マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」の最後の最後について、タイカ・ワイティティ監督は「何も知らされていなかった」と、海外メディア Insider とのインタビューの中で言及しました。
※これより先は「ソー:ラブ&サンダー」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。
タイカ・ワイティティ監督は映画のラスト1秒に「Thor will return.」(ソーは帰ってくる)と表示された事に対して、「私もびっくりしました。ジョークじゃありませんよ。映画館で見て、『ああ、なんてこった。本当に?』 、一緒に見ていたクリス(・ヘムズワース)も 『え?』って感じだった。でも、もちろん、彼は戻ってくるでしょう。最高のキャラクターですから。ちょっと偏見かもしれないけど、見ていて一番楽しいんです。」と語りました。
そして監督は「ソー5」について、「さて、次に何が来るかわかりません。クリスがやってくれるのであれば、私は間違いなく監督をします。でも、私がやりたいと思うには、何か驚くような、予想外のものである必要があります。例えば、新しいテイクは何だろう?バトルや戦闘もいいけど、ストーリーに関しても意外性を感じられるものがいい。例えば、500万ドルの映画で、戦闘は一切なく、ただソーがロードトリップをするだけというような。『ネブラスカ』みたいな。」と述べました。
ワイティティ監督はクリス・ヘムズワースさんがまた主演をしてくれるのであれば「ソー5」の監督をやるとのことで、当のクリス・ヘムズワースさん自身は「スタジオが声を掛けてくれる限りソーをやる」と明言し、マーベル・スタジオが「ソーは帰ってくる」と表示した事から、これはもう「ソー5」が確定したものと考えていいようです。
MCU初の単独5作目が実際に動き出すまでにはまだ時間がかかると思われ、ファンはそのニュースを気長に待つことになりそうです。
映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 より劇場公開中です。