マーベルのネタバレ王の二つ名を持つハルク/ブルース・バナー役のマーク・ラファロさんが、次に出演するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画をうっかり話してしまったと、海外メディア Variety が報じました。それによると、ハルクの次の登場作品は 2025年公開予定の「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」になるようです。
動画の終わりごろ、サンタバーバラ国際映画祭に出席したマーク・ラファロさんはインタビューの中で司会者から「あなたが2025年のキャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールドに出演するとも聞いていますが・・・」と話題をふられると、笑顔で「ええ、素晴らしい作品になるでしょう」と出演をあっさりと認めてしまいました。
スクーパーたちは「キャプテン・アメリカ」最新作でのハルクやシーハルクの出番は見送られたとも報じていましたが、昨年後半にストライキが終わってからの脚本の書き直しと再撮影で、ハルクの再登場が再び検討されているのでしょうか?
また、この発言から少し前の部分でハルクのソロ映画の現状について言及。
ファイギ社長から「ハルクのソロ映画を作るとしたらどうする?」と質問された事を明かし、その時のやり取りについて次のように語りました。
僕は『彼を怒れる狂人から統合されたキャラクターにしたい』と言いました。
するとファイギは「じゃあ、4本の映画を通してそうしていこう。その代わり、ソロ映画はなしだ」と言ったんです。
そして観客のリアクションを感じて、「がっかりさせてしまって申し訳ないんですが、現時点では実現しそうにありません。」とソロ映画の可能性が極めて低くなっている事を説明しました。
2023年末にはハルクのソロ映画に関する話題や、それに連なる部分として「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の結末の一部なども報じられていましたが、現状はゴーサインが出ていないようです。
噂のソロ映画の原作にあたる「ワールド・ウォー・ハルク」はハルクの怒りがアベンジャーズたちヒーローに向く事で起こるイベントであり、マーク・ラファロさんが望んだ「統合されたキャラクター」とは逆の位置にいるハルクとも言えます。
ファイギ社長は代替案として4本の映画にハルクを登場させる計画があるようで、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」におそらく「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」が加わり、少なくともあと1本の映画で新しいハルクの物語を作り上げていくようです。
映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、米国にて劇場公開予定です。