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ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の監督陣が作り直し前のオープニング内容を明かす

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マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の監督チーム(ジャスティン・ベンソンさん、アーロン・ムーアヘッドさん、マイケル・クエスタさん、ジェフリー・ナックマノフさん、デヴィッド・ボイドさん)が海外メディアとの対談で、削除されたオープニングシーンについて語りました。

当初、画面外で死亡した状態で始まる予定だった「デアデビル:ボーン・アゲイン」のオープニングでしたが、やはりフォギーの死を描くべきだと判断され、配信されたバージョンに仕上がっています。

フォギーの死について、どうやって死ぬのか、最期の瞬間に何が起こるのか、たくさん話し合ったとしつつ、「エルデンを見ながら、『フォギーを殺す権利は一体何なんだ?』と考え始めたんです。」とムーアヘッド監督は語っています。

「でも、エルデンは、私たちがそれを真剣に受け止め、ただショッキングなことを意図しただけではないという条件で、許可をくれました。もしそれが共感を呼び、マットが番組の残りの部分で行った行動の理由であるなら、許可は得られるでしょう。」

フォギーの死がマットの物語でとても重要かつ必要な展開だと認められ、今のバージョンに至ったと説明しました。

そして、フォギーは死んでいないと噂される1話のイースターエッグについて質問されたムーアヘッド監督は次のように答えています。

鋭い目を持つ天才たちよ、この説は聞いたことがあります。教えてあげたいところですが、もし他のことを言ったらマーベルに批判されてしまうでしょう。だけど、デアデビルがストリートレベルのスーパーヒーローであることの本当に素晴らしい点は、MCU内でありながら、超自然現象がこのユニバースとあまり関わりを持たないことです。そのため、パンチはより痛く、血はより強く、傷つくことはより強く、死ぬことは多くの場合、実際に死ぬことを意味するなど、より強い結末を迎えることが多いという事です。だが、私が言えるのはそれだけです。

ムーアヘッド監督が携わってきた「ロキ」や「ムーンナイト」に比べ、デアデビルはスーパーナチュラルとは無縁の世界観で描かれているため、死は実際に死である事が多いと強調しました。

そして、当初、オープニングはデアデビルの衣裳を来たマット・マードックがマスクを外して信じられないほど悲しそうに泣き、マスクを落とす、それだけが全てのシンプルなシーンだったとムーアヘッド監督は言います。そしてナックマノフ監督が「それは水辺でした。」と補足し、凍えるほど寒かったと振り返りました。

フォギーの死体すら映さない状態でマットがデアデビルにならない事の説明をする予定でしたが、結局はここを丸々1話使って描くことに変更したと監督らは明かしました。

また、ヴァネッサの不倫相手のアダムが当初はキングピンのボディガード役だったとも。

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ベンソン監督はアダム役のルー・テイラー・プッチさんが2005年の映画「サムサッカー」でヴィンセント・ドノフリオさんと親子役を演じていた事から起用したと明かしています。

6話のフィスクとアダムの対決シーンの前にはドノフリオさんは「ルー、きっとうまくいくよ。これからこうなる。ストレスを溜め込まないでほしい。」とプッチさんを落ち着かせていたという監督は、二人の間には実際に(父と息子の)関係があるんだと気づいて不思議な感じがしたと語りました。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:THR

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。