マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるメアリー・リバノスさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューの中で、本作ではグースに関するサプライズが用意されている事を明かしました。
映画「キャプテン・マーベル」で紹介されたグースは、地球の猫にそっくりな愛らしい姿の超危険な宇宙生物フラーケン。戦闘民族のクリー人達でさえ警戒するこのグースに関してリバノスさんは「グースは自身の個性を持っています。彼女はサプライズに満ちており、この物語の中で確かに多くのことが待ち受けているでしょう。」と明かしました。
コミックのグース(コミック名はチューイ)は猫とは異なる性質として、エイリアンらしく卵による増殖が描かれています。「ザ・マーベルズ」の予告でも多くの子猫の姿が含まれており、より多くのフラーケンが物語に参加すると見られています。
©MARVEL
リバノスさんは「子猫がいるとスタッフは大喜びでした。」と述べ、「猫のシーンが増えるとまるでクリスマスのようでした。みんなそれぞれにお気に入りの子猫がいたようです。」と撮影当時を振り返りました。
なお、主人公キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースを演じるブリー・ラーソンさんは重度の猫アレルギーであり、以前のインタビューでも「私はまだアレルギー体質なの。変わるといいんですけど。でもそうなるまでは、CGIの予算の多くは私と猫に使われる事になります。」と「キャプテン・マーベル」撮影当時から体質が変わっていないとし、今回も共演シーンはCGによる合成となるようです。ラーソンさんは複雑なスタントや手の込んだ戦闘シーンよりも猫が怖いとも語っています。
予告でも相変わらずの脅威の戦闘力を見せているグースですが、その活躍に期待となっています。
映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。
ソース:Goose the flerken returns in The Marvels: ‘She is full of surprises’