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映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、グルートの最後の言葉についてガン監督が説明

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マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」に登場するグルートは様々な姿で観客を楽しませましたが、そんなグルートの最後の言葉について、ガン監督がメディアやファンの考察を認めました。

※これより先は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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ガーディアンズの面々が別れを告げていく最後のシーンで、グルートは「I love you guys.」とはじめて「I am ( We are ) groot.」意外の言葉を発し、観客を驚かせました。

このシーンについて、「グルートが言葉を喋られるようになったのでなく、観客がグルート語を理解できるようになった」説がありましたが、ジェームズ・ガン監督はこれを「ええ、それがまさに意図していたことです。」とTwitter上で認めました。

グルートはガーディアンズ1作目から登場していたキャラクターで、登場当初は既にコンビを組んでいたロケットだけがその言葉を理解していました。

その後、2作目や「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」では家族であるガーディアンズのメンバーだけが(グルート語を習ったことがあるというソーを除いて)グルートの言葉を理解していました。

「Vol.3」に入ってすぐ、2014年から来たガモーラだけがグルートの言葉を理解出来ずにいましたが、共に修羅場をくぐり抜け、グルートの言葉に対して「私もあんたと組めて良かった」と会話が成立するに至っていました。

監督はグルートの最後のセリフを普通の言葉にする事によって、ガーディアンズと観客もファミリーとして一体化し、グルートの言葉を理解できるようになった事を示す意図があったと説明。作品の世界観を越えた、観客のための高次元な演出ですが、これによってより感情的なシーンとする事に成功したようです。

次のグルートの登場作品は不明で、ずっと一緒に旅を続けている新生ガーディアンズのメンバーたちとは違い、数年間交流が途絶えてしまう我々視聴者は、グルート再登場の際には再び「アイ・アム・グルート」にしか聞こえない状態に戻ってしまうのかもしれません。

なお、予告編で見ることが出来た「We are groot!」と叫ぶシーンは映像自体はあったものの別の音声に変わっていました。(予告の1分30秒あたりから)

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映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は2023年5月3日 より劇場公開中です。

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。