マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるブラッド・ウィンダーバウムさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューでスパイダーマンに関する誤解について言及しました。
先日の EW とのインタビューで「スパイダーマンの制作チームと連携し、世界観が繋がっている」と語っていたウィンダーバウムさん。
しかし、この事はメディアの伝え方や読み手の受け取り方によって様々な誤解を生じ、場合によっては「ボーン・アゲイン」シーズン2にスパイダーマンが登場するという形にまで話が変貌するケースも発生していました。
新しいインタビューでウィンダーバウムさんは前回の発言を補足し、誤解のないように注意を促しました。
制作は全て順調に進んでいると思います。「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2は「スパイダーマン:ブランニューデイ」の前に公開されますが、先ほども言ったように、そこには一貫性があります。彼らは世界の一部ではありますが、物語の大きな繋がりにはあまり期待しすぎないようにお願いします。
期待に胸を膨らませていた人たちには残念な発言かもしれませんが、あらためて釘を刺す形となりました。
両作品は公開順などを考慮した構成になっていると予想され、「ボーン・アゲイン」シーズン1と「サンダーボルツ*」のような、互いの物語を無視して進行するような問題は改善されると見られています。
「ボーン・アゲイン」シーズン2はスパイダーマン以外にも、パニッシャーのスピンオフドラマを通じて一貫性のある物語が展開する事が期待されています。また、パニッシャーはその後に「スパイダーマン:ブランニューデイ」に登場する予定です。
このスペシャルプレゼンテーションドラマは2026年配信である事が発表されており、年始になるのではとも噂されていました。
今回のコミコンでは「ボーン・アゲイン」S2のティザー映像が公開されたにも関わらず、「パニッシャー」の情報がなかった事を考えると、スケジュールに何らかの変更があったのかもしれません。
「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。
シーズン2ではクリステン・リッターさんが演じるジェシカ・ジョーンズの再登場が正式に発表されました。
ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。そして、シーズン3の撮影が2026年開始、2027年配信予定である事が発表されました。