まべそく

マーベル速報。MARVEL関連の情報をまとめております

映画

【ネタバレ注意】映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、ポストクレジットシーンで紹介された二人の新メンバーは?

投稿日:

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれております。

マーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」はジェームズ・ガン監督が手掛ける最後のガーディアンズシリーズとして、日本ではアメリカより早く劇場公開となりました。この記事では「GotG3」のポストクレジットシーンの一つに焦点をあて、今後重要になるであろう二人のキャラクターについて紹介していきます。

※これより先は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

sponsored link
 

ポストクレジットシーンでは新生ガーディアンズとして、キャプテン・ロケット・ラクーン、グルート、クラグリン、コスモ、アダム・ウォーロック、ファイラでどこかの惑星にいる事が描かれました。

アダム・ウォーロック

本編冒頭から登場しているアダム・ウォーロックはソヴリンの女王アイーシャの子として「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2」のポストクレジットシーンで紹介された繭から生まれたキャラクター。

コミックではハイ・エボリューショナリーではなく、悪の科学者集団エンクレイブにより、「人類の進化の頂点となる完璧な人間」として作り出されています。悪事に利用される事に気づいた「彼」はこの時点で名前がなく、施設から逃亡する最中にハイ・エボリューショナリーと出会い「ウォーロック」と名付けられました。その後、ウォーロックはカウンター・アースを監督する事になり、カウンター・アースの住民から「アダム」と呼ばれるようになりました。

原作コミックでの外見は映画と同じで、黄金色の肌が特徴的に描かれます。完璧な人間としてデザインされたアダム・ウォーロックは超人的な身体能力、飛行能力、テレパシーや予知などのサイキック能力、そして天才的な頭脳を持っていますが、今回の映画ではテレパシーや頭脳に関しては詳細に描かれていません。

コミックで基本的にヒーローサイドである彼はサノスとの戦いでは中心人物として活躍し、ソウル・ジェムの守護者でもありました。そういった事から、アダム・ウォーロックがガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの新メンバーとなるであろう事は広く予想されており、映画では最終的にグルートの一言(ドラックスの翻訳経由)でガーディアンズをターゲットにする事をやめ、チームへの加入に至ったようです。

しかし本作のアダム・ウォーロックはそのほとんどが戦闘シーンになっており、彼の感情等が詳細に描かれなかったのは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」の残念な部分となっています。

特にハイ・エボリューショナリーに慕っていた母アイーシャを殺されたにも関わらず、怒りや悲しみを吐き出す事も、復讐の機会を与えられる事もありませんでした。

ジェームズ・ガン監督が2作目で自分で広げた風呂敷を3作目で急いで畳むことにしたのか、あるいは本来もっと多くのアダムに関するシーンを撮影したものの、ランタイムの事情によってカットされてしまったのかは不明です。

今後、別の監督、脚本家によってアダム・ウォーロックの詳細が描かれていく事に期待です。

本作をもって最後のガーディアンズとしたジェームズ・ガン監督も、「アダム・ウォーロックは今後重要になる」とも語っており、既にケヴィン・ファイギ社長と何らかのアイデアを話し合っているのかもしれません。

ファイラ

ハイ・エボリューショナリーの施設から救助した子供のひとり、ファイラが加わっています。日本語字幕でファイラと表示された彼女はコミックのフィラ・ヴェル(Phyla-Vell)またはファイラ・ヴェルのMCU版のようです。

カイ・ゼンさん演じるファイラもといフィラ・ヴェルはコミックでは初代キャプテン・マーベルことマー・ヴェルの遺伝子とエターナルズの遺伝子を組み合わせて作られた人造のクリー人女性。生物学的にも一応キャプテン・マーベルの娘という事になります。

マー・ヴェルは映画「キャプテン・マーベル」にも登場し、ウェンディ・ローソン博士としてキャロル・ダンヴァースらと接点を持っていましたが、MCUのマー・ヴェルが初代キャプテン・マーベルだったという描写はありませんでしたし、彼女とファイラが母娘であるかはかなり怪しい部分がありそうです。

また、コミックでのフィラ・ヴェルはドラックスの娘ムーンドラゴンと女性同士の恋愛関係にありますが、MCU版でのドラックスの名前がない娘はロナンに殺されたことになっています。MCUのドラックスが救助された子どもたちの中から義理の娘としてのムーンドラゴンを養っていてもおかしくはありませんが、しばらく登場のタイミングはなさそうです。

原作のフィラ・ヴェルはクエーサーを名乗ったり、キャプテン・マーベルの名前を継ぐキャラクターの一人でもあり、今後の活躍が期待される重要なキャラクターです。

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Kai Zen(@kai_zen_)がシェアした投稿

フィラ・ヴェルを演じたカイ・ゼンさんは「VOL.3に参加できて、信じられないほど感謝し、光栄に思っています!!この夢のような特別な体験をさせてくれたジェームズ・ガンとマーベルに感謝したいです。」と綴っています。

劇中ではハイ・エボリューショナリーが「完璧な人間」を作る過程でのフィラ・ヴェルに対して、一定の基準を満たしている事を評価するシーンがあったため、相応の能力を保持していると考えられますが詳細は今後の作品次第といった所でしょうか。

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Kai Zen(@kai_zen_)がシェアした投稿


ロケット、クラグリン、コスモに関しては本編と大差ないようですが、グルートはまた一段と進化を遂げています。この進化は少なからず驚異的であり、この春から展開中のコミックのガーディアンズのメインヴィランがグルートである事を考えると、MCUのグルートも今後宇宙にとって害となる存在になる可能性があるかもしれません。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は 2023年5月3日 より劇場公開中です。

sponsored link
 

-映画
-, , , ,

執筆者:

関連記事

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、豪ソニーが新たなヴェノムの映像を公開

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の新たなTVCMが公開されました。ソニー・ピクチャーズ・オーストラリアが公式Tiktok …

映画「ブレイド」にジョシュア・マイケルさんがキャスティング ─ 「アントマン&ワスプ」と接続か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブレイド」にジョシュア・マイケルさんがキャスティングされていると、海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏や海外メディア T …

映画「ローガン」と映画「デッドプール」1、2の米配信決定にヒュー・ジャックマンさんとライアン・レイノルズさんがSNSでコメント

ディズニーがFOX制作の映画「ローガン」、「デッドプール」、「デッドプール2」が現地時間22日から米ディズニープラスにて配信が始まることを急遽発表しました。この発表をうけ、ウルヴァリンを演じたヒュー・ …

パニッシャー俳優トーマス・ジェーンさんが「デッドプール&ウルヴァリン」で再演のオファーはなかったと明かす

ライオンズゲート・フィルムズ制作のマーベル映画「パニッシャー」(2004年)で主人公のパニッシャー/フランク・キャッスルを演じたトーマス・ジェーンさんが、海外メディア The Direct とのインタ …

映画「ソー:ラブ&サンダー」の後に「ソー5」や「ソー6」はある?

7月公開が迫るMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」はMCUでは初となるソロシリーズ第4弾映画となっていますが、多くのファンは「ラブ&サンダー」の内容と同じかそれ …

アガサ:オール・アロング関連記事

 アガサ:オール・アロング関連記事

アガサ:オール・アロングの関連記事一覧はこちら

X-MEN’97関連記事

エコー関連記事

◆2025年2月14日「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」
◆2025年5月5日「サンダーボルツ*」(日本はGW)
◆2025年7月25日「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」
◆2026年2月13日 タイトル未定
◆2026年5月1日「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」





管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。