マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の最終話に隠されたスパイダーマンのイースターエッグについて、制作側が認めたと話題になっています。
シーズン1の最終話の40分過ぎ、マット・マードックとカレン・ペイジが埠頭近くで会話をしている最中のBGMがスパイダーマンのテーマ曲のアレンジになっているのではないかとSNS上で指摘されました。
Ok am I just delusional or is that the MCU Spider-Man leitmotif right before Matt says that he needs an army pic.twitter.com/3iHwrW3v5R
— Jack (-_•) (@captaincupkicks) April 16, 2025
このシーンで流れている曲の一部、カレンが「どこから始める?」と聞いてマットが「同志を集める」と答えるあたりの部分が、MCUのスパイダーマンのテーマ曲に似ている気がするとクリップ付きで投稿。マイケル・ジアッキーノさんの曲のアレンジバージョンがBGMに含まれていると、ファンは注目しました。
この投稿に対して、「デアデビル:ボーン・アゲイン」のサウンドトラック Vol.2 に含まれるこの曲「Survive」の作曲を担当したザ・ニュートン・ブラザーズの公式SNSはこの投稿をシェアし、手を挙げる絵文字を利用してこの指摘を認め、偶然似たのではなく意図的に取り入れた事をほのめかしました。
しかしながらこの絵文字の投稿は数時間で削除されました。
「デアデビル:ボーン・アゲイン」ではスパイダーマンの登場が期待されていましたが、以前から分かっているようにソニー・ピクチャーズとの権利問題の影響が大きく、実現する事はありませんでした。
それでも劇中でフィスクが「クモを真似たモノ」の存在を指摘し、今回指摘されたようなBGMでの言及があった事は、マーベル側はクロスオーバーを実現させたいと考え続けている姿勢の現れでもあるようです。
以前にはケヴィン・ファイギ社長がくじけずにソニーと交渉中だとも報じられていましたが、実現を祈ってファンは辛抱強く待ち続けるしかありません。
ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。