マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」の初予告が公開された直後に、Netflixのマーベルドラマ「デアデビル」でヴィランのキングピンを演じていたヴィンセント・ドノフリオさんが謎の投稿をし、海外ファンの間で注目を集めています。
ドノフリオさんは英語版予告の公開から約10分後に謎のポエムのようなツイートを投稿。
The stern person with the cracked face.
— Vincent D’Onofrio (@vincentdonofrio) September 13, 2021
That stiff jaw jutting outward.
Through the eyes we can see no clear thoughts.
A heavy resentment that their world did not treat them better.
Impossible to change thee.
Only to see it, take it in.
It’s us. All of us.
Not constant.
Yet us.
The three legged dog.
— Vincent D’Onofrio (@vincentdonofrio) September 13, 2021
run’n, jump’n and with an incredible case of the wiggles.
This dog does not ask for pity.
This dog looks up to us.
Wants to know what’s next.
Head tilted it says.
Where should we go,
what should we do?
Why are we waiting?
I say to myself.
This dog is right
顔が割れている厳つい人。
その硬いあごが外に突き出ている。
その目からは、明確な考えが見えません。
世界が自分を良くしてくれなかったという重い恨みがある。
自分を変えることはできない。
ただ、それを見て、それを受け入れることができる。
それは私たちです。私たちのすべて。
忠実ではない。それでも私たちだ。
3本足の犬。
走って、跳んで、そして信じられないほどのクネクネとした動きをする。
この犬は同情を求めない。
この犬は私たちを尊敬しています。
次のことを知りたがっている。
頭を傾けて言う。
どこに行こうか?
何をすべきか?
なぜ待っているのか?と自分に言い聞かせる。
この犬は正しい
詩の内容は暗号じみていて、正しく意味を解釈するにはかなり難しく、これがキングピンの再登場を示しているのか、逆にその道が絶たれた事を意味しているのかは判断が分かれるところになっています。
ドノフリオさんはディズニープラスの立ち上げとともにNetflixのドラマシリーズがすべてキャンセルになった際、#SaveDaredevil のハッシュタグと共にシリーズ存続の活動を開始。ディズニー傘下でないマーベル作品の俳優の中で、再演に関してもっとも熱意のある一人でした。
ひとつめの投稿は「キングピンとして再演できたがNetflix版と少し異なるキャラクターになっている」事を示しているようであり、一方でふたつめの投稿は「待っていても再演の機会はなく、次のステージに進む」事を決意したかのようにも受け取れるようです。
ドラマ配信開始までの約2ヶ月、ドノフリオさんの動きには注目が集まっています。
ドラマ「ホークアイ」は 2021年11月24日 ディズニープラスで配信開始です。