ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は、「ホームカミング」、「ファー・フロム・ホーム」、「ノー・ウェイ・ホーム」のいわゆるホーム三部作が終わって、次の新しい三部作の一作目の映画となりますが、その新三部作のゴール地点について報じられました。
海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏は「ブランニューデイ」からスタートする新しい三部作について次のように投稿。
Trust that the goal for this next Spidey trilogy will be to have Spider-Man and Kingpin cross paths at some point.
— Alex P. (@AlexFromCC) November 21, 2025
And funnily enough, Tombstone has a thing or two to say about Mayor Fisk and his plans to clean up NYC, but he’s just biding his time. https://t.co/1QbPuNKurF
「この次のスパイディ・トリロジーの目標は、どこかでスパイダーマンとキングピンをクロスさせることになるだろうと信じてほしい。そして奇妙な事だが、トゥームストーンはフィスク市長と彼のニューヨーク浄化計画について一言、二言言いたいことがあるが、彼はただ時を待っている。」と報告。
三部作の最終目標がスパイダーマン対キングピンだと予告しました。トゥームストーンについては先月にも三部作全体を通して登場するようだと報告していました。
キングピンを演じるヴィンセント・ドノフリオさんはかなり以前からスパイダーマンとの対決を希望。
一方で権利問題が複雑である事も認め、スパイダーマン対キングピンの実現は容易ではないとも語っていました。
しかしもともとはスパイダーマンの登場さえ不可能だとされていた事を、ケヴィン・ファイギ社長がソニー・ピクチャーズと話し合い続けて実現してきましたから、この問題もいずれは解決されるだろうともファンは期待しています。
ただし気になるのは「ブランニューデイ」の噂として、キングピンの影があまり見えてきていない事。
「ブランニューデイ」では「デアデビル:ボーン・アゲイン」とのクロスオーバーはないだろうとされており、共通のキャラクターとしてパニッシャーがいるだけで、メインヴィランもキングピンとはあまり関係がなさそうな状態。
また、キングピンによるニューヨークの支配は「ボーン・アゲイン」シーズン2で終わるとも予想されており、この後からスパイダーマン5作目、6作目の映画までどう展開するのかは全く分からない状態にあります。
おそらくは「スパイダーマン5」よりも先に、「ボーン・アゲイン」シーズン3も配信される事で、キングピンの将来についてはしばらく見守る必要がありそうです。
映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。
本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場予定です。また、アニメ「スパイダーバース」からマーヴィン・ジョーンズ3世さんがトゥームストーンを再演し、「サンダーボルツ*」よりエレーナ・ベロワが登場するとも報じられています。
映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。



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