ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」の衣装開発チームが、日本の忍者や侍に関する研究をさらに進めていると報じられました。
海外メディア TCC は衣装・小道具制作のモニカ・アヴィット氏が「スパイダーマン:ブランニューデイ」のムードボードを pinterest で制作(削除済み)したと報告。
Monica Avitto, the costume prop modeler for ‘SPIDER-MAN: BRAND NEW DAY’, has created a moodboard for the film’s villain. pic.twitter.com/unYZGfRy9S
— Cosmic Marvel (@cosmic_marvel) August 5, 2025
以前に「ブランニューデイ」のヴィランは日本人女性とも報じられた事がありましたが、沈静化していたこの噂がまだ継続中の可能性がある事をほのめかしました。
とは言え、アヴィット氏がこれをいつ制作したのかは分かっておらず、例えば何ヶ月も前に制作されて放置されていた、すなわち既に脚本から削除されている可能性も否めません。
そもそもマーベルコミックスに「スパイダーマンのヴィラン、日本人、女性」の3つの要件を満たす著名キャラクターがおらず、海外ファンも「ブランニューデイ」にどんな計画があるのか(もしくはあったのか)疑問に思っています。
日本と関係が深いスパイダーマンのキャラクターはスパイダーマン自身である東映制作の山城拓也ぐらいなもので、あとはウルヴァリンの息子のアキヒロ、観音ことサイロック、サンファイア/吉田シロウ、シルバー・サムライ/原田健一郎、アーマー/市来久子、メイストーム/五十嵐メイなどなどX-MEN関連のキャラクターがほとんど。
先日は新たな追加ヴィランについて報道され、昨日は「ブランニューデイ」にミスター・ネガティブは登場しないと報じられた事もあり、この映画の真のヴィランについてはまだまだ秘密となっているようです。
映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。
本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが出演するとメディアが報じています。
映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。