まべそく

マーベル速報。MARVEL関連の情報をまとめております

映画

映画「ブラックウィドウ」、脚本家がタスクマスターの正体について説明 ─ 俳優は再演に意欲

投稿日:

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれております。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」の脚本をつとめたエリック・ピアソンさんが、今作で明かされたブダペストの事件とタスクマスターについて、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で説明しました。

※この記事は映画「ブラックウィドウ」の内容に関するネタバレを含んでいます。作品を視聴した上で御覧ください。

ピアソンさんは「ブダペストで何があったのか詳細には描いていません。しかしこのシーンはナターシャとドレイコフの娘にとって重要なものとなりました。私達がやりたかった、ナターシャの過去です。」とブダペストが今回のキーになっている事を説明しました。

また、タスクマスターがコミックと大きく異る点について以下のように述べました。

以前のドラフトでは、正体は(コミック通りの)トニー・マスターズだったのですが、彼はこの物語には当てはまりませんでした。一方で、「ドレイコフの娘はどうなったのか」という謎もありました。ナターシャ・ロマノフの物語は常に地に足がついたものになりますが、それでもマーベルの面白さ、ファンタスティックさを求めているような気がしてなりませんでした。レッドルームという施設では、常にマインドコントロールや人間の脳を再構築してコントロールするというアイデアがあります。愛する人に事故が起きて、その人の心を再構築する技術を使って、何か新しいものを見つけたり、心を再構築する際にフォトグラフィック・リフレックス能力を見つけたりするというアイデアは、地に足のついたスパイスリラーものにマーベルコミックを加えるのに適していると感じました。

「ブラックウィドウ」は総じて高い評価を獲得していますが、コミックファンにとってタスクマスターの変更はなかなか大きな問題となっています。

タスクマスターはコミックでも高い人気のヴィラン/ヒーローであり、単独コミックシリーズをもち、邦訳本も出版されています。また、同じく傭兵を生業とするデッドプールとは因縁の関係で、争ったり時にはコンビを組んだりする事もありました。

ファンの中には今作のタスクマスターは「アイアンマン3」のマンダリンのように、いずれ本物が登場するのではないかと提唱する人たちも増えて来ています。

そんな中、今作のタスクマスター、ドレイコフの娘アントニアを演じたオルガ・キュリレンコさんは、 Esquire とのインタビューで、タスクマスターのMCUでの未来について「それはスタジオが決めることです。彼らが望むことは何でもできます。そうでしょ?彼らは彼女を登場させたり、消したりすることができるから、私には分からないんです。」と回答しています。

また、「私にとっては、あのキャラクターを演じることはとても楽しいことでした。背景となるストーリーがたくさんありましたが、今回の映画ではストーリーが別の方向に進んでしまったので、すべてを見せる時間はありませんでした。でも、もちろん、発展させることができるものがたくさんあります。」とバックストーリーがたくさん用意されていた事を明かしました。さらに再演の機会があればどうするか聞かれたキュリレンコさんは「それはとてもクールなことです。ぜひまた演じたいわ。」と意欲を示しました。

タスクマスターの再登場は充分ありえる結末の「ブラックウィドウ」でしたが、現状では「この作品で再登場する」といった噂も耳にすることはありません。アントニアの未来はどうなるのか、ファンが想像する真なるタスクマスターは存在するのか、今後のMCUに注目です。

映画「ブラックウィドウ」は劇場公開中 & ディズニープラス・プレミアアクセス配信中です。

sponsored link
 

ソース:Black Widow Writer Eric Pearson on Budapest, Taskmaster, and Post-Credits Scene (Exclusive)

-映画
-, , ,

執筆者:

関連記事

ジョン・ワッツ監督が「スパイーダマン:ワーク・フロム・ホーム」の写真を投稿

MCUの映画「スパイダーマン:ホームカミング」「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」でメガホンを取ったジョン・ワッツ監督が、自身のInstagram上に写真を投稿しました。 世界的な広がりをみせる …

【ネタバレ注意】映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式タイアッププロモーションが噂を直撃

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に関する様々な噂が飛び交う中で、インドネシア最大の銀行であるマンディリ銀行と本作のタイアップ・プロモーション …

イマン・ヴェラーニさんが「ミズ・マーベル」S2に登場させたいヴィランを明かす

マーベル・スタジオ制作の映画「マーベルズ」に出演しているイマン・ヴェラーニさんが、主演を務めるドラマ「ミズ・マーベル」の次のシーズンで登場させたいヴィランについて、海外メディア The Direct …

映画「シャン・チー」主演のシム・リウさん、公開延期を受けてSNSでコメント

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」と「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス」の公開延期の発表を受け、シャン・チーを演じるシム・リウさんが …

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」、メイン9人のキャラクターポスターが公開

来月公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」より、チームとなるメインキャラクター9人それぞれのポスターが公開されました。本 …

PREV
キャプテン・アメリカ対レッドガーディアンは実際にあったのか?「ブラックウィドウ」監督が解説
NEXT
ドラマ「ロキ」のアスガルドソング「Very Full」が米ビルボード10位にチャートイン

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

アガサ:オール・アロング関連記事

 アガサ:オール・アロング関連記事

アガサ:オール・アロングの関連記事一覧はこちら

X-MEN’97関連記事

エコー関連記事

◆2024年7月26日「デッドプール&ウルヴァリン」
◆2024年11月1日 SSU「ヴェノム:ザ・ラスト・ダンス」(米10月25日予定)
◆2024年12月13日 SSU「クレイヴン・ザ・ハンター」(日米同時公開)
◆2025年2月14日「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」
◆2025年5月5日「サンダーボルツ*」(日本はGW)





管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。