ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」のデスティン・ダニエル・クレットン監督が、海外メディア OutNow とのインタビューで本作に登場させたかったキャラクターについて語りました。
映画の冒頭では数名のヴィランたちと戦うスパイダーマンのモンタージュシーンがあり、そこではいくつかの有名なコミックカバーを再現していました。
「本当は登場させたかったけれど、『いや、次の作品でもっと重要な役割を担わせよう』と思って断念した悪役はいましたか?」と質問されたクレットン監督は次のように述べました。
ヴィランたちをたくさん試して、最終的に採用されなかったのは大勢いました。さまざまな表紙を見て、どれがストーリーを伝えるのに役立つかを検討しました。スパイダーマンが街を浄化する様子、つまり敵を倒す様子を描きたかったのです。しかし、多くの表紙はスパイダーマン自身が殴られている場面で、ほとんどの場合、それらは使えませんでした。スパイダーマンの定番ポーズの表紙の多くも使えませんでした。私たちがとても楽しんで映画に登場させたかったキャラクターの一人にペース・ポップ・ピートがいましたが、彼は結局登場しませんでした。
他にも多くのキャラクターが企画中に消えていったとの事。撮影されたスコーピオンでさえ、シーンが大幅にカットされた事を考えると、全てのアイデアを実現するには約2時間半の上映時間の作品であっても尺が全然足りていなかったのかもしれません。
次に、「特殊効果が多用されているように見えるシーンでも、実際にはセット上でほぼ完全に実写特殊効果で実現したシーンはありますか?」と訊かれると、本作は出来るだけカメラで撮影した映像だけで作るのがコンセプトだったと語りました。
ええ、そういうシーンもあります。この映画では、できる限り実写で撮影すること、つまりカメラでできる限り多くのシーンを捉えることを基本にしました。もちろん、それには限界があり、ジェローム・チェン率いる素晴らしいVFXチームと世界中の素晴らしいアーティストたちの功績を軽視するつもりはありません。彼らのおかげでこの映画が完成したのです。
しかし、すべては撮影中に実際に撮影した実写の特殊効果とスタントに基づいています。例えば、「ザ・ハンド」の忍者戦士とスパイダーマンの刑務所での格闘シーンは、ほぼ完全に実写で撮影されました。通常、特に第3幕のアクションシーンはほぼ完全にCGIですが、ここでは本当に素晴らしいスタントチームの振り付けとアクションデザインによるものです。
本作のアクションはジャッキー・チェンさんのアクションチームが担当していました。
コミックではスパイダーマンがシャン・チーにカンフーを教わる展開もありましたが、残念ながらそれは実現しませんでした。
映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。後にジャスティン・クリツケスさんを追加しています。
本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場。また、アニメ「スパイダーバース」からマーヴィン・ジョーンズ3世さんがトゥームストーンを再演し、「サンダーボルツ*」よりエレーナ・ベロワが登場。
映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 より公開中です。


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