マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の主演シム・リウさんが、海外メディア Screen Rant とのインタビューの中で、原作エピソードにもあるようにスパイダーマンに武術を教えたいと思っている事を明かしました。
リウさんはインタビューの中で次のように述べました。
ご存知かどうかわかりませんが、コミックの中で、スパイダーマンが武術の面でちょっとした助けを必要としていて、ブラッシュアップが必要なエピソードがあるんです。そこで「いいよ、手伝うよ、君の能力に応じたスタイルを開発するよ」と言い、それを「ウェイ・オブ・ザ・スパイダー」と呼んでいます。私はめちゃくちゃ漫画オタクであることを公表しています。ケヴィン・ファイギがこのインタビューを見て、将来の映画のどこかに登場させてくれることを願っています。
2011年に展開されたコミック「Spider-Island」で、スパイダーセンスを失ったスパイダーマンは低下した戦力を補うためにシャン・チーに相談し、新たな武術を開発するエピソードがありました。その後、スパイダーセンスを取り戻したスパイダーマンは再びその力に大きく頼る事になり、鍛錬を怠るようになり、次第に「ウェイ・オブ・ザ・スパイダー」は使用されなくなりました。2021年のコミック「シャン・チー」#1で再びチームアップしたシャン・チーとスパイダーマンですが、「スパイダーマンが武術の鍛錬に専念すれば、スパイダーセンスがさらに強くなる」とアドバイスしました。
from 「Spider-Island」,2011 © MARVEL
MCUでは「スパイダーマン:ホームカミング」(2017年)でアイアンマンをメンターとし、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(2021年予定)でドクター・ストレンジをメンターとする予定のスパイダーマンですが、次のメンターとしてシャン・チーを頼る日が来るのでしょうか?
映画の公式あらすじは以下の通りです。
アメリカ・サンフランシスコで
平凡なホテルマンとして暮らすシャン・チー。
彼には、かつて父が率いる犯罪組織で最強の武術を身に付け、
組織の後継者になる運命から逃げ出した秘密の過去があった。
しかし、悪に染まった父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、
彼は宿命の敵となった父に立ち向かうことができるのか?
映画「シャン・チー/テンリングスの伝説」は 2021年9月3日 日米同時公開予定です。
ソース:Simu Liu Wants Shang-Chi & Spider-Man MCU Team-Up To Adapt This Comic Story