マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のペイトン・リード監督がYoutubeのSomos Geeksチャンネルとのインタビューの中で、MCU版の「ファンタスティック・フォー」に関する情報を少しだけ明かし、素晴らしいものになるだろうとコメントしました。
ペイトン・リード監督は小さい頃から好きだというファンタスティック・フォーについて「22年前、マーベルよりずっと前に、僕はファンタスティック・フォーを1年ほど開発したんです。当時、20世紀FOXはこの映画を今のように大きくしたくなかったんだ。だから、僕はファンタスティック・フォーに対する情熱をアントマン映画に注いだんだと思うんです。」と、昔叶わなかったファンタスティック・フォー実写化の情熱をアントマン3作に注いだと述べました。
さらに「僕にとっては20年というのは長い時間だし、他の人にファンタスティック・フォーをやってもらいたいんです。マット・シャクマンが・・・マットが・・・ここだけの話、ファンタスティック・フォーの初期アートワークを見たんです、マーベルのオフィスで色々見たけど、素晴らしいものになりそうだよ。」と、アートの一部が完成している事を明かしました。
「ファンタスティック・フォー」に関する情報はこれまでほとんどなく、制作の進行がどうなっているかも不明でしたが、今回のリード監督のインタビューからは順調に進んでいる様子である事が垣間見えました。
アートがあるという事は、そのアートは既に俳優の顔が投影されている可能性が高いですが、今回リード監督がキャストに触れる事はありませんでした。映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場したファンタスティック・フォーのミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズはジョン・クラシンスキーさんが演じていましたが、それはメインの舞台となっているEarth-616ではなく、マルチバースであるEarth-838のファンタスティック・フォーでした。
本作がどのようなキャスト陣で、どのような内容になっていくかは、まだしばらくはお預けとなりそうです。
映画「ファンタスティック・フォー」は 2025年2月14日 米国にて劇場公開予定です。