォントによって5本線や6本線に変わりますが、予告の最後に大きく表示されたアスタリスクは5本線バージョンに変更されました。
サンダーボルツはウィンター・ソルジャー、ブラックウィドウ、レッドガーディアン、U.S.エージェント、ゴースト、タスクマスターがメインの6人として発表されていましたが、それが5人になる事をこのアスタリスクが示していると海外ファンは考え始めているようです。
ファイナルトレーラーと同日、アスタリスクの線の1本1本がメンバーの一人を表すようなポスターも公開されていました。
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— Marvel Studios (@MarvelStudios) April 16, 2025
このアスタリスクの変化は確かに、タスクマスターが死亡するかどうかは別として、メンバーの一人がチームを離脱する事を暗示している可能性はありそうですが、実際にそうなのでしょうか?
半年前に公開されたティザートレーラーではロゴに使用されていたのは6本線のアスタリスクでした。
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2ヶ月間に公開されたビッグゲームトレーラーでは既に5本線のものが採用されていました。
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しかしトレーラーのサムネに使われているロゴや、ポスターに使われているロゴは全て6本線のアスタリスクとなっています。
アスタリスクの違いについてはデザイナーや監督、あるいはケヴィン・ファイギ社長の正式なコメントがない限り、ファンの議論は永遠に続く事になるかもしれません。
「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。
ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。
制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。
映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。