マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アーマー・ウォーズ」について、海外メディア The Cosmic Circus が新たなレポートを提供しています。それによると、主人公であるウォーマシン/ジェームズ・ローズが何と戦うことになるのかが明らかになったようです。
※これより先は「アーマー・ウォーズ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。
TCCによると、本作が映画「ファンタスティック・フォー」の次の公開作品として2025年7月25日にリリースされる予定と言います。
ただし公開日については、現在米国で行われているWGAストライキの影響次第な所があり、延期の可能性は十分にあるとしつつも、「ファンタスティック・フォー」の次になる事は変わらないだろうと伝えています。
そして、同名コミックの実写化となる本作ですが、その内容は大きく異なるとも言います。
MCU版では元々S.H.I.E.L.D.の下部組織だったD.O.D.C.(ダメージコントロール)が非常に重要なグループになるとの事で、トニー・スタークの死後はこのD.O.D.C.がアベンジャーズのテクノロジーなどを管理・保管していたものの、その使命と焦点が変化しつつあると指摘します。
米国政府は近年のヒーロー、ヴィランを問わない強化人間の急増に怯え、潜在的な脅威を封じ込める方向へとかじを切っているとし、これには「シークレット・インベージョン」の物語も絡んでくると言います。
不測の事態に備えた計画が立てられ、その結果、アイアンマン・アーマーの亜種を身にまとった複数の個人からなる「アイアン・アーミー」が結成されるとし、しかし、これらの計画は映画の敵役たちによって乗っ取られ、アーミーを抑え込むためにウォーマシンが出動する事になると記事は説明しています。
また、現在アイアンマンのテクノロジーを所有している国防総省がこれに絡み、国防総省の裏で糸を引いているのはMCUでCIA長官になっているコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌだと言います。
ヴァルは「サンダーボルツ」での不運な展開の後、彼女と彼女の計画について「アーマー・ウォーズ」でより詳しく描かれるようです。
そしてヴァルは「アイアンマン2」に登場したジャスティン・ハマーを雇い、チームの強化を図るとの事。これは「アイアンマン2」の序盤でトニー・スタークが各国のアーマー兵器開発の現状について「ハマーの会社なら後20年はかかる」と言った事へのコールバックになっているようです。
そしてトニー・スタークの遺産の大きな一つであるウルトロンの再登場について、今後のプロジェクトでの再登場が検討されているものの、「アーマー・ウォーズ」になるかどうかは決定していないと伝えています。
以上が今回報告された内容です。
現在、ローディ以外の登場ヒーローについては不明ですが、バックアップ要員としてアイアンハート/リリ・ウィリアムズの登場が期待されています。また、トニーの遺産の一つとしてハルクバスターの再登場も考えられそうです。
気になる「アーマー・ウォーズ」の展開ですが、その前にローディは「シークレット・インベージョン」でスクラルに変わられている事が示唆されており、本物のローディがどうなっているのか、どのようにして戻ってくるかについて、まずは「シークレット・インベージョン」を見届ける必要があるようです。
映画「アーマー・ウォーズ」の公開日は不明です。
ソース:Exclusive: Armor Wars’ Place in the MCU Slate, Justin Hammer, and an Army of Iron Men