「ファンタスティック・フォー」、シルバーサーファー役報道に対してデスノート俳優が「私になると思っていた」と告白

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マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー」のシルバーサーファー役について、先日、ジュリア・ガーナーさんがキャスティングされたニュースが報道されましたが、これに対して俳優でラッパーのラキース・スタンフィールドさんが失意の胸の内をあらわにしました。

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Netflix版「デスノート」でLを演じたラキース・スタンフィールドさんは自身の Instagram への投稿(現在削除済み)で「私になると思っていたけど、違ったようです」とこの件について言及。

以前にスタジオとシルバーサーファー役について何らかの話し合いをしていた事をほのめかしました。

興味深いのはジュリア・ガーナーさんが女性のシルバーサーファーであるシャラ・バルを演じるとされている点で、男性のスタンフィールドさんがこの役を演じる予定だったとは考えにくいものになっています。

コミックにおいてシルバーサーファーとは単一のキャラクターではなく、複数の人物がこの役割を担当し、男性のシルバーサーファーも多く存在しています。

マーベルがコミックから実写作品を作るにあたって性別を変更するケースはありますが、男女ともに存在するシルバーサーファーで性別変更をする理由はあまり考えられず、スタンフィールドさんの投稿が事実であれば、変更前の脚本には別の男性シルバーサーファー(おそらくシャラ・バルの恋人のノリン・ラッド?)も登場する予定だったが現状では削除されてしまっていると考えるのが自然なようです。

MCUの「ファンタスティック・フォー」で役を失ったと考えられるケースは他にも存在し、2021年の「シンデレラ」で王子を演じたニコラス・ガリツィンさんも Variety とのインタビューでスタジオとヒューマントーチ/ジョニー・ストーム役について話し合いがあった事を認めています。

しかしながら、バレンタインデーに行われたキャスト発表では、ジョセフ・クインさんがヒューマントーチを演じることが判明しました。

彼らがどういう話し合いをしてきたのか詳細は明かされておらず、削除されたと見られる役割について、今後も見守る必要がありそうです。

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「ファンタスティック・フォー」のチームメンバーは、ミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズをペドロ・パスカルさん、インビジブル・ウーマン/スー・ストームをヴァネッサ・カービーさん、ザ・シング/ベン・グリムをエボン・モス=バクラックさん、ヒューマン・トーチ/ジョニー・ストームをジョセフ・クインさんが演じる事が公式に発表されています。

「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー」は 2025年7月25日 に米国劇場にて公開予定です。