マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブレイド」でヴィランのリリスを演じるとされているミア・ゴスさんが、最新のインタビューで中止された脚本と、制作の現状について言及しました。
制作発表を行って既に6年が経過している「ブレイド」は開発が難航し、何度も公開延期を繰り返してきましたが、2024年の秋にディズニーはカレンダーからこの映画を削除。無期延期の状態となりました。
この直前まで開発されていた「ブレイド」は「1920年代を舞台にしたヴァンパイア時代劇」だったとされており、これについてヴィランのリリスを演じる予定のミア・ゴスさんが本作の現状や、中止された脚本について語っています。
[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-blade-period-vampire-project-in-1920s/”]「どういう状況なのか、私にはさっぱり分かりません。でも、彼らはこの映画を完成させたいと思っていると思います。彼らにとってとても重要な映画なので、時間をかけているんです。私には本当に何も情報がありません。なぜこんなに時間がかかったのか、分かりません。どうなるか見守りましょう。」
当初の計画について質問されたゴスさんは「ええ、私が一番関与したのは…オーディションを受けたことです。アトランタに飛んで、マハーシャラと私の相性テストをしました。衣装合わせとウィッグ合わせもしました。この先の展開にとてもワクワクしていました。とてもクールでした」とコメント。
「マハーシャラはとても興味深い解釈をしていました。素晴らしかったです。でも、残念ながらそこからはうまくいかなくなってしまったんです。」 と付け加えました。
マーベル映画への出演は無期延期されているミア・ゴスさんですが、「デッドプール&ウルヴァリン」のショーン・レヴィ監督が手掛ける「スター・ウォーズ スターファイター」でディズニーとの関係は継続。
このオーディションを振り返り、「あれはZoomで何回かやりました。ショーンがいて、ゴスリングはいませんでした。」と明かし、「子供の頃、父と一緒にジョージ・ルーカスの映画を観ました。特にあの作品は、私にとって特別な思い出です。どんな作品になるのか全く想像もつきませんでしたが、今は本当に素晴らしい時間を過ごしています。ショーンには、今まで出会ったことのないエネルギーがあります。彼はエネルギッシュで、それがセット全体に波及していくんです。彼はとても興奮していて、刺激的です。それが伝染していくんです。周りの人たちもその刺激を受けます。本当に素晴らしい経験です。」とシリーズ最新作の制作について語りました。
「ブレイド」は公開日を失ったことから、早くとも映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の後になると見られていますが、ミア・ゴスさんは以前にも「延期は良いこと」としてコメントし、映画は必ず完成すると信じていました。
[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-blade-mia-goth-comments-on-delay/”]「ブレイド」の紆余曲折については1年ほど前の記事にある程度まとめてありますので、気になる方はご参照ください。
