マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」の撮影が5月から始まると、海外メディア Midgard Times が報じました。現在プリプロダクションの段階にある本作に出演するライアン・レイノルズさんやヒュー・ジャックマンさんは、最近も撮影のためのトレーニングの様子などを公開していました。
記事によると、「デッドプール3」は2023年5月22日に英国ロンドンのパインウッドスタジオで撮影を開始する予定との事。ここは、マーベル・スタジオやディズニー映画のほとんどのタイトルを撮影するおなじみの場所でもあります。セカンドユニットの撮影は、カナダのブリティッシュ コロンビア州バンクーバーでも行われるとの事ですが、日付はまだ明らかにされていません。撮影は10月頃に終了する予定。
先日は主演のライアン・レイノルズさんが新キャストとしてエマ・コリンさんが本作に参加する事を発表、詳しい役割については分かっていません。
その他キャスティング関連の話題としては、レスリー・アガムズさんのリターンが示唆されている他、ドミノ役のザジー・ビーツさんが「何も聞かされていない」との発言から「何も話せない、そのうち分かると思います」とトーンを変換しています。
ヒロインのヴァネッサを演じていたモリーナ・バッカリンさんは2022年9月のインタビューで「まったくわからない」としつつも「復帰できれば素晴らしい」とコメント。
デップーと同じFOXのX-MEN映画シリーズやMCUの映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアを演じたパトリック・スチュワートさんはスケジュールを空けている事を示唆。
また、ソーを演じるクリス・ヘムズワースさんが「デッドプール3」にカメオ出演したいとも明かし、「デッドプール3」の脚本家も実現すればクールだと語っていました。
他には2作目からシャッタースターの再登場や、X-MEN旧シリーズからアンナ・パキンさん演じるローグのリターン、幻に終わったチャニング・テイタムさんのガンビットが登場するとの噂がある他、ドラマ「ロキ」からロキとメビウスが登場するとも言われています。
ショーン・レヴィ監督は本作が「デッドプールらしいハードコアな作品になる」と予告し、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はR指定が維持されている事を今月のインタビューで語っています。
FOXのX-MENユニバースとMCUを直接結ぶ最初の作品として設定されているため、高い注目を浴びている本作。本作でもタイムトラベルが行われるようで、ウルヴァリンやプロフェッサーXは映画「ローガン」の結末を無視しての行動が可能なようです。しかしこの事は「ローガン」のキャラクターが「デッドプール3」に登場する可能性を低下させる事に繋がり、MCUでの再演を希望しているX-23/ローラ役のダフネ・キーンさんは(マルチバースを上手く利用しない限り)戻ってこれないかもしれません。
映画「デッドプール3」は 2024年11月8日 米国で劇場公開予定です。
ソース:‘Deadpool 3’ Filming Details – Schedule and Locations Revealed [Exclusive]