トム・ホランドさん、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の宣伝でソニーに怒られたと語る

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MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で主演を務めたトム・ホランドさんが、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューの中で、映画のプロモーション中にソニーのマーケティングチームから怒りの電話がかかってきていた事を明かしました。

ホランドさんはインタビューの中で、「面白いことに、実はプレスツアー中にトラブルがあったんです。スタジオの人たちから電話がかかってきて、『この映画を残酷だと言うのはやめなさい!この映画を感情的だと言うのはやめるんだ!それは映画の売りにならない!』と。それで僕は『でも、実際そうなんです。これは今まで作られた中で最も感情的なスーパーヒーロー映画だ!』と言ったんです。そして、「私達は観客にこの映画の面白さをわかってほしいんだ」と言われたんです。で、僕は「確かに楽しいけど、ちょっと胸が痛む映画だよ」と言ったんです。だから、映画の宣伝方法を変えなければならなかったけど、少なくとも何人かの人には警告を発してよかったと思っています。」と語りました。

トム・ホランドさんは映画の米公開2週間前のインタビューにて、本作の結末を「残酷でほろ苦い」と表現し、共演するゼンデイヤさんは「甘い部分はなく、ただ苦いだけ」とコメントしていました。

これらのプロモーションが興行収入にどれほどの影響を与えたかはわかりませんが、2021年公開の映画では国外収入が10億ドル(約1150億円)を超えた数少ない映画の1本となりました。北米興行収入は7億3500万ドル(約846億円)を超えており、米国史上で4番目に興行収入が高い映画となり、7億6000万ドルで3位の「アバター」に、あと2500万ドルで追いつく所まで来ている状況となっています。

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映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は劇場公開中です。

ソース:Tom Holland on ‘Uncharted’ and ‘Spider-Man: No Way Home’ Secrets