マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の世界興行収入が5億ドルを突破した事が報じられました。2週間前には公開終了までにギリギリ到達する見込みとされていましが、その予想よりも少しペースを上げた結果になったようです。
Global #BoxOffice UPDATE:#JurassicWorldRebirth – $337.9M dom/$517.3M intl/$855.2M ww#F1TheMovie – $187.8M/$425.2M/$613M#Superman – $351M/$259.7M/$610.7M#FantasticFour – $264.6M/$240.5M/$505.1M#Weapons – $132.4M/$100M/$232.4M
— Gitesh Pandya (TikTok @gitesh.pandya) (@GiteshPandya) August 31, 2025
「ファーストステップ」は先週末の成績を加えて5億500万ドルに到達。同時期に公開され、原作コミックとしてもライバル社の関係にある「スーパーマン」は6億ドルを突破しており、こちらの勝敗は決したと見られています。
本作は制作費が2億ドル程度とされており、これにプロモーション費用などのもろもろを考慮して、5億ドルという結果は損益分岐点とされていました。これにより黒字化は確実視されていますが、スタジオの幹部やディズニーは「デッドプール&ウルヴァリン」のような大ヒットを期待していたと業界アナリストたちは分析しており、この結果に満足しているとは言い切れないと指摘しています。
そうはいっても今年公開された「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」や「サンダーボルツ*」に比べて遥かに好成績であるのは確実で、来年のスパイダーマンやアベンジャーズ最新作に対して上向きに転換した事は良かったと言えるでしょう。
そしてこの「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」が 9月末 から有料デジタル販売されるとも。この情報は映画のデジタルリリースに関する情報を提供するアカウントからのものですが、今回の投稿は文章と画像が一致しておらず、どちらかが誤っている可能性があることには注意が必要です。
ただし、直近のMCU映画である「サンダーボルツ*」が 5月2日 の劇場公開に対して、デジタル販売が 7月1日 だったため、7月25に公開された「ファーストステップ」が 9月末 に販売される事は予想の範囲内でもあります。なお、ディズニープラス配信日に関しても「サンダーボルツ*」と同様であれば 2025年11月19日 が最新の予想日となっています。
映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。
映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 より劇場公開中です。