マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」の延期の噂が囁かれる中、海外メディア ブルームバーグ は新たな報告をしています。最近のアメリカでのWGA(脚本家組合)及びSAG(俳優組合)の2つのストライキの影響がどの程度あるかについて、注目されています。
記事によると、ディズニーは現在、年内の映画公開スケジュールを再検討中であるとしつつ、ストライキ中の俳優が映画の宣伝に協力出来ない事を理由に、いくつかのプロジェクトを延期する可能性があると言います。
これには11月公開の「ザ・マーベルズ」が含まれているとしつつも、キャプテン・マーベル2作めの映画は安全である可能性があると指摘しています。
記事はマーケティングサイクルが進みすぎている事と、数日前に公開された新たな予告動画でも公開日が「Coming Soon」などに置き換えられる事はなかったと報じています。
最近では「ミッション・インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」の主演トム・クルーズさんの来日PRイベントなどがキャンセルされる等、ストライキの影響は各所で出ているため、「ザ・マーベルズ」が実際にどうなるかは気になる所。
今のところは延期と予定通り公開の両方の可能性が存在すると考えられ、五分五分な状況と言えるようです。
「ザ・マーベルズ」は昨日最終話が配信された「シークレット・インベージョン」から直接繋がる作品でもあるため、延期すればその分だけ視聴者の熱量がダウンしてく事になります。ディズニーはその影響と延期による影響のふたつを天秤にかけて、判断を迫られる事になるでしょう。
映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。
ソース:Disney Considers Delaying Some 2023 Movie Releases Over Strikes