マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」のヘッドライターを務めるジェシカ・ガオさんが、海外メディア The Direct とのインタビューの中で、本作に登場させたかったキャラクターが多数いる事を明かしました。
インタビューの中でガオさんは「コミックにはたくさんのキャラクターが登場しました。彼らが法的トラブルに巻き込まれるような面白い理由を考え、楽しいシチュエーションのために、多くのキャラクターを欲していました。でも、権利上の問題で使えなかったり、スタジオが『別の計画がある』と言って、使えないキャラクターがたくさんあったんです。私たちはもう少し情報を得ようと突っぱねましたが、もちろん、彼らは教えてくれませんでした。」と述べました。
そして、「私たちが使用することができずに多くの作家を本当にがっかりさせたMCUキャラクターは、スパイダーマンとスパイダーマンのユニバースのキャラクターでした。」とスパイダーマンを登場させたかった事を付け加えました。
スパイダーマンの実写化に関する権利はまだソニー・ピクチャーズが保持しており、「シーハルク」へのカメオはマーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズの協議になる事もなく、スタジオ内で拒否されてしまったようです。
「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が殺人容疑が元となってショッキングな結末になった事を考えると、コメディ番組の「シーハルク」でスパイダーマンが別の問題で法廷に立つシナリオはどっちにせよ難しかったかもしれません。
今回のインタビューでは具体的に名前が紹介されたのはスパイダーマンのみのようですが、多数のキャラクターの登場を考えていたとのことであり、それらはシーズン2以降で登場するチャンスが出てくるかもしれません。
ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の公式概要は以下のとおりです。
私はジェニファー。ヒーローじゃない。弁護士です――
本作の主人公は、地方検事としてバリバリ働く、ジェニファー・ウォルターズ。 彼女のささやかな願いは、ただ普通に仕事と恋を楽しむこと。 しかし、ある事故をきっかけに、突然“シー・ハルク”の力を手にしてしまった…。
解禁された予告編では、手に入れてしまった力をコントロールするため、ハルクから直々に訓練を受けるジェニファーの姿がうかがえる。 その後は超人専門弁護士に抜擢され、アボミネーションやウォンなど、顧客となる様々なマーベル・ヒーローやヴィランによる騒動への対応に追われることに。そんな中、望まずして手に入れた最強の<ハルク>の力を巡る壮大な戦いが水面下で動き出し…?
アベンジャーズ最強の力と、弁護士として最強の頭脳をあわせ持つ“シー・ハルク”による、 前代未聞のリーガルコメディ・アクション、いざ開廷!
ドラマ「シーハルク」は 2022年8月18日 よりディズニープラスで日米同時配信です。
ソース:Spider-Man Wasn’t Allowed to Appear In Disney+’s She-Hulk (Exclusive)