マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のプロモーションインタビューの最中、「スパイダーマン:ブランニューデイ」について質問されたケヴィン・ファイギ社長が、パニッシャー登場の噂について正式に認めました。
海外メディア Collider とのインタビューでファイギ社長は噂の報道が真実である事を認めつつ、「ブランニューデイ」がMCUにおける「真のスパイダーマン」時代の幕開けとなると述べています。
「ノー・ウェイ・ホーム」の結末には、ピーターが人生で出会ったすべての人から忘れ去られてしまう悲しい展開がありました。トム・ホランドのスパイダーマンの物語の中で初めて、彼が真のスパイダーマンである姿を目にするという約束があると思います。彼は孤独に、街を救うために身を捧げ、世界を滅ぼすような出来事ではなく、街の犯罪――適切な言葉が見つからないのですが――に立ち向かうのです。
ファイギ社長は「ブランニューデイ」ではマルチバースではなくストリートを舞台にする映画である事をほのめかしつつ、噂のパニッシャーの登場について認めました。
そうすると、彼がこれまで関わったことのない、他のストリートレベルのキャラクターは誰だろう?と考えてしまいます。そしてもちろん、パニッシャーがスパイダーマンのコミックから始まったというのは嬉しい事実ですね。あの素晴らしい表紙…あまり多くは言いたくないのですが、デスティンは…言い過ぎてしまうかもしれませんが…今まさにその映画で素晴らしい仕事をしています。もうすぐ撮影が始まります。彼の美術部門の壁には、この映画で命を吹き込んでいるコミックの表紙が8つか9つ飾られていて、とてもクールです。
パニッシャーの噂は正式に認められる事となりましたが、「ブランニューデイ」にはまだまだ数多くの噂話が渦巻いています。
マーク・ラファロさんが演じるハルクがヴィランだという話題を筆頭に、スコーピオンやブーメラン、トゥームストーンといったコミックヴィランが登場するとも。
本作は来月からイギリスで撮影がスタートする予定で、撮影現場からまたあらたな情報が飛び出してくると期待されています。
映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。
ソース:Kevin Feige Reveals ‘Spider-Man Brand New Day’s Story and Punisher’s Role in the Film