マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」が、イギリス王室の領地内で撮影する事が先日報じられましたが、ここをコミックに登場する国家ジェノーシャに見立てて撮影されると新たに報道されました。
海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏はウィンザー城の記事と写真を引用し、「ジェノーシャ」と一言そえて投稿。
Genosha https://t.co/TmpIwuiDCQ
— Alex P. (@AlexFromCC) June 23, 2025
コミックに登場する架空の国家ジェノーシャとしてここが使用される事を報告しました。
ジェノーシャはミュータントを奴隷として利用する国でしたが、マグニートーがここを奪い取りミュータントの楽園へと生まれ変わりました。ここには地球上のほとんど全てのミュータントが差別から逃げるために集まり、暮らしていましたが、ここをセンチネルに襲撃されミュータントたちは虐殺。地球のミュータントは94%も減少する事になりました。
この原作のエピソードをもとにした話はアニメ「X-MEN’97」シーズン1の第7話でも描かれています。
スクーパーの MTTSH 氏は以前に「ウィンザー城はマグニートーの居城となるようだ」と報告しており、両者の主張は概ね一致。また、撮影の早い段階でセンチネルの残骸と見られるセットも目撃されており、原作と似たようなエピソードが展開されると予想されます。
ただし、「ドゥームズデイ」でセンチネルをけしかけるのはドクター・ドゥームになると予想されています。なお、「X-MEN’97」ではセンチネルの開発者であるボリバル・トラスクが、コミックでは(デッドプール&ウルヴァリンにも登場した)カサンドラ・ノヴァがトラスク3世を操ってセンチネルをけしかけました。
「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。
公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。
また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。
映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。