ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に新たにトーマス・ベズーチャ氏とアリ・セリム氏が監督に起用されたと海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。
ベズーチャ監督は最近では、DCEUの「マン・オブ・スティール」のケビン・コスナーさんとダイアン・レインさんが共演した2020年の「レット・ヒム・ゴー」(日本では2021年公開予定)を監督しており、セリム監督は過去10年間に「クリミナル・マインド」や「コンドル」などのメジャーなテレビ番組で活躍したことで知られています。それぞれが何話を監督するのか、あるいはシリーズ全体でチームを組むのかはまだ不明と記事では伝えています。
本作ではサミュエル・L・ジャクソンさん演じるニック・フューリーと、ベン・メンデルソーンさん演じるスクラル人のタロスがMCUから引き続き登場する事が明かされている他は、あらすじや登場人物などが明かされていません。
コミックでは地球とスクラルとの戦争が描かれたシリーズで、S.H.I.E.L.D.のエージェントたちやヒーローチームのイルミナティ(アイアンマン、ミスター・ファンタスティック、ネイモア、ブラックボルト、チャールズ・エグゼビア、ドクター・ストレンジ)などが深く関係していました。しかし、MCUではS.H.I.E.L.D.は映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」以降登場しておらずその後は不明で、イルミナティに関してもドクター・ストレンジしかいない状態です。
また、スクラルに関してもMCUでは地球とは友好的に描かれているため、原作コミックとはかなり異なる設定で展開されることが予想されています。
キャスティングに関しては、メインヴィランをキングズリー・ベン=アディルさんが演じ、オリビア・コールマンさんやエミリア・クラークさん、キリアン・スコットさんが出演交渉に入っているとこれまでに報じられています。
ドラマ「シークレット・インベージョン」はディズニープラスで配信予定です。
ソース:‘Secret Invasion’: Marvel’s Next Series Finds Its Directors (Exclusive)