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映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」監督がミッドクレジット、ポストクレジットシーンを解説

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マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督が海外メディア Entertainment Tonight とのインタビューでミッドクレジットシーンとポストクレジットシーンについてその裏話を明かしました。

※これより先はネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

ミッドクレジットシーン

2013年公開の映画「ショート・ターム12」以降、監督が手掛けた4作品全てで一緒に仕事をしているブリー・ラーソンさんについて、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」への出演の経緯を聞かれた監督は以下のように答えました。

確かに早い段階からお願いしていましたが、世界観に合っていなければ、無理にお願いすることはできません。そしてこのユニバースにとって意味のあるものでなければ、それを推し進めることはできません。現に撮影がかなり近づくまで、意味のあるものになるかどうかはわかりませんでした。他の多くのものが同時に書かれているので、彼女が登場することに意味があるかどうかを確認しなければなりませんでしたが、その通りになりました。これは、この映画の最後の撮影の一つで、本当に特別なものでした。撮影前に彼女と一緒に過ごすことができただけでなく、ブリーがキャプテン・マーベルのフルコスチュームでトレーラーから出てくるのを見ることができたのは、本当に嬉しかったですね。友人があのユニフォームを着て、あの役を演じているのを見るのは、とてもクールなことです。

途中で「なんで僕たちはここでこんな大きな映画を撮ってるんだ?」と昔を思い出してラーソンさんと顔を見つめ合いながら笑ったという監督。ワンシーンだけの共演の感想を聞かれると「とても楽しかったです。彼女のことは昔から知っていますから、一緒に仕事をするのが最も簡単な人の一人だと思います。何も言わなくてもいいんです。彼女との仕事はとても楽しいです。」と親友との作業は楽しいと語りました。

このシーンに関して、シャン・チーを演じるシム・リウさんとケイティを演じるオークワフィナさんは撮影当日まで何を撮るかを知らされていなかった事も明かしました。

当日までは知らなかったと思いますが、そうです。シムが両脇を抱えてセットに入ってきて、私を見ながら驚いて無言になっていたのを覚えています。MCUと撮影現場では、感情的に結びついた2つのことが起こっています。確立されたスーパーヒーローのグループに、これらのキャラクターが導入されていることです。そして、現実の世界では、この俳優たちを確立された俳優たちのコミュニティに引き入れることができます。その両方を実現するために、これ以上ないほど完璧な役者たちを選びました。マーク・ラファロやブリー・ラーソン、ベネディクト・ウォンといった俳優たちが、オークワフィナやシムを迎え入れるためにそこにいることは、とても特別な瞬間でした。

ポストクレジットシーン

監督はポストクレジットに登場した妹シャーリンを演じたメンガー・チャンさんについて、彼女の人柄とキャラクターが全く違うと明かしました。

実際に彼女に会うことはできましたか?実際に会ってみると、彼女がどれほどのスターなのか、さらによくわかると思います。彼女は自分のキャラクターとはまったく違うからです。彼女は楽しい、本当に楽しい人です。

メンガー・チャンさんの人柄については舞台裏写真から少し垣間見ることが出来ます。

そして、組織を引き継いだ妹シャーリンと兄シャン・チーの今後の兄妹関係について聞かれた監督は次のように述べました。

家族全体としては癒される方向に向かっていると思いますが、すべてが修復されたと考えるのはかなり非現実的だと思います。この映画の中で、シャーリンが抱えていた明確な感情的な問題がありましたが、それは解決されませんでした。彼女は、家族の中で、シャン・チーと同じように注目されるべき存在なのです。映画の中盤で、彼女がケイティに「お父さんが自分の帝国に入れてくれないなら、自分の帝国を作るわ」と言う場面があります。このように、彼女が王座に座り、自分らしい方法で王座を再定義していく姿は、とてもエキサイティングです。その瞬間をどうとらえるかは、いろいろな方法があると思います。そして、それらはすべて正しいと思います。


最後に自分が撮影してきたキャラクターを他の映画制作者が動かす可能性について聞かれた監督は「最高の気分です。私はこれらのキャラクターを愛していますし、彼らがMCUの他のメンバーと交流するのを見るのが待ち遠しいです。そして、彼らが常にアジアのスーパーヒーローとしてブランド化されるのではなく、MCUの中で自分の役割を果たすスーパーヒーローになることを期待しています。それは私にとってとてもエキサイティングなことです。」と今後のクロスオーバー作品で他の監督が動かすシャン・チーを楽しみにしていると語りました。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。

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ソース:‘Shang-Chi’ Director Destin Daniel Cretton Talks Alternate Endings and Those Post-Credit Scenes (Exclusive)

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。